🏕️ 小原の四季桜。
桜と紅葉の美しき“協奏曲”「川見四季桜の里」
🧿 小原の四季桜
四季桜は、春と秋の年に2回花を咲かせる珍しい桜。
豊田市小原地区では、毎年秋になると約1万本の四季桜が花を咲かせ、
紅葉と桜の見事な共演を楽しむことができます。例年の見ごろは
11月上旬~下旬。 同地区のなかでも「川見四季桜の里」は、
山の斜面全体に紅葉と桜のコントラストが広がり、風が吹くと色づいた
葉や花のさざ波が斜面を伝わって、その美しさはひとしお。
ここでしか見られないこの風景は、地域の方々の手で長い年月をかけて
熱心に行われた植栽や整備によって育まれた、奇跡の絶景なのです。
名鉄三河線は、豊田市と碧南市をつなぐ鉄道路線。現在、猿投駅から
碧南駅まで39.8キロメートルあり、名古屋鉄道(名鉄)本線に次ぐ
距離ですが、平成16年3月31日に一部廃線するまでは
約65キロメートルもの長さがありました。 廃線となった区間は、
「猿投駅~西中金駅」と「碧南駅~吉良吉田駅」。現在、廃駅のホームや
路線は立ち入ることができるようになっており、多くの人が散策や
写真撮影に訪れます。 特に廃駅のなかでも「三河広瀬駅」と「西中金駅」は
国指定文化財となっていて、自然景観と調和したレトロな駅舎や独特な
プラットフォームは見ごたえたっぷり。三河広瀬駅では美しい紅葉も
眺められ、真っ赤なモミジが彩るノスタルジックな風景を楽しめます。
- 見ごろの時期:11月下旬
「鳳来寺山」は、修験道として栄えた標高695メートルの霊山。
1300年前に利修仙人が開山したといわれ、山の中腹には徳川家康ゆかりの
地として知られる古刹「鳳来寺」が鎮座しています。
鏡岩(屏風岩)が剥き出しになった岩肌が迫力のある山で、山全体が
国指定名勝・天然記念物に指定されるほどの自然の宝庫。紅葉の名所としても
名高く、岩肌を多彩な自然が彩る光景は神秘的です。
また、鳳来寺山は「声の仏法僧」とも呼ばれる、愛知県の県鳥
「コノハズク」の生息地としても知られています。「鳳来寺山自然科学博物館」の
コノハズクコーナーでは「コノハズク」の鳴き声を聞いたり、
映像を見ることができますので、興味のある方はこちらもぜひ!
- 見ごろの時期:11月上旬~下旬
🧿 犬山城と紅葉
🏕️ 犬山城と紅葉。
「犬山城」は、織田信長の叔父・信康が築城したもので、戦国合戦の舞台と
なった城。国宝指定五城のひとつで、天守は現存するものの中で日本最古と
いわれています。 犬山城は紅葉の名所でもあり、中でも天守前の広場の
モミジや、登閣道の石畳の階段を覆う紅葉のアーチは必見。木曽川の船上から
犬山城を眺められる、紅葉船もおすすめです。
城下町には串料理などグルメ店が立ち並び、なかにはレンタル着物店も。
情緒あふれる風景を着物で回れば、より歴史ロマンに浸れそう。
- 見ごろの時期:11月下旬~12月上旬
🧿 大和の大いちょう
🏕️ 大和の大いちょう。
「大和の大いちょう」は、豊川市豊津町の「大和ちびっこ広場」にそびえる、
毎年12月初旬になると鮮やかな黄色に色づき、遠くから見たその姿は
まるで、黄金の打ち出の小槌のよう。
一本の木とは思えないような大迫力の紅葉が見られ、見ごろの時期には
多くの人が鑑賞に訪れます。年々知名度が上がり、土日は道が渋滞することも
あるので、平日に見に行くのがおすすめ。 紅葉の時期にはイベントが
開催されるほか、近くには「日本三大稲荷」のひとつで、商売繁盛のご利益で
知られる「豊川稲荷」があるので、合わせて訪れてみてはいかが。
- 見ごろの時期:11月下旬~12月上旬
🧿 そぶえイチョウ黄葉まつり
🏕️ そぶえイチョウ黄葉まつり。
イチョウの名所である祖父江町では、11月下旬から12月上旬にかけて
1万本以上のイチョウの葉が黄葉し、町全体が黄金色に染まります。
樹齢200年を超える古木や久寿銀杏の原木、イチョウ並木のトンネルなど、
写真映えするフォトスポットが多数存在。特にレトロな赤い車体の
名鉄電車とイチョウのコラボレーションは、映画のワンシーンのようです。
そんな町全体が色づく季節に合わせて開催されるのが
「そぶえイチョウ黄葉まつり」で、イチョウ林散策やイチョウ写生大会、
写真コンテストなどイベントも盛りだくさん。11月23日(土・祝)から
30日(土)の17時から20時までは「イチョウの木ライトアップ」も
行われ、この時期ならではの、より一層美しい光景に出会えます。
- 第27回そぶえイチョウ黄葉まつり:
2024年11月23日(土・祝)〜12月1日(日)
🧿 白鳥庭園の紅葉
🏕️ 白鳥庭園の紅葉。
白鳥庭園は敷地面積1万1000坪もの広さを誇る、東海地方で最大級の
日本庭園です。中部地方の地形をモチーフに築庭された、「水の物語」を
テーマとする池泉回遊式庭園で、秋には季節の花々や真紅の紅葉が
美しい彩りを見せます。 洗練された深山幽谷の雰囲気と、渓谷を覆う
楓の紅葉に心が洗われるよう。毎週土曜日には白鳥庭園ガイドツアーを実施。
庭園の見どころや歴史、季節ごとの花や鳥などの解説を聞くことができます。
甘味処「茶寮 汐入」では、ゆったりとした水の景色を眺めながら、お抹茶と
生菓子のセットやぜんざい、あんみつなどの和スイーツ、ナポリタンならぬ
和ぽりたんなどの軽食を楽しむことも。 名古屋駅からもほど近く、
熱田神宮へも徒歩圏内なので、名古屋観光の際にはぜひ、日本情緒あふれる
庭園でゆったりとした時間を過ごして。
🧿 茶臼山高原の紅葉
🏕️ 茶臼山高原の紅葉。
県下最高峰に位置する茶臼山高原は、その標高の高さから四季折々の
自然景観を望むことができ、秋には美しい紅葉を楽しむことができます。
茶臼山の紅葉は愛知県では一番早く始まり、10月中旬から11月中旬が見ごろ。
秋の茶臼山高原まつりと題して、紅葉ライトアップやいも煮会、
大鍋きのこ汁などさまざまなイベントも開催。
ドッグランもあるので、愛犬とのおでかけにもおすすめです。
- 2024 秋の茶臼山高原まつり:9月14日(土)〜11月4日(月)
🧿 定光寺の紅葉
🏕️ 定光寺の紅葉。
定光寺は、1336年(建武三年)に創建された臨済宗妙心寺派の古刹。
紅葉の名所としても有名で、境内の高台にある展望台からは、鮮やかな紅葉の
景観を眺めることができます。 国の重要文化財に指定されている
「無為殿」(本堂)や、徳川家康の第九子で初代尾張藩主の義直公(源敬公)の
廟所があり、深紅に染まった紅葉と歴史的建造物の荘厳なコントラストは必見。
近隣に位置する定光寺公園と併せて、秋の散策を楽しんでみては?
🧿 矢勝川の彼岸花
🏕️ 矢勝川の彼岸花。
「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」などの心温まる作品で知られる童話作家
新美南吉のふるさと、愛知県半田市。新美氏の作品には生まれ育った半田の
風景がよく登場しますが、矢勝川堤の彼岸花もそのひとつ。
矢勝川周辺エリアは「ごんぎつね」の舞台で、秋になると矢勝川堤には、
約1.5キロメートルにわたって真っ赤な彼岸花が咲き乱れ、
「ひがん花が赤い布のように咲いている」という童話の中の幻想的な
シーンが再現されます。彼岸花の数はおよそ300万本で、有志によって
植えられたもの。 群生地のすぐそばには新美南吉記念館があり、
自筆原稿や日記、手紙のほか、童話の世界のジオラマ展示などほっこりする
世界観が広がっています。
- 見ごろの時期:9月中旬~10月初旬
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