和子のこぼれ話-90〜久々に友との出会い〜

慶ちゃんのお宅で昔の友人花沢さんから特上のお寿司を出前して貰って
花沢さんも和子からの思い掛けない電話で大歓迎をして出前に来た事を
忘れてお互いに子供の話しに・・・彼女は我が家の次男坊と同じ年の
女のお子さんで知子ちゃんと言い、やっぱりお互いに今度は高校受験の
時期を迎えて居ました。その後、彼女はお子さんが授からず知子ちゃん
一人だとか?
お互いに洋光台の団地では子育てで彼女のお宅にも良く遊びに行ったけど
子供が男の子と女の子では子供同士では余り遊ばず、彼女は若くして
お店を持ち団地を出て行かれ、其れ以来だった。


一方、慶ちゃんは「暫くしたら何処か縫製の仕事を見つけて働く・・・」と
アパートは6畳一間に台所とトイレが付いて当時35,000円位だとか
言ってた様な?この時、和子は一人暮らしをして居るのなら毎日とは
言わなくても週に2日でも3日でも5.00に仕事終わってファミレスの
お皿洗いでも良いから働けば良いのに・・・和子の様に家庭の主婦で夫や
子供が居れば夜は出られないけど・・・「親孝行をしたくても月に3,000円の
貯金も出来ない」って零して居たけど・・・その気に成れば???と
和子は思う様に成った。でも其処までその時には彼女には言えなかったけど
「慶ちゃん、今度再就職をする時にはしっかりと福利厚生の有る所へ
勤めなさいね?」とは一言言って置いた

色々お寿司を食べながらお話しをしていると「実は私は奥さまの居る
男性と恋をし不倫関係に成り振られちゃってお父さんに散々怒られて
鎌倉の実家に帰れなく成ったんだ」って初めて零した
此れが原因で金子慶子の人生は狂った見たい???