部落民

母のお友達で樋田のおさきさんと言うオバサンが居ますが、
このおさきさんの末娘に洋子と言う娘が居て和子より一歳年下でした。
この洋子さんがヨツ〜(部落民・後の新平民)と同姓をし子供を
身ごもったと言う話しを聞きました。
当時、正田美智子さまが皇族に嫁がれ部落民の民族も新平民と成り
平等に・・・でも〜田舎では昔の風習は中々消えず、「ヨツ〜」と言って
軽蔑しました。洋子さんにも兄姉が大勢いて、長男は洋子さんと
縁を切ったとか?おさきさんも母と同様年老いてからの末娘で
可愛く愛おしかったろうに・・・
母から「おさきさんねの洋子はあにやんに縁を切られて,
もう帰って来たくても帰って来れないんだよ〜?」って聞いた時は・・・
(若し洋一と結婚すると言い親子の縁を切られたらやっぱり寂しい
母もきっと日夜、泣きながらの日々を過ごすのだろうな?)って思うと
やっぱり和子には其れは出来ない!
和子は両親や兄姉から祝福されて出来たら結婚をしたい
万々歳と迄言われなくっても「かーこが行きたいと言うなら行けば〜?」
でも構わない。田舎で山や田畑で働くのは絶対に嫌だ〜〜〜