【特別篇】
春まで室内で次々に花が咲く「シクラメン」の飾り方
お歳暮やクリスマスプレゼントにもよく使われる「シクラメン」。
日当たりのよい場所におけば、春まで次々に花を咲かせるので、
「クリスマスで終わってしまってはもったいない」と話すのは
英国園芸研究家さん。ここでは、お正月の室内を華やかに彩る
和モダンな仕立て方をご紹介します。
こちらもどうぞ。
春まで次々に花が咲く【シクラメン】
大型シクラメンとともに、近年よく出回るのは、
3号(直径9cm)ポットに入ったミニシクラメンやガーデンシクラメン。
「室内で楽しむには、こういったミニタイプもおすすめです。
ミニタイプは大きく生長しないので、買ってきたポットのまま、
長く飾れるのがメリット。明るい場所に置いて水と液肥を与え、
咲き終わった花は花茎を株元で切り取れば、春まで次々に花が咲きます」
【シクラメンのアレンジ①】
フェルトのカバーとシックな鉢皿で花が浮き立つ
華やかに咲く大型のシクラメンは寒さが苦手。
室内で楽しむ鉢花として出回ります。「店頭には軽いプラスチック鉢で
並ぶので、そのまま鉢カバーに凝ってオリジナルのひと鉢に仕立てましょう。
明るいクリームイエローの花弁に紅をさしたようなシクラメン
‘ネオゴールデンガール’ を、シックなカバーや鉢皿が浮かび上がらせます」
フェルトは温かな印象が冬の鉢カバーにぴったり。切りっぱなしでも
ほつれないので扱いやすいものです。
鉢カバーの型紙は、包装紙などを鉢の側面にひと巻きプラス1㎝重ね、
鉢の天地を指で押さえて型をとります。切り取った型紙は、左右の端を
底辺に直角に折り曲げて切り落とすと、巻きつけた重なりの幅が均等に。
型紙をフェルトに当て、高さ2㎝ほど足して裁断すると鉢がすっぽり
隠れるので、筒状に貼り合わせて出来上がり。
この時期、園芸店などに売っている正月飾りのピックをアレンジして、
花色に似た彩りを添えています。
【シクラメンのアレンジ②】
紅白のおめでたい花を鉢カバーや水引で盛り上げる
1ポットに紅白2色の花が植えられた珍しいミニシクラメンに、
鉢カバーをプラス。「市販のレース編みのコースターでポットを
くるむようにし、縫い合わせています。布やフェルトを袋状に縫って、
鉢カバーにするのも素敵です。年末年始のプレゼントにもぴったり。
水引や金縁のお皿を添えてお正月らしさを演出しましょう」
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