南信州を巡るー1

       

     石・石造文化にふれる

遠出のできない今、地元の自然に身を置き再発見することに楽しみを

見つけています。知らなかったことを知る、気が付かずにいた物との出会い、

嬉しいですね。ワクワクします。今回は地元で見つけた石・石造物を・・・

切石

   

     🧿 切石

近頃話題のアニメ鬼滅の刃では、主人公の竈門炭治郎が岩を刀で切る

修行がありました。飯田市内には「切石」という地区があり、

真っ二つに切られた? 石があります。

源義経が頼朝に追われ藤原氏を頼り下る時、この道を通った。その時

邪魔になったこの大きな石を、弁慶が薙刀なぎなた)で切ろうとしたが、

切りおおせなかった。そこで、義経が太刀で切った」と伝えられている石です。

この石があるために地区の名前は「切石」と呼ばれ、この地が単に石の

産地だっただけではないようです。すぐ横には、美しい仏の姿もありました。

立石寺(りっしゃくじ)

   

    🧿 飯田市立石(たていし)の立石寺(りっしゃくじ)です。

子供たちが遠足で訪れるところです。「立石寺は天安元年(857)建立。

その後応伝という坊様がお堂を建てようとすると、土の中から黄金に

輝く光が差し、一夜のうちに立派な石が立った。そこで、寺の名を立石寺とした。

石は竜宮城にまで届いている」と伝わっている……。小学生の書いた看板が

ありました。手を合わせ拝んでいるようです。

     

       🧿 立石寺の石仏

     

       🧿 立石寺 微笑む​​​​​​仏様

こちらの像は天保という字が読めます。かすかに微笑んで、

手を合わせている姿は可愛らしく感じます。髪型も衣装も独特です。

中国の歴史ドラマを思い出します。

おちん岩「中郷蛇岩」

下栗への道中(国道152号線)の際に大きな岩がありました。

こんなに大きな岩、今まで関心を持たなかったのも不思議です。

見えなかった物が見えてきた感じです。

飯田市美術博物館によれば、大きさは約530立方メートル、

重さは約1300t、チャートという固い岩石や石灰岩の塊だそうです。

周りの建物と比べれば大きさがわかります。

   

      🧿 落ちない岩……おちん岩

慶応4年(明治元年)7月2日の豪雨で転がり落ちて、もう少しで

上村川というこの場所で止まったというのです。こんな大きな岩が

転がり落ちるなんて、想像しても恐ろしいです。また、岩の底に大きな

洞穴があり、昭和25年頃まで、大蛇が住んでいたとも伝えられています。

「試験に落ちない」よう、合格祈願に訪れる人もあるようです。

大雨の季節になりました。情報を聞き逃さないようにしたいものです。

どうか、災害が起こりませんように!

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