🚠 直島では水玉模様があちこちで見られました
アートの島へひとり旅 その2
ひとり旅をしようと思いつき、前から行きたかった四国の島々で、
いろいろなアートを鑑賞してきました。一日目、無事にホテルに着き、
今回は二日目からの様子をお伝えします。
旅行二日目
この日は、1日かけて直島を見て回る予定です。
朝から循環バスに乗り「地中美術館」へ行きました。
ここは、建物の大半が地下に埋設された美術館です。
🚠 地中美術館の入り口
いろいろなアートの中で、私は何といっても、モネの『睡蓮の池』が
印象的でした。薄暗い通路を通り抜けて白い部屋に入った途端、6m×2mの
巨大な絵が目に入ります。それは、うっすらと差し込む柔らかい光に包まれて
輝いていました。声も出ないほどの感動でした。
その後、古い家屋や神社を改修し、建物や空間そのものを作品にしている
「家プロジェクト」を見て回りました。
🚠 「家プロジェクト」 民家が改修されてアートの空間になっています
夕方になり「ベネッセハウスミュージアム」に行きました。ここでは、
海を臨む屋外のコンクリートの壁に、世界の水平線の写真が展示されて
いました。まさに自然と一体となったアートです。
🚠 海に面した屋外での展示
旅行三日目
旅行も三日目となりました。この日は、直島からフェリーで20分ほどの
豊島(てしま)へ行きました。
まず「豊島美術館」へ。バスから降りると、そこにはゆるやかな斜面に広がる
段々畑がありました。その中に、まるで宇宙船のような白い円形の建物が
ありました。この建物自体がアートです。
🚠 段々畑と豊島美術館
柱はなく、天井に開いた穴から光が差し込んできます。床の小さな穴から
少しずつ水が湧き出し、それが次第に形を変え、流れていきます。
まるで時の流れが止まったような空間でした。
ランチは、港のガイドさんに教えてもらった「海のレストラン」で食べました。
すぐ目の前には、静かな瀬戸内海が広がっていました。
🚠 「海のレストラン」でおいしいピザを食べました
その後は、帰りのフェリーの時間まで、豊島横尾館や針工場(はりこうば)
などをゆっくり見て回りました。
旅行最終日
いよいよ最終日です。私は顔なじみになったホテルの人たちにお礼を言って、
ホテルをチェックアウトしました。もう帰るのかと思うと、名残惜しい
気持ちになりました。港の『赤かぼちゃ』にも別れを告げ、フェリーに乗り、
直島に別れを告げました。フェリーの到着地の宇野にもアートがあったので、
いくつかを見ることができました。
🚠 JR宇野みなと線アートプロジェクト
🚠 「宇野のコチヌ」作家/淀川テクニック
(カサやいろいろなおもちゃなどでつくられています)
こうして私のひとり旅は終わりました。帰ったあとも写真や
パンフレットなどを見て、旅行の余韻に浸っているうちに、すぐにでも
また行きたい気持ちになりました。
今回の旅行は、行く前の準備から「ひとり」なので、ずっと気が張っていました。
でも、実際行ってみると、親切な人たちにも巡り合えました。
素敵なアートもたくさん鑑賞できて、私にとっては
忘れられない旅になりました。
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