冷凍卵の作り方と食べ方
友人が「最近、よく卵を冷凍しているのよ」とメールをくれました。
「え! 卵って冷凍できるの?」。なんでも、卵を冷凍することで、
黄身がもちもちでクリーミーな風味の卵料理が楽しめるとか。
卵が冷凍できるなんて、知らなかったワタシ。冷凍卵について・・・
冷凍卵の作り方
🥚 01)冷凍すると卵が膨張してヒビが入ることがあるため、
生卵を殻ごとラップでふんわりと包みます。
🥚 02)ラップで包んだ生卵を、プラスチック製保存袋に入れます。
🥚 03)冷凍庫に入れ、一晩または一日以上時間を置けば完成です。
注意点
卵に付いた汚れは、キッチンペーパーなどで拭き取るようにします。
水で洗うと雑菌が入り込む場合があるので、衛生面に注意しましょう。
冷凍卵を解凍する方法
- 流水で解凍する場合
殻を剥いてプラスチック製保存袋に入れ、流水で解凍する。 - 自然解凍をする場合
冷凍庫から出し、室温に1時間ほど置いて自然解凍する。
🔹 電子レンジでの解凍は、沸騰して高圧となった黄身が爆発を
起こすことがあるので、やめましょう。
🔹 調理法(ハンバーグの中に入れるときなど)によっては、
凍ったのままの卵(殻をむいて)を使用することもできます。
冷凍卵の食べ方
🔘 卵かけごはん
解凍した卵で卵かけごはんにすると、もちもちでクリーミーな
黄身の風味が楽しめます。卵かけごはんのアレンジとして、焼いた
ベーコンをのせ、粉チーズと黒こしょうをかけるとカルボナーラ風に、
炒りゴマや焼きのりをトッピングしてラー油をかけると中華風になります。
🔘 卵入りハンバーグ
冷凍卵の殻をむき、凍ったままハンバーグの具材の中に入れて焼きます。
ゆで卵を作る手間が省けます。ハンバーグを切ると中から卵がとろりと溶け出します。
🔘 ミニ目玉焼き
冷凍のまま殻をむいて半分に切ってフライパンで焼くと、ミニサイズの目玉焼きが
2個作れます。
冷凍卵の賞味期限
卵かけごはんなど生の状態で食べるときは、生卵と同じ賞味期限(2週間程度)に
なります。加熱して食べる場合でも、1か月以内に食べ切るようにしてください。
ゆで卵、炒り卵、卵焼きの冷凍保存
生の卵が冷凍できることはわかりましたが、ゆで卵やいり卵、卵焼きは
冷凍保存に向いているのでしょうか? 調べてみました!
🔘 ゆで卵は冷凍保存すると、白身がパサパサになり風味が落ちるため、
冷凍にはあまり向いていません。
🔘 いり卵(錦糸卵も)は、1回に使用する分をラップで包み
プラスチック製保存袋に入れて冷凍します。冷凍庫で2週間ほど
保存が可能。冷蔵庫または常温で自然解凍し、早めに使い切ります。
🔘 卵焼きは、通常の大きさで冷凍保存すると水分が抜けて風味が
落ちやすくなるので、小さめサイズで焼きましょう。卵1個に対して
砂糖小さじ2と塩少しを加えて、3cm程度の厚み(長径)に
なるように焼き、一つずつラップで包みプラスチック製保存袋に入れて
冷凍すれば風味が保てます。こちらも冷凍庫で2週間ほど保存が可能。
冷蔵庫または常温で自然解凍し、早めに食べるようにします。
卵を冷凍させることで、料理のレパートリーも広がりそう! ワタシは、
卵かけごはんを試してみたいと思っています。
💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤