従兄妹の女房・・・

従兄妹は元々田舎生まれで、「結婚をする時は田舎の女性が良い」と言って

神保のオバサン(和子の従姉妹)の所に行って「和子の姉を・・・」と

希望したそうですが、和子の姉は「東京へは行きたくない」と断り

神保のオバサンの娘(雅ちゃん仮)と結婚したそうです・

 

神保のオバサンは和子の母の兄貴(長男)の娘で学校の校長先生と結婚し

オバサンも学校の先生でした。勿論明治の時代のオバサンご夫婦で教師を

勤めながら子育ては大変だった様ですし・・・聞く所に依ると雅ちゃん(仮)は

結婚式を挙げる前、すなわち今で言う「出来ちゃった結婚」で当時は、まして

学校の校長先生が婚前交渉等、飛んでも無いし・・・当時は堕胎も出来ず、

暫くは校長先生のご両親が雅ちゃんを預かり、隠して居たとか?

 

その様な環境の中で生まれ育った神保のオバサンの子供さんは娘が2人と

息子さんの3人姉弟で、雅ちゃん(仮)はお母さんと取っても仲が悪かったし・・・

神保のオバサンが東京に来ると母親の悪口ばかリ・・・

彼女も結婚をする前は彦根の母の実家に借り住まいをして大津の家政学校の

教師を・・・又従兄妹は幼くして両親を亡くし父親の実家に預けられて

育った人だから学問は無く、義務教育を終えて東京へ・・・

その様な環境の2人の結婚、年中夫で有りながら女房の尻に敷かれて・・・

雅ちゃんは洋服屋の社長夫人で居たいけど~お店の事は全てノータッチ・・・

お店で働く前田君たちのもお昼のお茶も入れない?

そんな感じの従兄妹の女房・雅ちゃんでした。

 

【早送り したい女房の 愚痴小言(シルバー川柳)】