手軽に疲労回復!
おすすめ「はちみつドリンク」レシピ
1日の寒暖差が大きい時期は、体温を調整するために自律神経が過剰に働き、
疲労がたまりやすくなります。そんなときに取り入れたいのが、
疲労回復パワーのある果物とはちみつ。今回は、栄養補給におすすめの
はちみつ×果物ドリンクレシピを紹介します。
疲れやすい秋の栄養補給に「はちみつ×クエン酸」
気温の変化が大きい季節の変わり目。1日の最高気温と最低気温に
7℃以上の差があると、寒暖差疲労が起こりやすいといわれます。
寒暖差疲労とは、気温差が原因で起こる疲れのこと。私たちの体は、
暑いときは体温を下げようと、寒いときは体温を上げようと自律神経が
働くことで、一定の体温を保っています。ですから、1日の中での寒暖差が
大きいと、体温調整のために自律神経が過剰に働くことになり、
疲れがたまりやすくなるのです。そんな、疲れやだるさの改善に
つながるのが、脳のエネルギー源となるブドウ糖の摂取。はちみつは
約8割が糖分で構成されていて、その主成分はブドウ糖と果糖です。
これらの糖類は体内でエネルギーとして吸収されるスピードが速いので、
即効性のある疲労回復効果が期待できます。
また、はちみつには、ビタミンやミネラル、アミノ酸など、体が喜ぶ成分が
バランスよく含まれているため、昔からスポーツ後の疲労回復にも
愛用されてきました。そんなはちみつの疲労回復パワーをさらに高めるのが、
乳酸などの疲労物質を分解する働きがあるクエン酸。レモンやゆずなどの
柑橘類の他、キウイなどのフルーツにも多く含まれています。
そこで「はちみつドリンクレシピ」を3つご紹介します。
疲労回復ドリンクレシピ1:はちみつレモンジュース
果物の中でもトップクラスのクエン酸含有量を誇るレモン。
クエン酸の酸味には食欲を増進させる働きもあるので、
疲れて食欲がないといった日にもおすすめです。
<材料(2人分)>
アカシアはちみつ……大さじ2
レモン……2個
水……400mL
パプリカパウダー(チリパウダー)……少々
<作り方・レシピ>
🍅 01)レモンはカットして果汁を絞る
🍅 02(レモン果汁とはちみつ、水、パプリカパウダー
(チリパウダー)を混ぜ合わせる
疲労回復ドリンクレシピ2:ホットゆずはちみつドリンク
ゆずは、果汁にカリウム、皮にビタミンCやコラーゲンが多く含まれ、
「捨てるところがない柑橘類」とも呼ばれます。ゆず特有の爽やかな香りを
楽しむためにも、皮は捨てずに丸ごと取るのがおすすめ! 甘酸っぱい
味わいが、疲れた体をほっと癒してくれます。
<材料(2人分)>
アカシアはちみつ……大さじ1
ゆず……1個
湯……400mL
<作り方・レシピ>
🍅 01)ゆずはよく洗い、半分に切って種を取り除く
🍅 02)ゆず1/4個分は皮ごと、残りは果汁だけを絞ってミキサーに入れる
🍅 03)はちみつと湯もミキサーに加え、混ぜ合わせる。なめらかに
仕上げたいときは、さらに網でこす
疲労回復ドリンクレシピ3:小松菜とフルーツのジュース
疲労回復効果を高めるβカロテンやビタミンCを豊富に含む小松菜と、
実はクエン酸が豊富なキウイの組み合わせ。はちみつとバナナの甘味、
ヨーグルトの程よい酸味で、おいしくしっかり栄養補給できるレシピです。
<材料(2人分)>
アカシアはちみつ……大さじ2
グリーンキウイ……1個
バナナ……2本
小松菜……100g
プレーンヨーグルト……300g
<作り方・レシピ>
🍅 01)グリーンキウイは皮をむいてすりおろす
🍅 02)バナナは皮をむいて適当な大きさに切る。小松菜はよく洗って
適当な大きさにカットする
🍅 03)バナナと小松菜、プレーンヨーグルト、はちみつをミキサーに
入れて混ぜ合わせる
🍅 04)最後にすりおろしたキウイを混ぜる
今回は、疲れた体の栄養補給にぴったりのはちみつドリンクレシピを
ご紹介しました。ちなみにクエン酸は、一度に大量に取っても吸収しきれず、
余った分は体外に排出されてしまいます。1日何回かに分けて摂取した方が
効率的に吸収されるので、こまめに取るのがおすすめです。
季節の変わり目を元気に乗り切るために、ぜひ、はちみつを使った
ドリンクを取り入れてみてくださいね。
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