言いにくいことを伝えるには?【生きるヒント】―10


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          言いにくいことを伝えるには?

                                                アサーティブ度を診断

相手とのコミュニケーションを損なわずに、自分の気持ちを素直に伝える

ヒントをご紹介します。これを知ると、心のわだかまりがすっきり消えますよ。

自分もOK、あなたもOKの関係を作る「アサーティブ」とは?

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「アサーティブ(assertive)」という言葉、ご存じでしょうか?

ご存じない方も多いかもしれません。1970年代にアメリカで注目され始めた

言葉で、辞書を見ると、「正当に主張する、はっきり自分の意見を述べる、

自分に自信を持った」、などという訳になっています。

でも自己主張というと日本の場合かなり強い印象がありますよね。

アメリカで「アサーティブ」というと微妙に違うなあ、という気がします。

悪びれずすっきり凛として自分の意見を述べる、という感じでしょうか。

日本語に訳せない言葉ってありますよね。そのまま英語が日本語になって

いるもの、例えば「プライバシー」や「ジェンダー」などもそうですが、

そのまま使わないとうまくニュアンスが伝わらない言葉。こういう言葉は

それまで日本の中で私たちの概念にないものであるようなことに思えます。

「アサーティブ」も、これまでそうした視点でものを考えてこなかった

概念といえます。 人と関わりを持ちコミュニケーションをとるとき、

上から目線になったり逆に妙におどおどしたり、失礼ではないかと気を

使ったり、あるいは距離が近過ぎて何でも自分の思い通りに支配しようと

したりするものですが、「アサーティブ」とは対等で心地よい関係性を

作り出すためのコミュニケーション手法ともいえます。

簡単に言うと自分もOK、あなたもOKの関係を作るコミュニケーション

方法なのです。

あなたのアサーティブ度をチェック!

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それではあなたのアサーティブ指数を調べてみましょう。次に挙げる

9つの事柄であなたが苦手だな、と思うものはどのくらいありますか?

  • 会合や集まりで発言や質問をする。
  • 貸しているものを返してほしいとき、言い訳せずに返して、と言う。
  • 男性の上司や男性の医師などに自分の意見を言う。
  • 一人で旅行に行く。
  • 嫌な仕事ややりたくないことを頼まれたとき、きちんと断れる。
  • 家族や友人から理解されていないと感じたとき、そのことについて

          相手ときちんと話し合う。

  • 助けてほしいときや手助けを頼みたいとき、SOSを出したり

          頼ったりできる。

  • ライブやコンサートで周りの人の反応とは関わりなく、自分の中に

         湧き起こる感動を表現して拍手したりできる。

  • 怒りを感じたとき、そのことを表現して自分は怒っていると相手に

          伝えることができる。

さあ、いかがでしょう。苦手な数が多いほどアサーティブ度は低い。

つまり相手とのコミュニケーションでストレスがたまりやすいといえます。

怒ることは悪いことではない、でも感情的に怒りを爆発させず、怒りを

冷静に伝える、というのがアサーティブ。嫌なときに

「それはできないんです」ということを言い訳したりせず伝えられるのが

アサーティブです。

4つのコミュニケーションスタイルを知る

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  1. 依存的いい人(いい子タイプ)
  2. 攻撃的な人(攻撃クレーマータイプ)
  3. 間接的に攻撃的な人(陰質で狡猾なタイプ)
  4. アサーティブな人  

    以上の4つに分類してみました。あなたはどれに近いですか?

    1. 依存的いい人(いい子タイプ)

    「あなたはOK、私はOKでない」という精神
    いつも受け身的。嫌でもノーと言えない。物事を自分で決められない。

    引っ込み思案。一人で食事や旅行ができない。また、ノーと言えずに

    何でも引き受けるのでいい人と思われているが、心の中はいつも

    罪悪感と怒りでいっぱい。結果、依存症に陥りやすい。 

    1. 攻撃的な人(攻撃クレーマータイプ)

    「私はOK、あなたはOKでない」という精神
    何でも自分の思い通りにしようと押し通す。自分の持論を展開して

    反対する人を攻撃、非難する。自分の権力で相手を支配しようとする。

    自尊心が強くそれを傷つけられたと感じると激しく攻撃する。

    結果、チームワークや友情を失う。経済的には成功者だが友人はなく

    心は空虚。

    1. 間接的に攻撃的な人(陰湿で狡猾なタイプ)

    「私はOK、あなたはOKでない」という精神
    直接自分の意見は言わないが、裏で巧妙に操作する。裏で陰口を

    言ったりして気に入らない人を攻撃する。キュートな振りを

    しながら人の心を操る。周りをだましたりしながら思い通りに

    操作しようとする。結果、人からの信用を失う。 

    1. アサーティブな人

    「私もOK、あなたもOK」という精神
    依存せず一人で行動できるが、困ったときには人に手助けを

    求められる。相手を尊重しつつ、自分がしたくないことには

    言い訳せずに断ることができる。人の前で自分の意見を

    話すことができる。  

    タイプ別、夫に対するコミュニケーションの取り方 

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では簡単に、ある日の夕食を例にとり、4つのタイプ、それぞれの人が

どんなコミュニケーションを取るのか解説しましょう。

一緒に参加してください。

【疲れて帰ってきたある夜のことです。夫は居間でテレビを見ながら

ビールを飲んでます。あなたは疲れて夕食を作りたくありません。

さあ、どうしますか?】

まずは考えてみてから、次の解説を読んでください。

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1のいい子さんタイプは、嫌でも「遅くなってごめんね、

これから作るからね」などと言います。ため息をつきながら自分はなんて

不幸なの、と思いつつ食事を作ります。

2の攻撃タイプは、今日は自分は忙しかった、とぶつぶつ言います。

こんなに忙しいのにあなたはわからないの!などと怒鳴ります。

夫は怖がってレストランに一緒に出掛けるかもしれませんが、

心の中ではうんざりしていて浮気したくなるかもしれません。

3の陰湿狡猾タイプは、大きくため息をついて自分がどんなに疲れているかを

見せつけて、夫が気付いてレストランに連れて行ってくれることを期待します。それでも気が付かないときは荒々しく鍋をガチャつかせたりしながら

物や食器に八つ当たりします。

4のアサーティブなタイプは、自分が疲れて夕食を作れないことを告げ、

外食するかデリバリーを注文するかを夫に相談します。

アサーティブな対処を増やし、自分の理想形に近づく

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いかがでしたか? いつもいつも同じように攻撃することはないでしょう、

でも時と場合により、あるときはアサーティブに対処できるのに、あるときは

我慢していい子をしていたり、攻撃したりするものですよね。

大事なことは、なるべくアサーティブな対処を増やしていくことです。

自分が本当はどうしたいのかを考えて、その理想の形に近づけるように

行動してみてください。少しずつ着実に、あなたのアサーティブ度を

アップしましょう。上がるほど生きやすくなります。

ではおまけに、もう一つ例題を。

【パリに住む夫の両親からの誘いでフランス旅行へ。夕食は義母の

手作り和食をいただくことになっています。残念なことに義母はとても

料理が下手です。さて、あなたはどうしますか】

アサーティブに考えてみてくださいね。

言いにくいことを伝える方法:I(アイ)メッセージを使う

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約束の場所に相手が30分も遅刻して、平然とした顔をされたら頭に

きますよね。「あなた、電話してくれればよかったじゃない!」と怒れば

相手もカチンときて嫌な雰囲気に。こんなとき主語を“あなた(YOU)”から

“私(I)”にしてみます。

「どうしたんだろうと心配しちゃった」とか「私が場所を間違えているのかと

不安になったわ」と。これがI(アイ)メッセージです。他にも「どうして

(あなたは)~できないの?」を、「~してくれたら(私は)助かる」

「~すると(私は)うれしい」などと表現すると、相手にうまく伝わります。

 自分の言いたいことを伝えるとカドが立つか?

今回のワークショップに参加した方から「自分の言いたいことを言うと、

人間関係にカドが立つのでは?」と心配する質問がありました。

アサーティブは、自分にも相手にもOKと思って言うことですから、

もし相手が嫌な気分になったとしたら、それはその人自身の問題です。

人間関係を心配してしまうのは、“相手の評価を気にするあなた”が

いるからです。相手に気に入られることや相手の評価は切り離しましょう。

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【着メロに 軍歌を入れて 歳がバレ(シルバー川柳)】