思い出ばなし・和子の幼い頃の闘病生活-6

 

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      《女医さんの患者さんは???》

義理のお兄さんの従姉妹が開業して居る患者さんで、もう大分高齢だったとか

和子のカリエスは発病当時は、歩くのも困難な位の激痛で病んでる場所は晴れて居ますが、一時期を過ぎると痛みは多少収まると言った感じでした。

 

この女医さんの所に見えた患者さんも、その痛い足を引きずりながら大阪に

嫁いでいる娘さんの所に出掛け、娘さんに「足が痛くって困るのよ~」と

話すと、娘さんはびっくりして「じゃ~病院に連れて行って上げる」と言って

大阪の市大病院に・・・・

この患者さんは高齢者さんで、(大して痛くも無いし~?)って感じで

女医さんの所で痛み止めを頂いて飲んで居たのかも?

 

大阪の市立大学の先生は、この患者さんを診察して酷く進行して居るのに

驚いて・・・「大分進行して居るから、即入院して手術を・・・」と

勧められたそうです。

 

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この患者さんは、「唯、娘の所に来ただけで入院だの手術だのと言われても

何の支度もして無いし・・・一旦、自宅に帰って出直して来ます」と

断ったそうですが・・・先生は・・・

「家に帰ったら直ぐには来ないから手術をした足で帰らせて上げるから

自宅まで何時間掛かりますか?」と・・・


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患者さんは突然に降って湧いた様なお話しで途方に暮れたそうですが、

「大阪から滋賀県まで電車で2時間・そこからバスに乗って・・・」と

しっかり時間に余裕を持って「数時間掛かる」と・・・

その間はしっかり歩いて帰れるから・・・とその場で手術をして帰って来られ

その後は元気にされて居るから・・・と和子に女医さんは進めて下さいました

 

今から60年も昔のお話しで、そんな手術をした足で3時間程掛かって

本当に帰ったのかな?何か夢物語の様な現実ばなし・・・((^▽^笑) )

【若返り 席をゆずられ ムダを知り(シルバー川柳)】