しまかぜで伊勢志摩へ!鉄道・食べすぎひとり旅―7

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   観光特急しまかぜで伊勢志摩旅へ(前編)

今回は「伊勢志摩」エリアを堪能し尽くす1泊2日旅です。

初めてのひとり旅を振り返りながら、しまかぜへ

思えば初めてひとりきりで行った旅は「伊勢志摩」でした。その頃は

実家暮らしで、このままでは自立できないと焦り、行ってみたのが伊勢神宮

かつて伊勢神宮には妹と旅行したことがあり、一度行った場所ならひとりで

旅ができるだろう、と考えた次第です。

まだ鉄道好きになる前のお話。なのでその頃の写真には、

鉄道は一枚も写っていません。

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     🚠 近鉄名古屋駅に停車中の観光特急「しまかぜ」

その後、伊勢神宮へは何度もひとりで訪れるようになりました。伊勢志摩は

海の幸もお肉も、いろいろと美味しいものが揃っているので大好きです。

そして名古屋から伊勢への足といえば、近畿日本鉄道、略して「近鉄」。

近鉄の車両は楽しいものが多く、鉄道好きになってからはいつもどれに

乗ろうか……と迷います。

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     🚠 しまかぜ車内にて。1列シートはひとり旅にオススメです

 乗車したのは、2013年に登場し大人気の近鉄の観光特急「しまかぜ」。

大阪難波〜宇治山田間に1度乗りましたが、人気でチケットを取るのが

大変でした。実は今回、ひとり旅……ではなく、カメラマンの阿部了さんと

同行する旅となりました。まさに「旅は道連れ」ですね。阿部さんの素敵な

写真とともに、伊勢志摩の旅を紹介する記事が掲載されていますので、

ぜひ併せてご覧ください。

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      🚠 プレミアムシートは1列と2列の3列配置でゆとりある設計

しまかぜのプレミアムシートで特に人気なのが1・6号車の展望車。

特に週末などはチケットが入手しづらいと聞きます。前日・当日に空きが

出ることもあるので要チェックです。

本革を使用したふんわりと柔らかいシートは大変ゆったりとしていて、

なんと電動のリクライニング機能・エアクッションなども付いています。

もちろんコンセントもありますよ。

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      🚠 6枚のガラスを用いた多面体のフロントデザイン

前面が全部ガラスなので、景色もこの迫力。子供達がおおはしゃぎ

するのもわかります。もちろん私もテンションが上がりっぱなし。

1度、1番前に座ってみたいものです。

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       🚠 名古屋発のしまかぜ車内で販売されている松浦商店の「しまかぜ弁当」

 こちらのしまかぜ弁当は、鰻のせご飯ほか3種類のご飯に、

きしめんサラダ、名古屋コーチン入り時雨煮、豚ヒレカツなど

名古屋の名物を中心とした豪華な幕の内風お弁当。購入したお弁当は

座席で食べることができますが、カフェ車両で食べることはできません。

そしてカフェ車両のメニューのほとんどは、カフェ車両内でしか

召し上がれませんのでご注意を。

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    🚠 カフェ車両で神都ビール(伊勢)と、ととかま(笹かまぼこ)を

カフェ車両は大人気! 特に宇治山田駅までは混んでいることが多いです。

今回も、しばらく並んでやっと座れた……と思ったら、混み合っていて

調理に30分程かかり、私の下車までに提供が間に合わないとのことで、

お料理を注文することができませんでした……。なのですぐ出てくる

地ビールとおつまみのみを注文。

確実にこちらで食事したい方は、乗車して間もなく、カフェ車両に

行くことをおすすめします。名古屋発の場合、カフェ車両の営業時間は

11時からです。

  鳥羽駅でひとり途中下車。向かった先は、思い出の鳥羽水族館

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      🚠 開館63年、飼育種類数約1200種の鳥羽水族館

 さて、おふたりは賢島(かしこじま)駅まで直行しましたが、私のみ

鳥羽駅で途中下車。鳥羽駅から徒歩10分ほどの鳥羽水族館にやってきました。

こちらは日本で唯一、ジュゴンがいる水族館として有名です。ジュゴン

長期飼育世界記録も達成しています。他、世界初のスナメリの飼育下での

繁殖成功や日本初のラッコの赤ちゃん誕生、世界初のオウムガイ3世誕生

など、研究や飼育実績の多い水族館なのです。

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      🚠 顔やしぐさがかわいらしいジュゴン

 鳥羽水族館は、妹と「小さい頃、2人で憧れた人魚姫の元になった

ジュゴンを見たい!」と、初めて伊勢志摩旅行した際に来た思い出の

場所。実際に見たジュゴンは、人魚姫とはだいぶイメージが違っていました。

ジュゴンは今では輸入が難しいそうなので、この1頭はとても貴重な

存在です。ちなみにどの水族館にでもいるイメージのラッコも、

現在日本で10頭しかいないとのこと。そのうち2頭が鳥羽にいます。

なんとか繁殖に成功してほしいですね。

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      🚠 トドのダイビングフロート、ソーダ水の上にソフトクリーム

この日は大変暑い日だったので、館内のレストラン・ベイサイドでちょっと

休憩。ソーダ水の色、先ほどのジュゴンの水槽の色にそっくり⁉ しかし

ソフトクリームにさしてあるクッキーは、ジュゴンでなく、トドの足を

表しているようです。

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    🚠 鳥羽足湯処「とまり湯」

 水族館を堪能した後は、再び鳥羽駅へ。駅近くの佐田浜東公園の海側には、

無料で入れる足湯があります。こちらのお湯は鳥羽本浦温泉のアルカリ性

単純温泉。ちゃんとした温泉なのです。

私はいつも、すぐ横にある農水産物直売所鳥羽マルシェで、

大内山コーヒー牛乳やヨーグルトを買います。それを飲みつつ、

海を見ながらのんびりと足湯に浸かるのが好きです。

 鳥羽駅から、賢島駅に移動。志摩観光ホテルへ

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     🚠 賢島駅に並ぶ観光特急「しまかぜ」。シンメトリーが美しい

 鳥羽駅から近鉄普通列車に乗り、賢島駅に到着しました。

駅には2編成のしまかぜが。しまかぜは、賢島からそれぞれ、近鉄名古屋

京都、大阪難波と3区間を3編成が走っています。

ちなみに近鉄は、JRを除く日本の鉄道事業者の中では路線が最長。

私もいまだに全部乗りつぶせていません。

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  🚠 「ザ ベイスイート」の屋上庭園から見た「ザ クラシック」(左)と

             「ザ クラブ」(右)

この日、お世話になる志摩観光ホテルは、「ザ クラシック」

「ザ ベイスイート」「ザ クラブ」という趣の異なる3つの館で構成されて

います。宿泊したのは「ザ クラシック」。木を基調とした文化の香り漂う

雰囲気が特徴です。ちなみにレストラン※や館内施設は、どちらに宿泊しても

利用できます。

  ※ザ ベイスイートのレストランのご利用は小学生以上

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      🚠 実際に各国首脳の会食に使われたサミットテーブル

 賢島といえば、2016年に行われた「G7伊勢志摩サミット」を

思い出される方も多いのではないでしょうか。そのメイン会場となったのが

「志摩観光ホテル」です。レストラン「ラ・メール ザ クラシック」では、

予約すればこのサミットテーブルで伊勢志摩サミット記念ディナー・

ランチなどをいただくことができます。 ディナーの前に、ホテル敷地内の

階段を降りてすぐの桟橋から、英虞(あご)湾のサンセットクルーズに

向かいます。伊勢志摩といえばリアス海岸で有名。その海岸線や島々を

眺めながら、賢島の周りを一周するクルーズです。

こちらは有料のホテルアクティビティ。完全予約制のチャータークルーズで、

季節などによって、表情を変える美しい英虞湾が楽しめます。

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      🚠 サンセットクルーズへ。

 ホテル敷地内の階段を降りてすぐの船着場から出発します

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     🚠 船から見た賢島橋

陸続きに思えますが、この橋を見ると、賢島って本当に島なんだと

わかります。本州と賢島との間の距離はわずか10メートル未満。

列車に乗っているとあっという間に通り過ぎてしまいます。

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      🚠 今日のルートと賢島

地図でみると更によくわかります。この部分が賢島橋です。

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      🚠 英虞湾からみる夕日

 少し曇り気味だったので、オレンジ色に染まる英虞湾は

見られませんでしたが、それでも穏やかな海面に映る陽は大変美しかったです。

『陽が傾き、潮が満ちはじめると、志摩半島の英虞湾に華麗な黄昏が訪れる』

これは作家の山崎豊子さんの小説、「華麗なる一族」の冒頭文です。

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      🚠 山崎豊子さんお気に入りの場所

 山崎豊子さんはこちらのホテルを大変愛していらしたそうで、

何度となく訪れたとか。先ほどのサミットテーブルがあったレストラン

「ラ・メール ザ クラシック」の一角。こちらの席がお気に入りで、

よくお食事をされていたそうです。

このお席に座り、数々の名作のアイデアを考えていらしたのでしょうか。

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      🚠 いよいよお待ちかねの豪華な夕食

 夕食の「麗」コースはアミューズ ブーシュ「蛸のガルシア風」から

始まりました。「伊勢海老サラダ仕立て」(写真左)は、

コンソメジュレなどが添えられた爽やかな味。緑色のあっさりした

味のソースは枝豆だそう。「伊勢海老クリームスープ」(写真右)は

ホテルの名物。濃厚な伊勢海老のスープは、一口目から大好き!

と感じる味でした。

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      🚠 メイン2皿。どちらも美味しすぎました

 「鮑のポワレ 2種類の香草バターソース」(写真左)もホテルの名物。

2種のソースはエシャロットと白ワインのソースとか。ここまで柔らかい

鮑も初めてです。「三重県産黒毛和牛ステーキ マデラソース」(写真右)、

こちらのお肉もまた柔らかく、少し甘めのソースと相まって、

大変美味しかったです。そして最後に上品なお味のデザート・コーヒーと

続きます。写真にはありませんが、もちちろんお料理に合わせて白ワイン、

赤ワインといただいたのは言うまでもありません。お酒もいろいろと

取り揃えられていました。こちらの「ラ・メール ザ クラシック」の壁には

藤田嗣治さんの大作「野あそび」が掲げられています。

他にもここは美術館?と見まごうほどの充実した絵や作品が、

ホテル内のあちらこちらに飾られています。

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 🚠 宿泊客限定のゲストラウンジにはリーディングルームやリスニングルームも

         食後はゲストラウンジでまったり。こちらでもお菓子や飲み物、

アルコール類などがセルフスタイルでいただけます。

しかしもうお腹いっぱい…最高に幸せな気分です。

ザ クラシックの部屋に引き上げ、ベッドに横たわってみると、

ちょうどいい具合のマットレス。聞くとやはりシモンズだそう。

起きてないともったいないと思いつつ、すぐ深い眠りについてしまいました。

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    🚠 落ち着いた雰囲気の部屋は使い勝手もよく、リラックスできる

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【デジカメは どんな亀かと 祖母が訊く(シルバー川柳)】