土曜日に横須賀の病院に行って先生に、社会復帰が出来るか伺った所
「もう暫く・・・」と言う返事が返って来るだけで中々会社にも行けず
悩んで居られた様です。土曜日に病院に行ってその夜はご実家に家族で泊まり
日曜日の日にご主人は「一寸散歩に行って来る」と言って出掛け夕方に成っても
夜に成っても帰って来る気配も無く、あちこち探し廻ったけどご主人の姿は
無く、実家に脱いで有る上着のポッケに手を入れるとメモが2枚
一枚には「ごめん・・・」と言う三文字ともう一枚には手書きの絵地図が
書かれて有ったそうです。
それを聞いた時に和子は「自殺」と言う文字が浮かびましたが、彼女は
「絶対に帰って来る」と信じて居ました。
2人の幼い子供を抱えて未だ々将来が有るのに・・・自ら命を絶たれたので
身の置き所は無く、占い師に相談すると・・・
「ご主人は絶対に帰って来ます。何時フラフラ・・・と帰って来るか
分からないから、家中の鍵は開けっ放しにして夜も電気は消さないで
点けて置きなさい。ご主人が帰って来て玄関を開けようとした時に
鍵が掛かって居ると家に入れ無いから又そのまま何処かへ行ってしまうから・・・」と
言われたそうで、それ以来一時も家を空ける事無く待ち続けて居ると言う・・・
「玄関を開けたままで女性と子供だけで物騒なのに・・・夜は???」と
聞くと彼女の「弟さんが泊まりに来て呉れて居る」とか?
又彼女のご近所の方々も、今まで子供と遊んで居たご主人の姿が見えないと
不審がる光景も・・・
【欲しかった 自由と時間 持て余す(シルバー川柳)】