日本の習わしに触れる「カルチャー(学び)」ー1

       f:id:akicyan6041:20211224181833j:plain

     知っておきたい「お正月にやってはいけないこと」

毎年やってくるお正月ですが、何気なく過ごしている中で、知らず知らずの

うちに「やってはいけないこと」をしていることがあるかもしれません。

そこで今回は、お正月のタブーを紹介します。自身の行動を振り返って

楽しい年を迎える準備を!

お正月にやってはいけないこと

   f:id:akicyan6041:20211224181844j:plain

 💲 掃除

掃除や洗濯、料理など毎日の家事ですが、お正月の三が日は、年神様が福を

持って家を訪ねてきてくれるとされるため、掃除は控えた方がいいでしょう。

 💲 水仕事

キッチンやバス、トイレの掃除や洗濯などの水仕事も、年神様を水で

洗い流すことになってしまうため控えた方がよさそうです。

 💲 刃物を使う

刃物を使うことも避けた方よいとされています。諸説ありますが、

「三が日に刃物を使わなければ、一年間を無事に健康で過ごせる」

「包丁で切ることが、縁を切ることにつながる」

「三が日は包丁を休ませてあげる」などと言われています。

加えて、昔の大きなお店では、各地から奉公する「丁稚(でっち)」が

集められていましたが、お正月くらいは彼らがしっかり休めるようにと

配慮された慣習といったこともあるようです。

 💲 煮炊き

かまどには、荒神(こうじん)様と呼ばれる火の神様がいると

されているため、火を使う煮炊きを控え、三が日は休んでいただくように

するのがいいでしょう。また、煮炊きをする際に出てくる灰汁(あく)が、

悪(あく)につながるので縁起が悪いとも言われています。

 💲 四足(よつあし)の肉を食べる

四足とは、豚や牛、馬など、4本の足で歩く動物のこと。ちなみに、

お雑煮などに使われる鶏は、2本足なので該当しません。もともと

年神様へのお供え物であるおせち料理には、四足の肉は入っていません。

仏教の殺生禁止という教えから、675年に天武天皇が僧侶への

肉食禁止令を出して以来、豚や牛、馬など四つ足の肉が除かれるように

なったのだそうです。

 💲 散財

お正月に散財すると、その一年間はお金が貯まらないという

言い伝えがあります。初詣のお賽銭は問題ありません。

 お正月飾りのタブー

     f:id:akicyan6041:20211224181854j:plain

お正月に飾るしめ飾りや門松には、飾ってはいけない日がある他、

お正月ならではの鏡餅の飾る場所や時期にも注意が必要です。

 💲 しめ飾りや門松を飾る時期

しめ飾りと門松は、地域によって飾る期間が異なります。1月1日~7日までが

松の内」とされている関東では、七草がゆをいただいた後に外します。

ですが、日付が変わる8日になってから外すという地域も。

1月15日までが松の内とされている関西では、15日まで飾ることが

多いようです。

 💲 鏡餅を飾る場所・時期

丸い形が特徴的な鏡餅は、年神様が家々を訪れたときの依り代(よりしろ)と

されています。それゆえ、テレビの上など騒がしい場所や鏡餅を見下すような

低い場所はNGです。リビングボードの上や、台所、書斎、子ども部屋など、

年神様に来ていただきたい場所にお供えするといいでしょう。

その後、1月11日(一部地域では15日)には、鏡開きをして

食べるのがいいでしょう。

ちなみに、しめ縄門松、鏡餅は、縁起が悪いとされている前年の

12月29日と31日を避けて飾るのが習わしだそう。ただし、鏡餅

「ふく」と読ませる12月29日に飾る地域もあるようです。

お正月は、意外とやってはいけないことが多いですね。現代では

厳密に守ることはないかもしれませんが、知っておくと

いざというときに役立つはずです。

💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤

【このごろは 話も入歯も 嚙み合わず(シルバー川柳)】