🚠 さまざまな種類の桜たち
高尾の旅~
2022年4月中旬、友人たちと高尾日帰りの旅に行きました。全国の桜の
DNAを保存している多摩森林科学園でお花見をした後、
お隣の昭和大正天皇皇后の墓所、武蔵野陵に行きました。高尾駅から
すべて徒歩で回る気軽な旅。自然に包まれた素敵な1日でした。
多摩森林科学園のあゆみ
🚠 迫力満点なしだれサクラ
現在の科学園の辺りは、江戸時代は幕府直轄地、明治以降には御料林として
公的に大切に管理・保護されてきました。
1945年の八王子大空襲によって研究施設の大部分は消失しましたが、
森林自体は無事でその後も研究・保護は続けられました。
時は流れて1988年に「多摩森林科学園」となり、1992年より
その研究成果などを広めるために一般公開されるようになりました。
いざ、多摩森林科学園へ
高尾駅北口改札に11時に集合し、50代から80代までの女性5名で
行ってきました。これ以降ほとんどお店がありませんので、お弁当や飲み物が
必要な人は駅前のコンビニで購入します。
駅を背にして左側の歩道を歩いていると、さまざまな種類の桜の街路樹があり、
徒歩10分程度のはずでしたが解説を読みながらゆっくり進み、予定より
時間はかかりましたがとても楽しい道のりでした。
入口の自動販売機で入園券を買い入場します。
サクラ保存林について
🚠 どのルートを行けばよいか相談を
多摩森林科学園には、全国のサクラの遺伝子を保存するために、
約8ヘクタールの面積に約1800本が植えられているサクラ保存林があります。
知る人ぞ知る桜の名所として一般市民が毎年多数訪れます。
種類によって咲く時期が違うので、2月から4月末までどこかで見ごろの
桜が咲いています。巷でソメイヨシノのお花見が終わってからでも
十分に間に合います。毎年3月上旬より園内の桜の開花状況が
公開されますので、それをチェックしてからお天気と相談して日程を
組むこともできます。
🚠 サクラ保存林へ、さまざまな解説を読みながら向かいます
まず玄関口で散策マップを手に入れ、右手の林の中を
「サクラ保存林」へと進みます。
🚠 リンドウやいろいろなスミレが咲いてました
途中リンドウやスミレ、モモンガの巣箱を見つけつつ、解説を読みながら
歩きます。もともと自然散策が大好きなメンバーだったので、この時点から
大盛り上がりでした。サクラ保存林に着くとあちこちに立っている
スタッフさんに、どのようにしたら見ごろの桜が見られるかを伺いました。
「今の時期は八重桜が見ごろ」と良く咲いているところを効率よく巡る
ルートを教えてくださいました。
道には藁やチップのような自然素材のものが敷いてあり歩きやすかったです。
お弁当は関山ベンチで
🚠 かなり急な段差がある階段状
お昼ご飯はベンチで食べるのが原則ということでしたが、なかなか5人で
座れるところが見つかりませんでした。
しばらく行くと階段状になったベンチが円形劇場の一角のようにずらりと
並んでいました。関山ベンチと言って、広い階段状なので100人くらいが
密にならずに悠々座れます。そばには桜の巨木がありその花びらが
舞い散っていました。そしてベンチからは、満開で雲のようになっている
桜を眼下に楽しめます。その中でいただくお弁当! 夢のように贅沢な
時間でした。(飲み物は園の入口入ってすぐのところで売っていましたが、
お弁当は必帯です)
🚠 関山ベンチからの眺め
森の科学園で
🚠 右手にあるのがウッディーな森の科学館
帰りに出入口近くにある森の科学園に寄りました。
ドアの脇には珍しい松ぼっくりや可愛らしい木のみが数個ずつ袋に入り
「ご自由にお持ちください」と書いた箱の中にありましたので、
5~6種類の中からそれぞれ好みのものをいただきました。
クリスマスリースにつけたいと思います。
建物の中に入ると透明な樹脂で固められた桜の花の標本が所狭しと
並んでいました。実際に見てきた桜の花と比べたり、咲いていなかった桜は
来年見に来ようと話し合いました。桜以外の樹木やこの付近の動物・昆虫、
バードウォッチングにも年間を通じて訪れたい素敵なところでした。
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