和子のこぼれ話-135 〜初めての兄姉旅行〜

長男も結婚して北浦和にアパートを借りて新所帯を・・・
我が家では親子3人の生活が始まった。新子安のアパートで一人暮らしを
して居る時は詰らない事で心配をしたけど、もう此れからはお嫁さんが
居るから安心!!親子3人の生活が始まって一年ほどしてから・・・
田舎では村で旅行に行くと兄姉が其々にお土産を買って来て配るとか?
兄ちゃんが山林組合に勤めて居て、社員旅行で何処かへ行って、お土産を
買って来て君子の家に届けたそうです。「ま〜偶にはお茶でも飲んで行き〜」
とお茶を出して君子がもてなしをすると、偶々傍に読売旅行社のチラシが
有って〜兄ちゃんが「君子〜偶には兄妹で旅行しようか?」って話しに
成ったとか?何年か前に姉ちゃんが癌で死にそうになった時に「姉妹で
旅行しよう〜?」と計画したけど、実現出来ず、偶々傍に有ったチラシを見て
「君子〜偶には兄妹で旅行しようか?」って言った言葉が現実に成り
6月に兄姉10人(内8人)で北海道に旅行した。欠けた2人は仕事が休めず
夫と姉ちゃんの旦那さん、義理兄さんは体調を崩して・・・
実の兄妹の5人は全員参加で・・・和子は前の日に田舎に帰って実家から
送迎バスで関西空港へ・・・その時、折角持って帰ったカメラを忘れて・・・
誰もカメラを持たず、「写るんです」のカメラを買って・・・
楽しい北海道旅行でした。今度は「別府に行こう〜」と???実現は???

和子のこぼれ話-134 〜3姉妹の締め出し騒動〜

大変だった結婚式も無事に終わり、我が家で夕食を食べてロイヤルへ
送って行って、やっと一息、明日は多少お寝坊をしても・・・
朝、ゆっくりして居たらホテルの兄ちゃんから電話が掛って来て迎えを・・・
昨晩は最高の良いお天気で、68階の客室からは東京湾がクッキリ見えて
最高だったとか?ホテルに迎えに行くと・・・兄ちゃんは「かー子今まで
末娘で(大した事無い)と思ってお前を馬鹿にして居たけど〜夕べは最高の
死に土産が出来た。今回はかー子様々で、こんな立派まホテルに泊めて貰った」
と大喜びでした。


夕べは兄貴夫婦が泊った部屋はお風呂場に大きな円形の窓が付いてて
立派な部屋だった。兄ちゃんと姉2人が泊って兄ちゃんがお風呂に入って
居る間に、姉ちゃんと君子と2人で「兄貴達の部屋を見に行こう」と鍵も
持たずに・・・新婚用の立派なお部屋を覗いで自分たちの部屋に戻ったら
オートロックが掛っちゃって・・・姉ちゃんと君子は「どうしょう?」って
アタフタして居る所へ姉さん(兄嫁)も「あんたらどうしたの?」って
出て来て3姉妹で締め出しを食ちゃって・・・廊下でアタフタして居たら
兄ちゃんと兄貴が其々の部屋から出て来て無事に落ち着いたと・・・
「あれだけ『オートロックだから気を付けて〜』って言って置いたのに〜
その後兄姉7人で中華街に行って昼食を食べて新幹線でご帰宅
中々出来なかった兄姉旅行も息子の結婚式のお陰で真似事ながら出来た。

和子のこぼれ話-133 〜いよいよ結婚式〜

結婚式当日、長男からサークルの仲間のお話しを良く聞き、当日お祝いに
来て呉れた長男夫婦のお友達はお互いに何と無く、以前から
知り合いだった様な錯覚を起こす程だった。又お友達は勿論、田舎の
兄貴までが、次男と間違えて〜長男に「今日はお兄ちゃんおめでとう〜」と
挨拶をして「実は僕が誠です」と言ったり〜又次男はサークルのお友達に
間違えられて「あの〜実は僕は弟です」と・・・大爆笑だったとか?
一方和子も秋山の兄妹に君子と間違えられちゃって・・・「和子さんお姉さんと
そっくりね?」って 


無事に滞りなく、心配をして居た夫のご挨拶も一寸躓いたけど終わり・・・
「有難うございました」とご挨拶をして和子達兄姉は電車に乗って我が家へ〜
根岸の駅に着いたら次男にお寿司屋さんに電話をして貰って、我が家で夕食
やっと狭いながらも兄姉で水入らず、ゆっくり寛ぎ、田舎の兄貴達はお酒を
飲まないから、お寿司の他に田舎料理、切り干大根を煮たり、ヌタを作ったり
前日、東京駅に迎えに行く前に料理を作って・・・


初めて和子のマイホームに来た、兄貴や姉は何と思っただろう?
姉ちゃんは和子が小学4年生の時に結婚して、甘えん坊の和子がご馳走を
作って食べさせて呉れると言っても、出前のお寿司程度だと
思って居たそうですが、切り干大根の煮物やヌタまで出て来て、びっくり
したそうです。姉ちゃんは思わず「私、かー子にも負けたわ〜この子こんなに
料理が出来ると思わなかった〜」と・・・
もうすっかり疲れ果てた兄姉は、この後又バスでロイヤルパークホテルへ
長男夫婦の新婚用のお部屋も取って置いて呉れて和子の長男夫婦が・・・
もう一部屋に兄ちゃんと姉ちゃんと、君子が泊る事に・・・
「此処はオートロックに成ってるから鍵を持たないで外に出ない様に〜」と
念を押して和子と夫は帰って来た。

和子のこぼれ話-132 〜結婚式前日〜

平成10年5月、遂に長男の結婚式、お休みの日は田舎の姉達の貸衣装の
申し込みに行ったり〜結婚式の前日には東京駅迄迎えに行かなくては〜
結婚式の当日は東京のメルパルクで兄貴達は泊り、式が終わったら自宅の
根岸のマンションに一旦来て貰って夕飯を食べて貰い、その後、
ロイヤルパークホテルに・・・
この時、和子はロイヤルパークホテルのゲストランドリー工場に勤務し
ホテルの客室の上司にお願いをして多少は安くして貰い、最初は新婚夫婦の
部屋と兄姉の部屋と3室お願いして置きましたが、長男は「式が終わって
成田空港から新婚旅行に行くからキャンセルをして良い」と言う事で2部屋に


前日東京駅迄迎えに行くんだけど、和子は東京駅に一人で行った事は無く
夫に色々教えて貰って、以前に確認の為に東京駅に行って用意万端!!
兄ちゃんに「新幹線を降りて改札を出たら改札の前で必ず待っててね?」と
念を押して置いたのに・・・イザ早めに行って東海道新幹線の改札を
探しても見つからない?夫も東京生まれでも長い間東京駅に等行った事が無く
和子に自信たっぷりに教えて呉れたのは東北新幹線の改札で、結局迷子に
成っちゃって〜長男からの招待状に地図が書いて有って、兄貴達は先に
メルパルクに・・・でも〜無事に久々に兄姉達と東京の真ん中で逢い最高の
喜びでした。その夜は、兄弟6人でメルパルクで食事をして10.00頃に
「じゃ〜帰るね?明日宜しく・・・」と別れて和子は自宅へ・・・
自宅に帰ると11.00過ぎ、次の朝は早くから起きて洗濯をして式場へ・・・

和子のこぼれ話-131 〜みんなでお祝いに〜

長男の結婚式も決まり、秋山の兄弟もお祝いに来て呉れると、言うし
折角根岸のマンションに引っ越しをし、お姑さんも来た事無いし〜此れから
中々来る機会も無いから利子ちゃん(夫の妹)に「お婆ちゃんも連れて
来て遣って?」とお願いをし、夫のお兄さん(長男)夫婦はこの時は
来なかったけど、その後の兄妹と 義母が来て呉れてお祝いをして呉れた。
和子が結婚した当初、夫は「和子も秋山の家族に成ったのだから、実家には
気軽に行って実の兄妹の様に成らなければ・・・」と良く実家に連れて行かれ
又夫は3男坊だから妹や弟は未だ家に居て、親しく成って居たから・・・
今回長男のお祝いに来て呉れても、実の兄妹の様な和気愛々とした
雰囲気だった。今回和子は田舎の長男夫婦と兄ちゃんと姉ちゃん、君子と呼び
秋山の方も長男夫婦と弟妹を招待する事に・・・
今回、秋山の兄妹が我が家にお祝いに来て呉れて、中には、兄妹全部夫婦で
招待しない事に不満の声も???
夫はみんなが帰った後、「お袋も結婚式に呼んで遣ろうか?」と???
夫は若くして実母を亡くし、幼い頃から継母で育ち、義母の事を良く思って
無いけど、「お袋も結婚式に呼んで遣ろうか?」何て、意外だったけど〜
(子供を結婚させる年頃に成り、郷心を出したんだ?)と???
和子は快く了解した。義母も取っても喜んで居たけど、丁度式の前に
利子ちゃんに旅行に連れて行って貰い、旅先で倒れ大事には至らなかったけど
結婚式に出るのは遠慮しちゃった。  お婆ちゃん残念だったね?

和子のこぼれ話-130 〜いよいよ、長男結婚へ〜

長男は大学に入ってサークルは「歴史と文学の探訪の会」とか言う
クラブに入り、仲間と良く色んな所へ旅行に行きました。
一年過ぎてサークルの後輩も増えて、彼女も出来て、2グループ4人で
何時も行動を共にし、2人の彼女からも良く電話が掛って来たし長男は
色々お話しもして呉れた。「まこ君はまるちゃんと結婚するの?」と聞くと
「まるちゃんは宮田さんの彼女だよ〜」とか言って・・・


そんな有る夜、長男から電話が掛って来て夫が出ると「お母さんと代わって?」
「どうしたの?お父さんが出たのに・・・?」と言うと「お母さん、今度の
日曜日彼女を連れて行っても良い〜?」遂にこの言葉を待ってたのに・・・
「うん良いよ〜?まこ君、根岸に越してからで良かったね?」って和子は
思わず言っちゃった〜長男も「うん、そうだね?」って???
彼女は埼玉の人で3人兄妹の一人娘で上にお兄ちゃんが2人!
長男は2年前から彼女と結婚する為の準備でアパートを借りて家財道具を
集めて居た様でした。


長男は彼女とお付き合いを初めてから7年目で、遂に結婚へ・・・
田舎は昔ながらの風習で全て旦那さまを立てて、結婚式にはご主人の方が
でも〜和子は遠い横浜に嫁ぎ、2人の兄貴は、和子が病気をした時には
横浜まで来て呉れたけど〜2人の姉は来る機会が無い?
和子は田舎に帰る度に2人の姉に「息子の結婚式には絶対に出席してね?」と
頼み、又義理兄にも「申し訳無いけど、姉ちゃんに横浜に来て貰ってね?」と
此れからは忙しくなるぞ〜〜〜

和子のこぼれ話-129 〜まこ君は元気かな〜?

勇ちゃんの告別式も無事に終わり、長男も一人でアパート暮らしを初め
親子3人の平穏な暮らしが始まった。でも〜未だ長男は若いと言っても
和子には長男の生活が気に掛った〜(しっかりと3度の食事を食べて
居るだろうか?勇ちゃんの様にアパートでぐったりして居るのでは
無いだろうか?)って???
そんな事を気に掛け出したら・・・不安は募るばかり・・・夫に話せば
「大丈夫だよ〜?」とは言うけど・・・
思い切って夜遅くにアパートに電話をしても「ただ今、留守にして居ます」と
何度掛けても帰って居る様子は無い?溜まりかねて・・・「お母さんだけど
元気にして居るの?しっかりご飯食べて居るの?遅く成っても良いから
電話頂戴」と・・・留守電に・・・
2〜3日してやっと電話が掛って来て「銀行に大蔵省の査察が入って電話
出来なかった。ご免ね?」って・・・その声を聞いてホッとする。
昔と違い、今はコンビニは24時間、開いてて何でも食べられるのに・・・
此れを「親馬鹿!!」って言うのでしょうね?
普通なら心配しないだろうけど、65歳の若さで勇ちゃんは孤独死したから〜
未だ若いと言っても・・・