小暑の花あしらい「クルクマ」・・・ 

         

日本では季節の変化を敏感に感じ取り、年中行事や習わしに添った植物を

暮らしに取り入れてきました。「二十四節気の花あしらい」では難しい

ルールにとらわれず、気軽に季節を感じられる花を楽しむテクニックに

携わってきたそうです。

毎月、旬の雰囲気を楽しめる花をピックアップして最後の一輪まで

楽しみつくす、そんな花のあしらいです。

2022年7月7日から二十四節気小暑

小暑(しょうしょ)とは、梅雨が明け、暑さが本格的になる頃です。

蝉の鳴き声が聞こえ始め、夏がやってきたと感じる時期です。

今年は記録的に早い梅雨明けと、猛烈な暑さがつづいていますが、

蝉の声を聞きながら池に咲く蓮の花を見て、水面を吹き抜ける涼しい風を

感じ、この季節を楽しむのも素敵です。

今日はそんな蓮の花を少しだけ連想させる「クルクマ」をいけてみようと

思います。夏にぴったりのトロピカルな雰囲気もただようスタイリッシュな

花で季節をお部屋に取り入れてみましょう。

   

   

   扇のように広げてスタイリッシュに

今回は透明感のある淡いピンクが涼し気な「プーディンプリンセス」という

品種を選びました。花に見える部分は「苞(ほう)」と呼ばれる部位で、

本来のクルクマの花は苞の間に隠れるように目立たず咲きます。

スタイリッシュな花姿を楽しむために、扇のような形にいけてみました。

クルクマのようにつるつるした引っかかりの少ない花で形を作りたい時は、

写真のように足元を輪ゴムやヒモで留めておくと形を作りやすいですし、

形がくずれないのでおすすめです。

クルクマは葉と花が一つずつついていますので、それぞれがきれいに見える

場所を探して顔をこちらに向けるように整えてから花瓶にいけましょう。

形を作らずラフにいけたい時は、花瓶の片方に花を傾けていける

「投げ入れ」といういけ方も素敵で簡単です。

どんないけ方をしても、葉でせっかくの花(苞)を隠さないことを意識して

みましょう。 暑い時期でも水がさがってぐったりすることもなく、

とても丈夫な花ですので、この季節の花あしらいにぴったりです。

クーラーの効いた涼しい部屋でしたら花持ちもさらに良くなりますよ。

   

フレッシュなグリーンをプラスして涼やかに

シンプルにクルクマの姿を楽しんだら、季節の枝ものや小花を

加えてみましょう。 加えたのは緑色のつややかな実「サンキライ」と

ライムグリーンの鮮やかな小花「ジニア クイーンライム」、星のような形の

白い小花「アストランティア マヨール」、ふわっと広がる穂先が涼やかな

「スモークグラス」。 まず、クルクマである程度大きさや形を決めてから

隙間をアストランティアで埋めます。次にジニアを花瓶の下の方に

あしらいます。(ジニアは花が大き目なので、花瓶の口に近い方が安定します)

他の花とのバランスを見ながらサンキライの枝をしだれるようにいけた後、

スモークグラスで最後に全体を整えましょう。

涼やかな風が通るようなイメージに仕上げて、暑さがだんだん増してくる

この季節を乗り切りましょう!

   

直線と曲線で植物の形を楽しむ

少ない花でシンプルにいけると線の美しさをより楽しむことが出来ます。

クリアなガラスの花瓶にいけて、直線に近いクルクマの茎と、

ぐるりと曲げたサンキライの枝の曲線を楽しみましょう。

サンキライはツル性の植物なので、このような花あしらいも簡単にできます。
落ちてしまったサンキライの実も水に沈めて水中花のように。

涼しさを演出できますよ。

クルクマを2本使う場合は、高さを少し変えた方がバランスをとることが

できます。 どちらかというとナチュラル好きの私も、造形的なフォルムの

クルクマを見ると少し変わったことをしたくなるから不思議です。

   

一輪挿しを並べてオブジェのように楽しむ

白ガラスのサイズ違いの花瓶を並べて、クルクマをシンプルに

いけてみましょう。スタイリッシュでリズミカルなオブジェのできあがりです。

この時、花で三角形を作るイメージでいけてみましょう。

低い方に大きな花や葉を配置して、高い方に線が細く軽やかなものを

配置すると、バランスよく仕上がりますよ。

   

ガラスの食器で花を楽しむ

クルクマの花を上から見ると、まるで蓮のような可愛らしい姿に驚きます。
この花姿を楽しむには、短くカットして上から眺める花あしらいに

仕上げましょう。器もガラスのボールやソーサーを使って涼し気に。

きらきらと光る水面もクルクマを素敵に演出してくれます。

花より先に葉が傷んでくることもあるクルクマはこのようなスタイルで

楽しむこともおすすめです。

   

ウェディングブーケにもおすすめ

しばらく水に着けなくてもフレッシュな姿を保つことができる丈夫な

クルクマは、ウェディングの二次会などに持つカジュアルなブーケにも

おススメです。海辺やガーデンなど、花には過酷な場所でのパーティー

でも傷みにくいですよ。

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【おれおれに 暗号決めた 爺と孫(シルバー川柳)】