最高のホタルイカが食べたくて富山へ。立ち寄った那谷寺の胎内くぐりで
生まれ変わって、「北前船廻船問屋 森家」で歴史の勉強。おいしい地酒も発見!
ホタルイカと、ミシュラン星付き寺院と
「世界ふしぎ発見!」の廻船問屋
スーパーのホタルイカが例年より安くて喜んでいたら、今年(2022年)は
豊漁だとニュースが伝えてきました。
地元ではさぞやおいしかろう、安かろうとゴールデンウイークは富山へ。
立ち寄りの「那谷寺」(石川県)で御朱印をいただき、「世界ふしぎ発見!」で
紹介された「北前船廻船問屋 森家」(富山県)で廻船問屋の往時の
繫盛ぶりを体感してきました。
那谷寺で、清らかに生まれ変わる~♪
「石山の石より白し秋の風」(松尾芭蕉・奥の細道)で知られる那谷寺は、
紅葉の名所で、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの星付き寺院です。
巨岩と樹木が織りなすダイナミックな景観の奇岩遊仙境と、苔の庫裡庭園、
重要文化財の伽藍の数々など見どころがいっぱいです。
朱塗りの楓月橋から見下ろせば、新緑の海。向こうに見えるのが白い奇岩。
本殿は岩山と一体化していて、胎内くぐりができます。罪が浄化され、
清らかな自分に生まれ変われるとのことで、暗闇のなか
足元に気を付けていざ!
「北前船廻船問屋 森家」は、大満足の観覧料100円
山形県鶴岡を旅して以来、「北前船」に興味しんしん。北前船とは、
幕末から明治にかけて、北海道と大阪を日本海回りで航行した商船群のこと。
寄港地は、商売で栄え、裕福な廻船問屋が生まれました。
鶴岡や富山も主な寄港地のひとつ。富山市内岩瀬大町通りには、森家、
馬場家など廻船問屋として繁盛を極めた旧家が並んでいます。
森家では、100円の観覧料で、ガイドさんが10分以上案内してくれます。
「はい! ここでクエスチョン! なぜこのような畳の敷き方をして
いるのでしょう? 野々村真は的外れな解答で黒柳さんに
叱られていましたよ~。みなさんは、分かりますか?」
写真の商談の間は「世界ふしぎ発見!」で、紹介されたそうです
(正解は、半畳と繫盛をかけて、半畳の畳を採用)。
当時は、森家の背後に神通川が流れ、船着き場が設けられていました。
神通川って、あのイタイイタイ病の!? 暗いイメージを、ガイドさんの
「神様が通る川」の一言が払しょく。神通川、美しい名前です。
お昼は旅館「海老源」で、ホタルイカフルコース
いよいよホタルイカ。長い道のりでした。
ホタルイカフルコース。ほのかに甘い刺身を生姜で。ぷりぷりの釜揚げは
酸味控えめの酢味噌で。昆布じめやポンポン揚げ、黄金焼き、〆は富山の白米。
あ~これでスーパーのしなっとしたホタルイカにはもう戻れないかも~。
夜は、居酒屋でもうひとつの富山グルメの白エビを、地元の鋳金の酒器で
地酒とともに。あまりのおいしさに、同じ地酒を廻船問屋群の並びにある
雰囲気のある酒店で購入しました。
今回は、那谷寺のほかにパワースポット感溢れる白山比咩神社
(しらやまひめ)の御朱印もいただいてきました。
御朱印を集めだすと、有名観光地とされる場所以外にも足を延ばすことが
増え、旅の範囲が広がります。仏様のお利益があったり、
神様に許された気持ちになったりできるのも、
御朱印集めもとい寺社参詣の魅力です。
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