半日陰OKの庭木、おすすめ常緑低木3選!
香りも楽しめる庭木や、花期の長い庭木など、
あまり大きくならない低木です。 住まいの象徴として、
また誕生日・記念日・引っ越しなど大切な節目を迎えるときに
植えられる樹木・シンボルツリー。
もしも「庭が狭い」「マンション・アパート住まいでベランダしかない」
「賃貸だから…」などの事情があるときは、大きくなりにくい低木を鉢で
育てるのがおすすめです。 そこで鉢植えでも楽しめる常緑低木3種を
参考価格とともに見てみましょう。
🧿 鉢植えシンボルツリーにおすすめの常緑低木
鉢植えシンボルツリーとして育てやすい、あまり大きくならない低木たち。
すべて常緑樹なので、花がない季節も緑の葉が庭やベランダを彩ってくれますよ。
後ほど「植木鉢の号数とサイズの一覧」も、わかりやすくお伝えします。
🏵️ 香りも楽しめる!ギンバイカ(マートル)
春から初夏にかけて、甘い香りがする白い花を咲かせる
ギンバイカ(銀梅花)。ふわふわした愛らしい花はもちろん、
光沢がある美しい葉も魅力のひとつです。ハーブの一種に分類され、
「マートル」という名前でも親しまれています。
観賞価値が高いだけでなく、花や実、葉からも良い香りがするため、
ポプリや料理にも活用できます。視覚・嗅覚・味覚で、さまざまな
楽しみ方ができますよ。 花付きを良くするためにも日当たりが良い場所で
管理しましょう。病虫害の心配が少なく無農薬で育てやすいため、
収穫も安心。食用にしたい場合は、「ハーブ苗」など、食用として
販売されているものを選んでください。植え替えや剪定の適期は春です。
🏵️ 半日陰におすすめ!カルミア(アメリカシャクナゲ)
パラソル型の小花と、砂糖菓子のようなキュートなツボミ、どちらの姿も
オシャレなカルミア。別名「アメリカシャクナゲ」という名前でも
親しまれています。 開花時期は春〜初夏。花色には白やピンク、
濃い紅色などがあり、満開時には株いっぱいに花を咲かせ見事な姿を
披露してくれますよ。一年を通して葉が茂っているため、視界を遮る
「目隠し」として窓の近くで育てるのもおすすめです。
直射日光が苦手なので、午前中のみ日が当たるような半日陰が適しています。
特に夏の直射日光には注意が必要です。植え替えの適期は春か秋。
剪定は花後すぐに行うと翌年の花つきに影響しません。
カルミアには毒があるため、お手入れの際は手袋をし、作業後はすぐに
手洗いをしてください。小さなお子さんやペットが口に入れないように、
置き場所を考慮しましょう。
🏵️ 花期が長い!ウエストリンギア
(オーストラリアン・ローズマリー)
繊細な小花と細長く小さな葉、そして細かく枝分かれする独特な樹形が
魅力のウエストリンギア。オーストラリア原産で、花・葉ともに
ローズマリーに似ていることから「オーストラリアン・ローズマリー」とも
呼ばれています。 白・ピンク・薄紫などの花色があるほか、
葉の色が明るめの「モーニングライト」、シルバーグリーンの葉がシックな
「スモーキー」、斑入りの葉がオシャレな「バリエガータ」など品種が豊富。
四季咲き性なので1年に2回(春〜初夏・秋〜晩秋)開花するのも
大きな魅力です。たくさんの花を咲かせるためにも、日当たりと
風通しが良い場所で管理しましょう。植え替えや剪定の適期は、春か秋です。
🧿 ご自宅の雰囲気に合う
「鉢植えシンボルツリー」お迎えしてみませんか?
シンボルツリーを鉢植えで育てるメリットは、狭い庭やベランダなど
限られたスペースで育てられること、賃貸でも育てられること、そして
移動やお手入れがしやすいことなどがあります。
対してデメリットは、伸びた根が鉢内で詰まってしまうと
水を吸い上げにくくなるため、1~2年に一度植え替えが必要なこと。
それぞれの低木の適期に、ひと回り大きな鉢に植え替えるか、
根と枝葉を一回り小さく切り戻して元の鉢に戻してあげる作業を行うと、
元気に育ちますよ。 花や葉、全体の樹形や雰囲気などを見比べながら、
ご自宅にピッタリなシンボルツリーを探してくださいね。
🧿 【ガーデニング豆知識】
植木鉢の号数とサイズ一覧
さいごに、植木鉢の号数とサイズも確認しておきましょう。
植木鉢のサイズは直径3㎝刻みです。
- 3号鉢…直径9㎝
- 5号鉢…直径10.5㎝
- 4号鉢…直径12㎝
- 5号鉢…直径15㎝
- 6号鉢…直径18㎝
これより大きな鉢も、鉢の号数×3が直径です。
植物に対して植木鉢のサイズが小さすぎると、水や肥料を吸収しづらく
なってしまいます。小さなスペースで育てたい場合は、5号鉢程度の
苗を購入し、6~7号の植木鉢に植え替えてあげると、育てやすくなりますよ。
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