先日ご近所さんから、もこもこしていて、色合いがかわいい「たわし」を
いただきました。「エコたわし」とか「アクリルたわし」というらしく、
余ったアクリル毛糸で簡単に編めるんですって。編み物が苦手な人でも
作れると聞いたので、ワタシもチャレンジしたくなっちゃいました。
早速作り方を調べてみましょう!
エコたわし(アクリルたわし)のメリット
エコたわしはデザインがかわいいだけじゃありません。一番のメリットは、
洗剤をあまり使わなくても汚れがすっきり落ちるということです。
なぜかというと、アクリル毛糸の細い繊維が洗剤なしでも汚れを取り込んで
落としてくれるから。洗剤を使わないということは、地球環境に対する
負担を減らして食器洗いや掃除ができるということ。さらに、
アクリル毛糸一玉でいくつも作れるので、コストパフォーマンスが
いいのも特徴の一つ。これらの理由から、「エコたわし」と呼ばれています。
指編みエコたわしの作り方
エコたわしの編み方はいろいろありますが、今回は編み針がなくても作れる
「指編み」のエコたわしをご紹介します。毛糸さえあれば、
すぐに作ることができますよ! 使う毛糸はアクリル100%のものに
しましょう。ウール混など他の繊維が混ざっていると、汚れが落ちにくい
場合があります。
- 好みのアクリル毛糸を用意したら、左手の親指に反時計回りに
毛糸を2~3周巻き付ける。このとき、短い方の毛糸の端は
手のひら側に出しておく。長い方ほうの毛糸(編み糸)は、
人差し指から小指に向けて、前後に通していく。
2・小指でくるりと回して、今度は人差し指に向かって毛糸がかかってない
指の方に、前後に毛糸を通していく。4本の指に毛糸が輪のように通って
いたらオーケー!これを「指糸」とします。
3・人差し指に来ている「編み糸」を、小指の方に流す。手のひら側に
かかっている毛糸が横1本になっていれば大丈夫!
4・次に、人差し指の指糸を、編み糸の下にくぐらせて、再び指にかける。
残りの指も同様に行う。これで1段の編み上がり。小指まで来たら
編み糸は、手の甲を通って人差し指までもっていく。
5・後は、3~4の工程を繰り返せば、手の甲側に編んだものが増えていく。
手の甲の方に編んだものができていく
6・50段まで編んだら、編み糸を20cmほど残してカットする。
50段ほど編んだ状態
7・左親指に最初に巻いた毛糸を外す。20cmの編み糸を人差し指から
小指の指糸にに順に通してたら、4本の指から糸を外す。糸端を引っ張り、
口を閉じる
編み糸を20cm残して切ったら、まず、左親指に巻いてあった毛糸を外す
20cmの編み糸を人差し指から小指にかけて通したところ
編み上がったもの。両端の編み糸を縛って留める
9・出来上がったもの(画像上)を、くるくるとロール状に巻いていく。
巻き終わりを両端から出ている糸で留めたら完成! フックに
かけるひもが欲しい場合は、かける部分の編み糸を残して、
二重縛りをするなんとなくややこしそうに感じますが、作ってみると、
とても簡単。初心者でも15分ほどで作れます。
楽しいアレンジエコたわし
エコたわしは指編み以外にもかぎ針でさまざまな柄を編みこむことができます。
丸や四角だけでなく、慣れてきたらハートやイチゴのような複雑な形も
思いのまま! 編み図を使うので少し難しく感じるかもしれませんが、
好きな柄や形のエコたわしはキッチンの素敵なアクセントになります。
ちょっとしたプレゼントにもぴったりですよ。
環境のためというと身構えてしまうけど、小さなことから始められそう。
手の届く範囲から少しずつ、エコな生活をしていきたいですね。
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和子もこの間美容院の先生に頂いて来ちゃった~(笑)