鉄道・食べすぎひとり旅―3

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青い特急「サフィール踊り子」で優雅に伊豆を食べる旅

大の鉄道好きのYASCORN(やすこーん)さんが、気軽に行ける1泊2日の

女性一人旅で「南伊豆フリー乗車券」を使って伊豆に行ってきました!

外出自粛期間が続く中、旅気分を味わいたい方にお届けします。

豊富な湯量でぜいたくな、金谷旅館の千人風呂

宿泊した金谷旅館の千人風呂は、大正4年に建てられました。長さ約15m、

幅約5mの浴槽は総檜風呂として日本最大。男性用とされていますが、

女性も入れる混浴です。バスタオル着用可なので、ひと安心。

早起きして、朝風呂をいただきます。

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     🔘 日本一の総檜風呂「千人風呂」

初めての混浴に、ドキドキしながら入っていったら、湯気でほぼ見えません。

人もいないようでした。気温が低いと、お湯との温度差で湯気が多く

出るようです。夏は湯気が少ないのかもしれませんね。お湯がやわらかく、

ぬるめなのでずっと入っていられます。飲泉もできるようです。湯口から

ドバドバと豊富な湯量が流れ続ける自家源泉、なんともぜいたくです。

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      🔘 (左)千人風呂への入り口(右)女性用露天風呂もある

千人風呂は、女性更衣室から直接行けます。女性更衣室にある鍵を持ち、

2カ所のドアを開けて千人風呂に入れるようになっているのです。ドアは

女性側からしか開閉できません。閉まると自動で鍵がかかるので、

帰って来るときは、持っている鍵で外から開けて入るようになっていました。

   次は、伊豆急下田駅で下車。展望台に登ります

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      🔘 伊豆急下田駅の出場側改札

さて、南伊豆フリー乗車券を使って蓮台寺から一駅、終点の伊豆急下田駅

向かいます。伊豆急下田駅の改札口は、入口専用と出口専用に別れています。

出口はまるで関所のような造り。駅員さんの立つ改札自体は黒船の

デザインになっています。

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      🔘 駅前にある黒船のオブジェ

駅前には「開国の湯」という無料の足湯があり、黒船のオブジェも。

ここ下田は、かつて黒船が来航した街。あちらこちらに黒船モチーフの

ものがあり、歴史を感じる展示物なども多いです。

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      🔘 伊豆急下田駅の待合室

駅の待合室は、横浜〜伊豆急下田間を走る観光列車「ザ ロイヤルエクスプレス」を

デザインした水戸岡鋭治さんが同じイメージで作られています。

「ザ ロイヤルエクスプレス」は東急が催行し、JR東日本伊豆急行

運行する観光列車。食事や観光がセットになったプランなどがあり、

ワンランク上の鉄道旅を味わえます。こちらも一度は乗ってみたいものです。

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      🔘 下田ロープウェイ

駅から歩いてすぐの下田ロープウェイも同様に、水戸岡さんが

デザインしたもの。青い空に、さらに濃い青の車体が映えます。車内は

天然木を使用していて、高級感があります。
ロープウェイは一気に寝姿山山頂駅へ。寝姿山というのは、下田市内から

見ると、女性が仰向けに横たわって見えるからだそう。山頂は自然公園に

なっていて、遊歩道沿いにたくさんのお花が咲いていました。遊歩道は、

30分ほどで一巡りできます。

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      🔘 街の反対側には海が広がる

少し登ると展望台に到着。伊豆の島々が見渡せる、すばらしい景色です。

それにしても本当によいお天気! ここで景色を眺めながら朝ごはんを

食べることにします。実は伊豆急下田駅の待合室横の売店で、

駅弁を買っていました。

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      🔘 駅弁「金目鯛の塩焼き弁当」と地ビール

選んだのは「金目鯛の塩焼き弁当」。ついついお酒に合うお弁当を

選んでしまいます。やはり伊豆に来てキンメ電車に乗ったからには、

金目鯛が食べ鯛、いや、食べたいですよね。この鯛、身が厚くて脂が乗っていて、

本当においしいです。海苔が載ったご飯も、磯の風味がとてもよい感じ。

日本酒が飲みたくなりますが、朝なのでビールにしました。

   伊豆急下田駅から、今度はバスで海の洞窟「龍宮窟」へ

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      🔘 伊豆急下田駅前のバス停からバスに乗車

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      🔘 南伊豆フリーパスが使える区間(出典:伊豆急HPより)

再びロープウェイに乗り、伊豆急下田駅まで戻ります。ここから発着する

東海バスは、上記の路線であれば、南伊豆フリー乗車券が使えます。

ずらりと並んだバス停の前にバスが発車直前に入ってきますので、整理券を

取って乗り、下車時にフリー乗車券を提示します。龍宮窟まで往復する便は、

とても少ないのでちゃんと計画を立てて行きましょう。田牛行きに乗車して、

約20分で龍宮窟バス停に到着です。

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      🔘 龍宮窟入口

バス停の目の前は透明で遠浅の海と砂浜が広がっていました。

夏は海水浴客で賑わうようです。龍宮窟入口ヘはバス停から歩いて3分ほど。

周りにはお店などが全くなく、観光地化された感じがありません。

けっこう急な階段で降りていくと、龍宮窟はすぐでした。

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      🔘 光が差し込む龍宮窟

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      🔘 穴から見える海も美しい

龍宮窟は、波の浸食によってできた洞窟。天井の一部が崩れて、

直径50メートルの天窓が開いています。そこから光が差し込んで、

なんとも神々しいです。よくドラマのロケ地としても使われています。

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      🔘 上から見下ろした龍宮窟

龍宮窟は上から見下ろすこともできます。入口裏の駐車場から遊歩道を

上がっていくと、ちょうど真上へ。見下ろすと、ハートの形に

なっているのがわかりますでしょうか。先ほど下から見上げたら、上にいた人と目が合いましたが、今度は上から下にいる人たちと目が合いました。

  バスを途中下車して、下田をてくてく散歩します

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      🔘 (左)ペリーロード(右)源泉掛け流しの銭湯・昭和湯

龍宮窟をゆったり回っても、1時間ほどで折り返すバスに余裕で間に

合いました。バス停から近く、手軽に自然を楽しめるコースとして

おすすめです。さて、バスで再び駅方面に戻りつつ、途中下車。

かつてペリーが来航した時に歩いたと言われる川沿いの「ペリーロード」を

散策したり、街中にある銭湯・昭和湯で汗を流したりしました。

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      🔘 下田の老舗菓子店・日新堂

街中にある日新堂は大正11年に開業した菓子店。かつて三島由紀夫さんが、

こちらのマドレーヌをかなりひいきにしていたとか。1つ買っておやつに

食べつつ、あちらこちらにある、なまこ壁の建物を眺めながら駅まで

歩いて戻りました。

  今回の旅の目玉!特急「サフィール踊り子号」に乗車します

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       🔘 下田駅に停車中の特急「サフィール踊り子」

さて、本日のメインともいえる、特急「サフィール踊り子」にいよいよ乗車です。

サフィール踊り子は、平日は東京〜伊豆急下田間を1日1往復のみ。帰りの

上り列車は伊豆急下田駅を14時12分に発車するので、あまりのんびり

できません。しかも13時29分には下り列車が入線します。私は写真を撮る

ため、それまでに待ち構えていました。

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      🔘 1号車のプレミアムグリーン車は1+1列のゆったりした座席

サフィール踊り子は全車両グリーン席。運賃と特急料金以外に、

グリーン券またはプレミアムグリーン券が必要です。運賃は南伊豆フリー

乗車券が使えるので、特急券・グリーン券のみあらかじめ買っておきました。

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      🔘 (左)1〜6人で利用できるグリーン個室(右)個室2・3号車の廊下

ここで注意したいのが、きっぷの発券。人気列車なので、事前に

えきねっと」で予約しておいたのですが、発券は基本、JR東日本の駅でしか

できません。伊豆急下田駅では受け取れませんので、あらかじめ

東京駅などで発券しておきましょう。

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      🔘 5〜8号車は2+1列のグリーン車 

私は通常のグリーン車、海側2列シートの窓際を予約しました。

1人席もありますが、山側なので、景色は断然2列シートの方がよいのです。

どの車両も天窓があり、ガラスも大きく明るいです。

未来っぽさもあって、かなり私好みの空間でワクワクします。

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      🔘 4号車のカフェテリアのボックス席

さらにワクワクなのが、この列車にはカフェテリアが付いていること!

列車に乗りながらご飯を食べられるのを、本当に楽しみにしていました。

こちらもあらかじめ「サフィールpay」というサイトで予約しておいた方が

いいです。空いていれば、当日でも予約可。料金は事前にカード決済でも、

当日カードや現金払いでも大丈夫です。

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     🔘 ヌードル・さざえ焼きおにぎりセット、ミネラルウォーター付き

ただしカフェテリアで食べられるものは、ヌードルとそのセットのみ。20分間、

4回の入れ替え制なのでゆったりとしてはいられません。

ヌードルはミシュラン二つ星を獲得した「傅(でん)」の料理人、

長谷川在佑さん監修。昆布とかつおだしの醤油ベースのスープにちぢれ麺、

半熟卵に、かわいいかまぼこ。やさしく深い味わいで、もっと食べたくなりました。

ミネラルウォーターは、飲泉もできる奥下田の温泉「観音温泉」の温泉水です。

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      🔘 この景色は上り1番目の予約枠

ちなみに私が案内されたのはカウンター席。海を目の前にヌードルを

食べるって、とてもテンション上がります。うれしそうに食べていたら、

アテンダントさんに「あの、やすこーんさんですよね?」と話し掛けられました。

なんと以前、私のイベントに来てくださった方だそう! 驚きの出会いです。

旅はこういうことがあるから楽しいですね。 

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      🔘 富士山パンとコーヒー

興奮冷めやらぬまま席に戻り、回ってきた車内販売で富士山パンと

コーヒーを買いました。富士山パンはホワイトチョコに金粉が掛かっていて、

ぐり茶のパン生地に、ほうじ茶餡と凝っています。こちらもなかなか

おいしかったです。

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      🔘 私の席からの景色

座席はすべてコンセントが付いていて、リクライニングもばっちり。

足元もオットマン風に持ち上げることもできます。

広い空を見ながら横たわっていたら、あまりの開放感と快適さに

眠くなってきましたが、もったいないので

しっかり目を開けていました。東京駅までは約2時間半とあっという間。

もっと長く乗っていたい列車でした。

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【眼には蚊を 耳には蝉を 飼っている(シルバー川柳)】