「美しい実」を楽しむ植物7選。
秋冬ガーデンのアクセントに
秋は実りの多い季節です。可愛らしい実を庭で眺めたり、熟した植物の実を
食べたりできるのは、この季節だからこそできる庭の楽しみ方と
いえるでしょう。 赤く色づく実や濃いパープルの実がなった植物は秋の
情感がたっぷり。枝ごとカットして、インテリアに飾ってみるのも素敵ですね。
そこで今回は秋に実を楽しむ植物について、さっそくみていきましょう。
🧿 秋に「実」を楽しむ植物7選
🏵️ チェッカーベリー
サクランボのように、丸い大きな実をつけるチェッカーベリー。
秋から園芸店やホームセンターに出回り始めるので、見かける方も
多いのではないでしょうか。 レッドやピンクの実がグリーンの葉によく
映え、目を引きます。このオシャレな実は年明けまで楽しめるので、
クリスマスの装飾にもおすすめ。ホワイトの実をつける品種もおしゃれです。
🏵️ ナンテン
寒さに当たって葉が紅葉すると、葉も実も真っ赤な姿を楽しめます。
日本では縁起物として、古くから親しまれている植物です。
実は秋から冬まで楽しむことができ、お正月に飾る「枝もの」として
重宝します。和風のイメージもありますが、洋風ガーデンにもおすすめ。
クリスマス用に鉢植えを飾ってみるのもおしゃれです。
🏵️ ヤマブドウ
秋にブルーベリーのような濃いパープルの、とてもおしゃれな実をつける
ヤマブドウ。つる性のため、壁やフェンスに這わせて育てると、さらに
見映えがよくなります。 複数の品種がありますが、
おすすめはイッサイヤマブドウ。自家結実性があり、株が小さいうちから
実をつける(一才性)植物なので、手軽に実を楽しめます。
🏵️ クリスマスホーリー
「西洋ヒイラギ」とも呼ばれるクリスマスホーリーは、ヒイラギらしい
ギザギザの葉が特徴的な常緑低木。秋に赤い実がなるので、まさに
クリスマス用の鉢植えにぴったりの植物です。
乾燥が苦手なので、鉢植えの場合は水切れに注意してください。
地植えにする場合は、多少湿り気のある半日陰に植えるとよいでしょう。
赤い実をつける植物。日本で出回っているものの多くは
「オオミノツルコケモモ」で、やや実が大きめです。
ツル性で枝が長く伸びる特徴があり、枝を鉢の周りに巡らせて飾ると
とてもおしゃれ。自家結実性があり、ひと株でも実がなります。
🏵️ ジュズサンゴ
ジュズサンゴは、数珠のように連なるレッドやピンク、ホワイトなどの
色の実が可愛らしい植物です。涼やかな斑入り葉の品種は、定番の品種とは
異なる雰囲気も楽しめます。 つる性で這うようにして広がっていくので、
環境に合うと大きく育ちます。ただし、寒さに弱く、一年草として
育てられることも。育てる場所によって防寒対策が必要です。
🏵️ スキミア
スキミアはレッドやホワイトの実のような、小さなツブツブのつぼみが
可愛い植物。特徴的な見た目ですが、おしゃれな雰囲気で秋冬ガーデンを
シックに彩ります。コロンと丸い赤い実を楽しむなら、雄株と雌株の両方を
購入しましょう。 つぼみの状態で冬を越す植物なので、秋から翌年の
初春まで長くつぼみを楽しめるのも嬉しいポイント。春になると開花を迎え、
小さなホワイトの花が咲きます。
🌀 まとめにかえて
今回は秋に実を楽しむ植物についてでした。
収獲の秋を象徴する実もの植物は、秋に多く出回ります。気に入った植物が
あれば早めにチェックしてみてくださいね。
実をつける植物で気をつけたいのは、ブルーベリーなどのように、
実を食べられる植物もあれば、食べられない植物もあること。とくに
ベリー系の植物は、鑑賞用として販売される場合もあるので注意が必要です。
実もの植物を購入するときは、食用にできるかどうかの判断は自分で
おこなわず、必ずお店の人や専門家に確認しましょう。
♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️