値上げとクイズ・・・

         

     🧿 値上げに負けず、心豊かに暮らしたい

「価格は変わらないけど量が減った商品」を目にすると   

「値段は変わらないけど量が減ってる。これって実質値上げやん」と

思う機会が最近増えているのではないでしょうか。

私もそう感じる1人です。が、クイズ好きの習性で、値上げを嘆くより先に

「この経済現象の名称は何だっけ」と頭が別方向に動いてしまいます。

ステルス値上げ?

某メーカーの袋入りチョコ、以前は15枚入りでしたが、ある時

14枚になり、先月は13枚にまで減少。詰め替え用洗濯洗剤も然りで、

発売当初1kg入りだったものが、900g、810gと10%ずつ減っていき、

今では720gです(2022年7月時点の情報)。

   

【問題】:ステルス値上げとも呼ばれる、企業などが価格を据え置いたまま

     内容量だけを減らし実質的な値上げをする現象のことを、

     2つの英語を組み合わせた造語で何というでしょう?

ステルスは敵のレーダーに映らない戦闘機のことなので、これは、

ステルスのように見つかりにくい値上げを意味します。

企業は事前に変更(減量)の内容と理由を公表し、新内容量を包装袋などにも

表示します。が、価格やパッケージは以前と変わらないため、消費者は

パッと見ただけでは実質的な値上げに気づきにくいのです。

   

シュリンクフレーション?

🔹 クイズの答えは「シュリンクフレーション」。

「縮む」という意味の「shrink」と、物価が上昇する経済現象

「インフレーション」を組み合わせた言葉で、クイズ界では

昨年(2021年)頃から出題されるようになりました。

カタカナ語ゆえ当初は言葉がスムーズに出てきませんでしたが、悲しいかな、

今年(2022年)は実生活でこのステルス値上げに何度も遭遇しているので

反復効果で覚えてしまいました。

   

      🧿 1つ当たりの量が減る実質値上げも!

前述例のチョコは袋に枚数が明記されているので、注意して見れば実質

値上げに気づきますが、値段と数はそのままで1つ当たりの量が

減るという、より気づきにくい値上げも!

先日、好物のアーモンド入りミニチーズ4個セットの裏面を見たら、

全体量が60gから54gに減少していることが発覚。おお、お前もか! と、

このときシュリンクフレーションをしみじみ実感したのでした。

以来、台紙サイズより一回り以上も小さなピザ、袋にスカスカ感のある

スナック菓子などを目にすると「どうせあなたもステルス値上げ

しているんでしょ」と諦観の境地に……。

   

     🧿 最近実質値上げを実感した品(イメージ画像)

あのペーパーのサイズは?

【問題】:JIS規格で、その幅が114mm(±2mm)と定められている

                   日用品は何でしょう?

内容量が1箱200枚から160枚と2割減になったティッシュペーパーを

よく見かけますが、交換(購入)や物流の増加、包材のコストの観点から、

「枚数は200枚のままにして価格を値上げした方がいいのでは」と

提言したくなります。

   

     🔹 さてクイズの答えは、「トイレットペーパー」でした。

家の愛用品は幅が114mmのままですが、この先どうなるでしょうか。

というのも、規格は任意なので、それ以下の寸法であっても問題はないのです

(※)。実際、売り場ではダウンサイジングされた商品をよく見かけます。

※輸入品はJIS規格対象外。ノーブランド品は元々JIS規格より幅狭。

また、近年はエコの観点からメーカー品でも幅狭の傾向あり。

   

ロールの「長さ」については包装袋に大きく表示されているので短くされても

わかりやすいのですが、「幅」は裏面に小さく表示されているだけなので、

狭くされてもその事実に気づかないかもしれません。

たしかに幅が10mm減ったところで使用感には大して影響はなさそうです。

もし減少に気づくとしたらホルダーから落ちやすくなったときでしょうか。

そしておそらくそのとき消費者は、次のクイズの答えの感情が

湧き上がってくるのだと思います。

   

楽しく乗り切る♪

【問題】:本来は「一時しのぎ」という意味であるが、近年では

                「卑怯な」という意味での使用が多くなっている、「姑」で始まる

                  二字熟語は何でしょう? 

こうしたステルス値上げに対し「姑息なことを!」と憤る声をよく見聞きします。

そう、🔹 答えは「姑息」。クイズ&語彙好きとしては、どちらの

意味合いで言っているのかが気になるところです。

おそらく消費者は「卑怯」の意味で使っていると思いますが、企業としては

「とりあえず今は値上げをせずやりすごそう」という「一時しのぎ」の

気持ちが強いのかもしれません(あくまでも私の考えです)。

   

     🧿 さまざまな要因が絡み合って生じる値上げ 

こんなのんきなことを書いていますが、私だって価格値上げや容量減少には

反対です。ただ、現在の世界情勢や経済状況を俯瞰すると値上げを

受け入れざるを得ないのかなと……。

そして、この値上げから逃れられないのなら、時にはクイズのネタにしつつ、

家計を工夫しながら楽しく乗り切っていきたいと思うのです。

もちろん、便乗値上げに対しては不買の姿勢で臨むことも忘れずに。

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【秋茄子の きらいな嫁で 拍子ぬけ(シルバー川柳)】