レタスをシャキっとさせる
「50℃洗い」とは?
夕飯のサラダに2日前に買ったレタスを使おうとしたら、シナッっと
していました。う~ん、これじゃサラダには使えないかも……。
しなびたレタスをシャキッさせる方法ってないのかしら? ちょっと
調べてみようと思います! なんと! お湯と水を使った
「50度洗い」という方法で、レタスをシャキッとさせることができるそうです!
「50度洗い」のやり方
50度洗いのやり方は以下の通りです。
- ボウルに沸騰させたお湯と、同量の水を入れる。初めは
50〜55℃程度になるので、少し時間を置くか水を足すなどして
48〜52℃ぐらいに調整する。そして、別のボウルに冷水を作っておく。
- お湯が入ったボウルにレタスを入れ、30秒~1分浸す。
- レタスを引き上げ、すぐに冷水に浸す。
たったこれだけで、レタスがシャキっとよみがえるのだそう!
熱いのが苦手な人は、ゴム手袋をした方がいいかもしれません。
また、レタスを浸すお湯の温度が40℃以下と低過ぎた場合、雑菌が
繁殖してしまうので注意しましょう。
お湯と冷水に浸すだけで復活するなんて、なんだか魔法みたいですね。
レタスの「50℃洗い」、いったいどんな原理なのでしょうか?
収穫された後の野菜は、水分の蒸発を抑えるために表面にある気孔が
閉じた状態にあります。50℃前後のお湯で食材を洗うと、「ヒートショック」
という現象によって葉の表面の気孔が開き、細胞が水分を吸収するので、
葉物野菜がみずみずしくシャキッとするのだそうです。
なるほど、水分の再吸収がポイントなのね。50℃のお湯に浸すことで、
雑菌が減ったり、野菜の表面に付いた酸化物を取り除けたりもするみたい。
酸化物が取れると野菜が長持ちするようですよ!
なんだか、レタスをたっぷり使った料理を食べたくなってきたわ!
せっかくだから、レタスがたくさん食べられるレシピも調べてみました!
レタスがもりもり食べられる簡単レシピ
🍬 レタスのレモン漬け
- レタス1個分を手でちぎり、プラスチック製の保存袋に入れる。
レモン1/2個を絞り、絞った後のレモンの皮も保存袋に入れる。
- さらに、昆布3cm角1枚、塩小さじ1、砂糖小さじ2、
サラダ油小さじ1を入れてなじませる。冷蔵庫で30分置いたら
完成。冷蔵で3~4日保存できる。
🍬 チョレギサラダ
- レタス1/2個は手でちぎり、ニンジン1/3本は千切りにする。
- ボウルに、ごま油大さじ2、塩小さじ1/3、
オイスターソース小さじ1、ゴマ大さじ1、すりおろしニンニク小さじ1を
入れ、よく混ぜる。2に1のレタスとニンジンを入れて、味をなじませたら完成。
🍬 生ハムのレタス巻き
- レタスは、1枚を3等分の大きさに手でちぎる。
- レタスをくるっと巻くようにしてまとめた後、生ハムで
しっかりと巻く。黒コショウを振って完成。
※大きめのレタス3枚に、生ハム9枚が目安。
しなびたレタスを復活させる方法がわかりました。50度洗いは
初めて知ったけど、画期的な方法ですよね!
どんどん使っていこうと思います。
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