1鉢置くだけで映える《ポットマム》
その「魅力・種類・育て方」
鉢植え向きのおしゃれな花「ポットマム」は、1鉢で玄関・庭・
ベランダなどを華やかにしてくれます
ガーデンマムとも呼ばれます。 コンパクトな株姿ですが、小ぶりの花が
密集して咲くので、一鉢だけでも豪華で華やかになるのが魅力です。
花色や花の形がバラエティー豊富で、秋から初冬まで長い間開花。
🧿「ポットマム」にまつわるあれこれ
◆ ポットマムとはどんな花?
◆ ポットマムの魅力
◆ ポットマムの花形別の種類5選
◆ ポットマムの育て方
🧿 ポットマムとはどんな花?
● 学名:chrysanthemum x grandiflorum
● 科名・属名:キク科デンドランセマ属
ポットマムは鉢植え栽培を主とした園芸品種として、
アメリカで生み出されました。開花時期は9~11月で、小さめの花が株を
おおうように密になって開花するのが特徴です。
品種が豊富で育てやすいので、初心者からベテランまで幅広く愛されています。
🏵️ ポットマムの魅力
🧿 豊富なカラーバリエーション
ポットマムの花色は赤・黄・オレンジ・ピンク・紫・白などさまざま。
グラデーションやバイカラーの品種もあり、好みや庭の雰囲気に合わせて
自由に選べます。
🧿 育てやすさ
植えっぱなしにしても毎年花を咲かせる多年草で、比較的丈夫な性質。
手入れも簡単なため、ガーデニング初心者にもオススメです。
🧿 長い鑑賞期間
ポットマムは開花期間が長く、初秋から初冬まで楽しめます。また花の寿命も
長く、つぎつぎと花芽が出て途切れることなく開花するのも魅力です。
🧿 ポットマムの花形別の品種5選
🏵️ アネモネ咲き
アネモネ咲きはアネモネのように花の中心部がふっくらと盛り上がり、
その周囲を花弁が取り囲んで開花するのが特徴です。
中央部と花弁の色とのコントラストが鮮やかで、
庭をよりいっそう華やかにしてくれます。
🏵️ デコラ咲き
デコラ咲きはバラやダリアのようなゴージャスな花姿が魅力。
多くの花弁がぎっしりと集まって、エレガントな雰囲気を漂わせます。
色鮮やかでボリューミーな花が、秋から冬にかけての庭を明るく華やかに
演出してくれるでしょう。
🏵️ スパイダー咲き
スパイダー咲きは細長い花弁が放射状に広がり、名前どおりクモの足の
ような姿。今にもクネクネと動き出しそうな、独特の形状がインパクト抜群です。
細い花弁が風に揺れ、庭に軽やかな動きを与えます。
🏵️ スプーン咲き
スプーン咲きは花弁の先端がスプーンのように広がる様子がユニーク。
ユーモラスで愛らしい花姿が、庭のアクセントとしてピッタリです。
秋の庭にポップで明るい雰囲気を与えてくれます。
🏵️ ポンポン咲き
ポンポン咲きは球状に咲く花がまるでポンポンのよう。ひとつひとつは
小さい花ですが、密集して咲くのでこんもりとまとまって華やかな
印象になります。 小ぶりで愛らしく、周りの花ともよくなじむので、
引き立て役としてもオススメです。
🏵️ ポットマムの育て方
🧿 栽培環境
ポットマムは日光を好むので、日当たりのよい場所に置きましょう。
水が当たると花が傷むため、雨の日は軒下に移動すると安心です。
🧿 水やり
乾燥に強いですが、開花中は水切れに注意が必要。土の表面が乾いたら
たっぷりと水を与えましょう。過湿には弱いため、土が湿っているときは
水やり不要です。花に水がかからないように水やりすると、花が長持ちします。
🧿 肥料
ポットマムは肥料を与えると花つきがよくなります。春に新芽が出たら、
定期的に緩効性の肥料を与えましょう。鉢植えには開花前に液体肥料を
施すのも効果的です。
🧿 摘芯
株をコンパクトに整え、枝の分岐を増やして花数を多くするため、
春~夏の生長期に切り戻しや摘芯で成長点を摘み取りましょう。
咲き終わった花もこまめに摘み取ると、次の花芽が出やすくなります。
🧿 植え替え
毎年植え替えをすることで、根詰まりを防ぎ健康な生長を促進できます。
植え替えの適期は3~5月。古い土を落として伸びた根を整理し、
新しい土に植え替えましょう。
🧿 色と形の多様性が魅力のポットマムで秋を彩る
ポットマムは多彩なカラーバリエーションと育てやすさで、
近年人気が上昇中。鉢植えで栽培できるので、花壇から玄関、ベランダまで
さまざまな場所で楽しめます。
花が少なくなる季節に色とりどりのカワイイ花が咲くポットマムで、
秋の庭を彩ってみませんか。
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