鎌倉・長谷のアジサイさんぽ♪・・・

       

   鎌倉・長谷のアジサイさんぽ♪由比ガ浜を見渡す

              高台のあじさい路と古民家カフェ巡り

花の寺として親しまれている鎌倉・長谷にある長谷寺の6月は

アジサイが彩ります。長谷の街と海を見渡す斜面に色とりどりのアジサイ

咲き揃い、長谷ののどかな風景と一緒に楽しめます。この季節限定の御朱印

見逃せませんよ。アジサイを鑑賞した後はこの時期だけのスイーツや

ドリンクが用意された路地裏の古民家カフェを訪ねるのも楽しいひと時に。

アジサイづくしの長谷の街の散策を楽しんではいかがでしょうか。

  

2021年撮影・・・

長谷の観音様として古来より信仰を集める「長谷寺」は、一年を通して

季節の花々が咲く花の寺としても知られています。観音山の斜面に

沿うように本堂などが建てられ、一番奥の高台には眺望散策路が

整備されています。6月になるとその一帯にアジサイが咲き青色やピンク、

紫など色とりどりに山肌を染めます。

   

眺望散策路は6月にあじさい路となり、アジサイと長谷の街、

由比ガ浜を見渡す開放感いっぱいの散歩道となります。小鳥のさえずりが

響き渡るなか、江ノ電のガタンゴトンという音も聞こえてくる

長谷らしい風情も漂います。

   

アジサイが咲きはじめるとお寺の御朱印には「刺繡朱印」が仲間入り。

刺繡をほどこした特別な御朱印で、「山門」と「なごみ」の2種類。

どちらもアジサイのモチーフがあり華やかな印象です。

   

本堂では御朱印のほかにいちごやてんとう虫をモチーフにしたお守りなどが

種類豊富に揃い、きっとお気に入りが見つかります。この時期のおすすめは

清々しい色合いの「あじさい花網守」。願い事が花開くようにとの願が

かけられているのだそう。 境内で人気の和み地蔵さんも手のひらサイズの

おみくじに。ご縁の赤いリボンを引っ張ると中からおみくじが出てきます。

部屋に飾るとほっこりとした気分で過ごせそうですね。

   

あじさい路の出口付近にはお抹茶やお団子、お寺のオリジナルカレーなどが

楽しめる「海光庵」があります。登り下りのある散策路を歩いた後は

アジサイカラーの冷たいドリンクがおすすめです。すっきりとした

味わいが渇いたのどを潤します。

   

   

長谷寺アジサイを鑑賞したあとは、路地を散歩しながら古民家

レストラン「COTONOHA(コトノハ)」へ。昭和初期の日本家屋の風情を

感じながら過ごせるお店で、6月のランチは涼やかな竹籠に入った

「紫陽花御前」です。豆腐のカツなどすべての食材はヴィーガン対応、

たっぷりの鎌倉野菜と豆乳プリンのデザート付きです。

   

食後のドリンクはバタフライピーのハーブティー。レモンを入れると

あざやかな青色が紫色へと変わっていく色の変化も楽しんで。

   

   

お昼ごはんのあとは海辺に出て砂浜を散歩するのも気持ちがいいものです。

由比ガ浜極楽寺方面へと進んだ坂の下エリアには、高級食パンを

使用したフレンチトーストが人気の「café recette 鎌倉」がたたずみます。

このお店の6月は、通常の「姫様のフレンチトースト」の種類に

「紫陽花フレンチトースト」が加わります。アジサイ色のゼリーを

ヨーグルトアイスと北海道ミルクジェラートにトッピング。

   

夏の定番・かき氷もこの時期はさわやかなアジサイカラー。

バタフライピーで手づくりするシロップは、淡い紫色と水色との

グラデーションが涼やかです。テイクアウト限定なので庭の木陰で

イートインがおすすめですよ。

   

   

鎌倉の生チョコレートブランド「メゾンカカオ」が手掛ける

「カカオハナレ」。抹茶や小豆あんなど和の素材にチョコレートを

組み合わせたスイーツが自慢です。福岡八女産の上質な抹茶と

ホワイトチョコレートを使った「抹茶バウムクーヘン」や、コロンビア産の

チョコレートクリームが上品な味わいの「ハナレモナカ」などギフトにも

喜ばれる和スイーツが目白押し。

   

店頭のイートインでは玉露やほうじ茶などの日本茶と日替わりの

お菓子とのセットがいただけるほか、色合いのきれいな

「紫陽花レモネード」もぜひ味わいたいドリンクです。宮崎県産レモンと

貴重なカカオビネガーを合わせたオリジナルドリンクで、ストローで

混ぜると徐々に紫色へと変化。しっとりとした生地の

「ハナレの生どら焼き」と一緒にぜひ味わって。

   

   

長谷のアジサイ散歩でぜひ立ち寄りたい「力餅家」は、この場所で

300年以上続く老舗の和菓子店。創業時から変わらない昔ながらの製法を

受け継いで、今は9代目が暖簾を守ります。

   

できたてのお餅を甘さ控えめのきめ細やかなこし餡でくるむ「権五郎力餅」を

はじめとして「求肥力餅」や「福面まんじゅう」は長谷の名物として

親しまれています。

   

上生菓子も季節ごとにいくつか並び、この時期はほんのりと色づいた

花びらのような色合いの「あじさい」と、水を張った田んぼに植えた若い苗を

イメージした「早苗」の2種類のきんとんがショーケースを彩ります。

季節感いっぱいの和菓子をお土産にしてはいかがでしょうか。

   

   

アジサイの咲く時期の長谷はどのお店もこの時期だけの限定商品を

用意しています。今回ご紹介したお店の限定品は、期間がお店によって

まちまちです。SNSなどで確認してからお出かけくださいね。

   

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【飲み代が 酒から薬に かわる年(シルバー川柳)】