和子の生い立ち-71〜実家へ里帰り・・・〜

夫は5歳の頃に母を亡くし新潟の両親の実家に預けられて育ったそうです。
お見合いで結婚した和子には、この時は何も話して呉れず全然
知る由も有りませんが、夫は「和子は秋山の嫁に成ったのだから東京の実家に
帰っても他人行儀では無く、ツカツカと入れる様に、又実家の家族と親しみを
持つ様に・・・」と言い毎週日曜日に成ると実家へ連れて行きました。
「偶のお休み、家でゆっくりしたいよ〜」って言いたい位!
やっぱり和子もそうでしたが、今まで大きな家で育った制か6畳一間は?
と言う事も有ったのかも?玄関が狭いからと言って家具を買う時に下駄箱は
買わなかったので、夫は「実家で下駄箱を作る」と言って其れを口実に・・・