温泉、食、仏像三昧でも、疲れ知らずの南伊豆の旅を
日々の疲れをとりに行ったはずの温泉旅行なのに、自宅に戻ると
「は~っ疲れた」とため息が…‥なんて経験はありませんか?
そろそろそんな言葉を吐かずに済む、疲れ知らずの旅行をしませんか。
大満足の南伊豆のホテルと美術館鑑賞のコースを旅しましょう~
伊豆下田エリアで、里山を堪能!?
“疲れ知らず”の旅の宿、私のおすすめは伊豆下田にある
「下田セントラルホテル」です。伊豆下田といえば伊豆エリアの最南端。
ペリー来航の開国の街として知られ、海を臨むリゾートホテルが多い
イメージがあると思います。
しかし、このホテルは山側の里山エリアに位置しており、里山の原風景に
囲まれながら過ごせるところが自慢です。その評判は、口コミサイトでも、
伊豆下田エリアで1度は泊まってみたいホテルとして名前が上がるほどです。
隠れ家的な落ち着いた宿自慢の天然温泉は、美の最高値といわれる
ph9.2を保ち、肌にスーッとなじむ心地よさはいつまでも余韻が残ります。
また、山里ならではの季節ごとの旬の味を堪能できる食の数々と繊細な
もてなしに口コミ評価が高いのも納得です。
海の幸、山の幸でもてなされて至福の時間を堪能しました。部屋は
個室露天付きの部屋もあるのでこちらもおすすめ。
自慢の美肌湯を堪能したら美食時間!新鮮な地魚は酒が進んで困ります。
🔘 伊豆と言えば「金目鯛」。アレンジ料理もリクエストできます。
国宝級の美術品を、ゆったり堪能できる
でも、おすすめはこれだけはありません。宿にステイするなら特に美術、
仏閣好きにはぜひ行っていただきたい所があります。
その場所は、「上原美術館」です。
元々は、地元で有名な「達磨大師寺」の構内にありましたが、
2017年11月に改めて「仏教館」と「近代館」の2館に
リニューアルされました。展示物のクォリティーの高さは仏像好き、
仏閣好き、絵画、彫刻好きなら興奮ものですが、普段、芸術関連に
触れることが少ない人でも、極上の作品を垣間見るいい機会です。
まずは観覧順序に従い、「仏教館」に足を踏み入れると広大な展示室に
阿弥陀如来像や大黒像などの木彫りの仏像が目の前にワーッと現れます。
その展示数はなんと、約130体ほどです。どれもが圧巻の迫力で、
そこにいるだけで一瞬にしてパワーを充電できそうなトリップ感を
味わえると思います。歩み進めると、1000年以上前に書かれた貴重な
古写経などもあり、古美術ファンにも満足いく鑑賞ができると思います。
🔘 バスケットコート大の展示室に並べられた木彫り仏像の数々は圧巻です。
隣接する「近代館」のコレクションも、もちろん感動ものです。
西洋近代絵画にはゴッホ、モネ、セザンヌ、日本画には横山大観の絵画など
貴重な「原画」の数々は感激を超えるレベルです。仮に都内の展示だと
混雑してよく見ることができないほど貴重な絵画を、間近でゆったりと
鑑賞できる幸せは、ここに来たことを絶対に後悔させません。
「仏教館」「近代館」の両方合わせても90分もあればゆったりと
隅から隅まで堪能できるので、気持ち的に満ち足りながらも疲労感が
少ないのも魅力です。
🔘 「仏教館」→「現代館」の順に鑑賞を終えたら手入れの整った庭を
眺めながらひと息。最初から最後までレベル高き芸術を堪能です。
美術館への送迎付きで、移動も楽々
さらに、上原美術館に足を運ぶ前に、先に宿でチェックインしておけば、
スタッフが美術館までの約2.4kmの道のりを送迎してくれるのも
うれしいポイント! ぜひ体験してほしい“疲れ知らずの”南伊豆旅行の裏技です。
伊豆下田駅から宿までは、電車の時間に合わせた無料送迎バスがあるので、
昼くらいに伊豆下田駅に到着し、宿に荷物を置いて身軽に美術鑑賞。
満足したら、送迎車で宿に戻り、自慢の湯にゆったり浸り、思う存分
南伊豆の食を堪能し、満ち足りた山里時間を過ごせば
“疲れ知らず”の旅の仕上がりです。
私自身は2017年2月末にこのお宿に訪れて、川津桜満開の南伊豆を
満喫しました。宿独自の無料ミニツアーもあって、春だと夜桜鑑賞、
夏はホタル観賞など、季節に合わせた里山だからこその楽しみも満載です。
「相玉温泉」の湯で火照った体に牛乳やコーヒー牛乳の提供、朝から和洋中の
選びきれないほどの朝食も高評価でした。
そんな雰囲気よし、お湯よし、食もスタッフの気遣いもいいし、
旅本来の醍醐味である、何もしなくていい贅沢に「また来よう!」と
必ず思うはずです。
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