健康と食の関係・1・・・

       

    50代からの健康を保つ「体にいい食事」とは?

私たち日本人は長寿であり健康意識も高い反面、根拠のない健康情報に

惑わされやすい側面も持ちあわせています。きちんとした科学的な根拠が

ある「本当に体にいい食事」について医師に聞きました。

健康の基本は「食事・運動・睡眠」!体にいい食事が大切

   

日本には医食同源という言葉があるように、私たちの体は「食べたもの」で

できています。人間が健康になるためにできることは結局、

「食事・運動・睡眠」そして「ストレスを減らすこと」くらいしかありません。

中でも食事は1日3回もありますし、365日食べ続けたものが健康に

大きな影響を与えるのは明らか。実はサプリメントより食事の方が

圧倒的に影響は大きいです。

私の拠点はアメリカですが、ときどき日本に帰って書店に立ち寄ると、

ものすごい量の健康情報があふれていて、その中には科学的根拠のない

誤った情報もいろいろあることに驚きます。

これは、私たち医者が「健康のための食」

について発信してこなかった影響もあります。

すでに患者の体に問題が出ているなら薬で治療するのは当然ですが、

問題が生じる前に食事を見直すことで、健康でいられる人がもっと

増えるはずです。そのために私は、最新の研究論文や科学的根拠に裏付け

された「体にいい食事」についての情報を発信しているのです。

食品に含まれる「成分」に惑わされるな!

   

「体にいい食事」について考える際に重要な要素には、肉や野菜といった

「食品」と、β-カロテンやリコピンなど「成分」の2つがあります。

最近は大切なのは「食品」を取ることで、「成分」はあまり重要ではないと

されています。例えば、1990年代に流行した「β-カロテン」入りの

清涼飲料水。緑黄色野菜を食べていると健康にいいことがわかり、

そこから緑黄色野菜に多く含まれるβ-カロテン配合の飲料が

一世を風靡しました。しかし、現在はめっきり影をひそめています。

その理由は、研究によってβ-カロテン配合の飲料は健康に良くないこと、

むしろ有害である可能性が高いことがわかってきたことにあります。

そもそも緑黄色野菜とβ-カロテンで何が違うかと言うと、野菜には

β-カロテンの他にも、ビタミンCや食物繊維などいろんな栄養が

入っているわけですね。こうした「食品」に含まれる複雑な栄養は、

健康に働きかけることがわかっています。しかし、「成分」だけを

精製して取ると、効かなくなってしまうのです。

私たちを健康にするのは、精製され過ぎていない「食品」

      

私たちの体は非常に複雑で「食品」に含まれるいろいろなものが相互作用

している可能性があります。食事と健康というこの複雑な関係を、

一対一みたいに純粋な「成分」に落とし込むというのは、うまくいかないのです。

もちろん、時には薬みたいな形で、精製した「成分」だけを摂取して

うまくいくこともあります。ただ、薬は病気になった人を治すものなので、

食品のように健康な人の健康を維持するという話ではありません。

リコピンが体にいい」とよく聞くと思いますが、人参のβ-カロテンと

同じように、トマトに含まれるリコピンの「成分」そのものが体にいいと

いう根拠も、実は今のところありません(野菜のトマトは体にいいことが

わかっていますが、「リコピン」が体にいいのかどうかはわかっていません)。

健康を維持するためには、精製された特定の「成分」だけを取るのではなく、

素材そのままの複雑な栄養が残った、精製され過ぎていない「食品」を

毎日食べ続けることが大切なのです。

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