清流に咲く夏の花 「醒井宿の梅花藻」

       

     花を探しに~ ・旅は西へ。

京都周辺の夏の花を探しに出かけます。

京都へ向かう途中、清流でしか生育しない「梅花藻(ばいかも)」を

見ようと、滋賀県米原市醒井(さめがい)に立ち寄りました。

   

新幹線の米原駅から在来線で5分、JR醒ヶ井駅のほど近くに、

平成の水百選にも選ばれた、豊かな湧水が街を流れ、梅花藻が

咲く地蔵川があります。

   

   

醒井中山道61番目の宿場町で、地蔵川に沿うように歴史ある

街並みが残る情緒ある街。

   

河岸には「かわと」と呼ばれる水を汲んだり、野菜を洗ったりできるように

水際まで下りることができる石の階段があり、今も地蔵川沿いに

暮らす人々の生活の一部となっています。

   

こんな風にすいかを冷やしたりと、地元の方々は冷蔵庫のように利用。

水道が完備されるまでは飲み水としても利用されていたとか。

ほのぼのとした、うらやましい光景です。

   

この地蔵川には岐阜と滋賀のごく一部にしかいない、国の絶滅危惧種

指定されている「ハリヨ」という淡水魚が生息。美しい清流と水草が無いと

生息できない、梅花藻と同じように貴重な生きものです。

   

赤い百日紅さるすべり)が所々に。地蔵川添いの散歩は見どころがたくさん。

     

     

梅花藻はキンポウゲ科水草。水の中から立ち上がるように、白く、

小さな梅に似た花を咲かせます。清水では育たず、水槽での栽培も難しい、

限られた場所でしか見る事のできない貴重な花なのです。

   

地蔵川の梅花藻の見ごろは6月中旬から8月下旬。
源流である居醒の清水(いさめのしみず)まで、約500メートルの間に

何か所も梅花藻鑑賞の見どころが点在しています。皆さん、写真を撮るのに必死。

   

     

川面に落ちたサルスベリの花と梅花藻のコントラストがきれい。

   

駅の近くには日本で数多くの西洋建築を手がけた、アメリカ人建築家、

ヴォーリズが設計に関わったとされる「旧醒井郵便局局舎」が。

醒井にはこうした西洋風の建物も現存し、趣のある街並みを留めています。

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【膳囲み 孫の一言 初笑い(シルバー川柳)】