和子はグループでする仕事より自分一人で出来る仕事がしたいと思って居たので
靴下の先かがりのお仕事は和子に取っては最高のお仕事でした。
でも~特殊な機械を入れて遣るので先ずはパパに了解を得なくてはいけない
それより何よりやり方を教えて貰わなくてはいけないので304号室の
伺って教えて貰うのですが、彼女も所詮、内職だから・・・必死には教えて
呉れない・・・そんな時に17号棟でお婆ちゃんとオバサンと2人暮らしで
その靴下の内職で生計を立てて居ると言うお話しを聞いて教えて貰え無いか
伺った所、「生活が掛かって居るから教える暇は無い」と断られ・・・
和子の足元にも及びませんでした。
偶々伺ってる時に会社のオバサンが材料を届けに来て「機械を届けるから最初は
練習で、日に100円でも良いから教えるから遣って見て下さい」と言われ
取っても人当たりの良さそうなオバチャンでした。早速パパに了解を得て
北側の3畳の板の間に設置して貰って・・・マジで一日に一足出来た~~~
って言う感じでした。其れで徐々に上達して00電子の内職は月に3000円?
5000円位の収入だったけど・・・リンキングでは月に12,000円位稼ぎ
1/3はパパの小遣いと後1/3は和子の小遣い、残りの1/3はまこ君と
こうちゃんに半分づつ貯金して頑張りました。当時未だまこ君は幼稚園に
行く前だったかな?((^▽^笑) )
【朝寒に 喝を入れたる 万歩計(シルバー川柳)】