【特別・番外篇】
🏕️ 鶴仙渓。
夏の絶景・風物詩10選「鶴仙渓」
北陸随一の渓谷美を川床で堪能する
この季節、この場所でしか見ることが出来ない景色を見に、
出かけてみませんか。 青い海と空が眩しい夏らしさ全開のビーチ、
気持ちのいい風が吹く避暑地、そしてお祭りや花火など夏ならではの
イベント……。日本全国にはまだ見ぬ夏の魅力がたくさんあなたを
待ち受けています。
「いつか」ではなく、夏休みの旅行の参考に・・・
🧿 鶴仙渓
山中の温泉街に沿って流れる大聖寺川に位置し、北陸随一の渓谷美を誇る
鶴仙渓。 渓谷沿いには遊歩道が整備され、深い緑や奇岩怪石、
橋や武家屋敷など、見どころ豊富。
また、あやとりはしの袂には11月末までの期間限定で川床がオープンし、
川のせせらぎを耳に、涼みながら風情あふれるひとときを過ごすことができる。
スイーツの「川床ロール」や「冷製抹茶しるこ」を食べながら、ゆっくりと
自然に浸りたい。
🧿 巌門
🏕️ 巌門。
「巌門」は、能登半島国定公園の景勝地「能登金剛」の中央にある
天然の洞門。岩盤には日本海の荒波の浸食でできた幅6メートル、
高さ15メートル、奥行き60メートルの巨大な穴が空いている。
海岸沿いに整備された遊歩道からは、迫力ある姿を間近で眺めることが
でき、穴を覗けば、岩肌に囲まれた日本海の神秘的な光景が楽しめる。
能登半島地震以降、休止していた能登金剛遊覧船が、7月13日(土)から
通常運航を再開。澄んだ海にそびえる巨岩を船から眺めるのもおすすめだ。
🌀 遊覧船運行期間:3月中旬~11月中旬
ふるさとの水と土へのいつくしみと、農業への親しみを感じてもらう
ことを目的として、1995(平成7)年に開村された。
毎年5月下旬頃にヒマワリの種まきが行われ、7月下旬頃には
約2.3ヘクタールの村内に約35万本のヒマワリが咲き誇る。これらの
ヒマワリは地元の園児たちが一つひとつ種をまいたもの。
見ごろを迎えるとひまわり村が開村し、全長約1キロメートルの迷路で
高さ2メートルものヒマワリの合間を散歩して楽しんだり、
東側に設置された展望台から壮大なひまわり村の全景を眺められる。
🌀 開花時期:7月下旬~8月上旬頃
🧿 姥ヶ滝
🏕️ 姥ヶ滝。
岩肌に沿って白く輝くように流れる姥ヶ滝。
「日本の滝100選」のひとつで、ブナやミズナラの緑鮮やかな天然林が
広がる蛇谷園地を抜け、蛇谷川沿いの遊歩道を歩いた先に現れる、
落差76メートルの流麗な滝だ。 周囲に生い茂る木々の緑に溶け込むように
流れる滝の景観は、大自然の力強さと優雅な美しさを感じさせ、
時間を忘れそうになるほど癒される。
🧿 ひがし茶屋街
🏕️ ひがし茶屋街。
江戸時代の雰囲気を残す重要伝統的建造物群保存地区として、
かつて茶屋街としてにぎわった街並みが残された場所で、
石畳の道の両側には紅殻格子の町家が建ち並ぶ。 日が暮れてくると
ガス灯の優しい明かりが街を照らし、どこからか三味線や太鼓の音が聞こえ、
和の趣や伝統を感じることができる。 町家をリノベーションした
レストランやカフェ、セレクトショップなども多く、食事やお茶、
ショッピングなどをしながら、充実した時間を過ごせるのもよい。
着物のレンタルができるので、昔ながらの街並みを背景に
タイムスリップしたかのような写真撮影も楽しめる。
🧿 珠洲岬
🏕️ 珠洲岬
能登半島の先端に位置する「珠洲岬」は、禄剛崎、金剛崎、長手崎などの
岬の総称で「聖域の岬」とよばれるパワースポット。「日本三大聖域」の
ひとつに数えられており、暖流と寒流が交わる珍しい地形を持つことから、
潮目に「気」が集中しているといわれている。
避けるために避難したとの言い伝えが残る洞窟だ。奥行約100メートル、
高さ約20メートルの洞窟内は涼しく、青いライトで演出された空間が幻想的。
また、「空中展望台 スカイバード」には崖から9.5メートルも突き出た橋が
あり、スリルを感じながら聖域の岬を一望できる。
🧿 禄剛埼灯台
🏕️ 禄剛埼灯台。
明治時代に建てられたもので、点灯開始から110年以上能登の海上を
照らし、船舶航行に貢献してきたこの灯台は、「日本の灯台50選」
「近代化産業遺産」「恋する灯台」に認定、評価されている。
灯台は海抜50メートルの断崖絶壁の上にあり、ここからの眺めは
まさに壮観。夏空と日本海のブルーの世界が目の前に果てしなく広がる。
また、海から昇る朝日と、海に沈む夕日の両方を見られることでも有名で、
さまざまな陽の光に染まる日本海の光景を堪能できる。
竣工以来、フランス製のフレネル式レンズが海上の船舶に明かりを
届けてきたが、2024年元旦の能登半島地震で壊れてしまったため、
現在、LEDへの切り替えが計画されている。
🧿 見附島
🏕️見附島。
見附島は高さ29.5メートルもの大きな奇岩で、見た目が軍艦に
2024年元旦の能登半島地震の際に南東部が崩落。現在は半分ほどの
大きさになっている。 見附島から昇る朝日の眺めは美しく、空気の澄んだ
晴天時には遠くに北アルプスを望むことができる。
海岸は「えんむすびーち」と呼ばれる恋人の聖地になっており、
多くのカップルが浜辺にある縁結びの鐘を鳴らしに訪れる。
🧿 曽々木海岸
🏕️ 曽々木海岸。
海と岩が織りなす自然美と豪快な断崖の風景が海岸線に続く、
野性味あふれる曽々木海岸。 波の侵食により複雑な模様になった
流紋岩が見どころ。能登半島地震によって、曽々木海岸のシンボルだった
岩の真ん中に穴の開いた窓岩が崩落してしまったことが残念だ。
この海岸線にある垂水の滝は、滝水が断崖から直接海へ落ちる珍しい滝で、
輪島を代表する景勝地の一つとなっている。こちらも地震によって
風景が一変したが、滝自体は健在だ。
🧿 和倉名物三尺玉 北陸中日夏花火
🏕️ 和倉名物三尺玉 北陸中日夏花火。
2024年元旦に発生した能登半島地震の影響で2024年は残念ながら
中止となってしまったが、「和倉名物三尺玉 北陸中日夏花火」は、
開湯約1200年を誇る能登半島最大の湯処「和倉温泉」で開催される
花火大会だ。例年であれば、温泉街のすぐ目の前にある和倉港沖から
約2,000~3,000発の花火が打ち上げられる。
一番の見どころは、北陸最大級の3尺玉。爆音とともに大輪の花を描き、
その衝撃は旅館の窓ガラスを振動させるほど。音楽スターマインも必見だ。
旅館からは至近で花火を眺められ、客室によっては窓から花火が見られる
ことも。花火が見える客室は人気があるので、早めの予約がおすすめ。
2025年以降の開催に期待したい。
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