久しぶりにお花屋さんの前を通りかかったら、ポインセチアが並んでいました。
最近は赤だけでなく、マーブル模様やピンクなどいろんな種類があるんですね。
ポインセチアが並ぶともうすぐクリスマスというイメージがあるけれど、
どうしてなんでしょう?
クリスマスとポインセチアの関係
ポインセチアがクリスマスに飾られるようになった由来は、17世紀、
メキシコにやってきた修道僧たちが、ポインセチアの色や形に着目したのが
最初だといわれています。
赤は「キリストの血」、緑は「永遠の象徴」、白が「純潔」を表し、
花や苞(ほう)の形が、イエス・キリストの生誕地とされている
ベツレヘムの星を連想させることから、ポインセチアは縁起のよい
植物として、「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ばれるようになりました。
最初は、キリストの誕生祭の行列で使われ、徐々にクリスマスの飾りとして
世界中に広まっていったといわれています。
ポインセチアとはどんな花?
ポインセチアはメキシコの山地に自生していた植物を品種改良したもので、
日本に入ってきたのは明治時代の頃です。クリスマスの定番植物と
なってからは、さらに品種改良され、ピンクや白、黄色などの新しい品種も
多く作られました。出回る時期から、寒さに強いイメージがありますが、
品種改良された園芸種のものは、寒さにはあまり強くないので、
10℃以上の環境で育てた方がいいとのこと。本来は低木で、
沖縄などの暖かい地域で地植えにすると数メートルの大きさに育つことも
あるそうです。そして、ポインセチアの特徴でもある赤やピンクに
色づいた部分。花のようにも見えますが、実は花ではありません。
ポインセチアの本当の花は真ん中のつぼみのような黄色い部分で、
色づいた部分は苞(ほう)と呼ばれており、花を保護するためにあるそうです。
ポインセチアの花言葉
そんなポインセチアの花言葉は、「祝福する」「聖夜」「私の心は燃えている」
「幸運を祈る」など、ロマンチックで幸せをイメージするものです。
赤く色づいた苞のイメージやクリスマスにぴったりの言葉ですね。
さらに、色によって個別の花言葉もあります。ピンクのポインセチアには
「思いやり」や「清純」、白のポインセチアは「慕われる人」
「あなたの祝福を祈る」という意味があります。
素敵な花言葉ばかりなので、花言葉を添えて大切な方へのプレゼントに
するのもいいですね。
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