憧れの大都会・東京へ・・・

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縁有って従兄妹の紹介で夫とお見合いをして「東京に行く」と言った時は

世間様は愚か、両親・兄姉までもが「恐らく世間を知らないかーこが

東京がどんな所とも知らずに唯、都会に憧れて『東京へ行く』と言ってるけど~

絶対に直ぐに出戻りで帰って来る」と思って居たでしょうね?又姉やん(長女)は

父に「和子一人位離縁されても仕方が無いから覚悟して置いた方が???」と

言って居たとか?   頑固な父は、和子には「頼むから東京へ

行かないで呉れ・・・」と弱音は吐かなかったけど~姉や兄の家に行っては

「和子に『東京に行くな~』と言って呉れ~」と散々言って居たそうですが、

都会に憧れた和子は聞き耳を持たず東京へ・・・

 

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従兄妹の紹介で横浜に6畳一間のアパートを借りて新生活を始めましたが

微塵も後悔は有りませんでした。優しい夫の元で幸せな新生活でした。

やっぱり「継子苛めをする姉さんの居る実家には2度と帰る物か?」と

心に決めて、実家を後にしましたが、新婚当初は夏休み・お正月は

新幹線に乗って田舎に帰るのが楽しみでした。

 

結婚して4年程して夫のお兄さん(37歳)が幼い子供を一人残して突然肝硬変で

亡くなった時は・・・人の命の儚さを知り・・・和子は2人の子供を抱えて

義理姉さんの様に未亡人に成ったらどうするだろう?って考えた時、

いざその現実を目の当たりにしても姉さんの居る実家には帰らない。

と言っても、未だ々横浜に住み着いて4年、見ず知らずの土地で2人の子供を持って

未亡人に成ったらやっぱり、両親や兄姉の居る田舎に・・・其れでも和子は当座は

実家にお世話に成っても、兄ちゃんに彦根にでもアパートを借りて貰って

子供を鍵っ子にしてでも実家に居候には成らない・・・と

 

【お迎えは どこから来るのと 孫が聞く(シルバー川柳)】