夫婦円満のヒント、
イライラを避ける暮らし方とは?
コロナ禍で在宅時間が増え、夫婦関係のイライラや不満が増えていませんか。
定年後の夫婦の「長年連れ添ったからこそのストレスの回避法」には
夫婦円満の知恵と工夫がありました。女性読者の実践例から円満夫婦の
ヒントを学びます。
夫婦円満のヒント1:夫婦2人で向かい合う時間を減らす
子どもが独立した後、夫婦2人で過ごす時間が少し
きゅうくつに感じる方が多いそう。話題があまりないのに
向かい合っていると、つい小言が増えて互いにストレスが溜まることも。
そんなときは、夫婦二人だけで向き合う時間を減らす方法を考えて
みるのはいかがでしょうか? 「子はかすがい」と表現されるように、
二人の間に挟むものがある方が夫婦円満な時間を過ごしやすく
なるかもしれません。
「食事どきは横並びに座って食べます。顔が見えないのがいいの」
夫との食事は、テーブルで向き合って食べるのをやめました。
向き合っていたときは、持病のある夫が心配で「塩分は控えたら?」
「飲み過ぎじゃない?」とつい口出ししていました。1日3食、毎回食事中に
あれこれ言われた夫は気分を害すし、言っても聞いてくれないので
私も疲れてしまうし、悪循環でした。今は、座る位置や時間帯をずらして
向き合わないようにし、二人とも、目線は常にテレビに向いています。
視界に入らなければ、ささいなことは気になりませんし、テレビのおかげで
「仲良く楽しく会話をしなければ」というプレッシャーもなくなり、ホッ。
せっかく作ったごはんをイライラしながら口に入れるなんてもったいない。
お互いおいしく食べることができれば、どんな形でもいいのかも、
と思っています。
💦 子どもの代わりに、ペットをかすがいに
「夫婦げんかの仲裁役はペット。お互いのイライラを和らげてくれます」
頑固で人の言うことを聞かない夫と、ちょっとしたことで口げんかが
絶えません。そんなとき、すかさず仲裁に入るのが飼い犬。言い争いが
始まると、急いで私のひざの上に乗ってくるんです。その姿を見ると
気が静まって、大爆発せずに済んでいます。抱っこしたときのぬくもりには、
イライラを吸収するパワーがあるのかもしれません。夫は夫で
「お母さん、あんなに怒らなくてもいいのにね」なんて、犬を介して
言いたいことを伝えてきたりします。夫婦関係を円滑にしてくれる、
なくてはならない存在です。
夫婦円満のヒント2:家事分担のルールを変える
妻は専業主婦で夫は外に働きに出ていたという家庭が多い読者世代。
夫が退職した後も家事をせず、妻が家事をし続けるということに苦痛を
感じる場合も多いようです。女性が家事をするのが当たり前という固定概念を変えて、定年後は夫婦で家事負担のルールを話し合ってみるのは
いかがでしょうか? 互いに自立した生活を送れるようになることが、
夫婦円満への一歩です。
💦 食事の用意は料金制に
「私も家事を定年退職。だから、我が家の夕食は1食100円で承ります」
5歳年下の夫が定年退職を迎えたのを機に、私も“専業主婦を退職”宣言。
以来、自室の掃除や洗濯はそれぞれが行い、共有部分の掃除は気付いた方が
やっています。食事も各自で好きなように食べるのが基本。
夕食を多めに作り、夫も食べるときは、リビングに置いてある貯金箱に
100円を入れてもらいます。たかが100円ですが、このおかげで、
長年抱えてきた食事作りの義務感から解放されました。1000円貯まったら
友達とランチへ行くなど、日々の楽しみになっています。
夫婦円満のヒント3:生活スペースを分ける
夫婦といえど、ずっと一緒に時間を過ごしたり、ストレスを感じる関係を
我慢したりする必要はありません。寝室を分けたり、自分一人の時間を
持つことで、互いにストレスを減らすことができます。離婚するほどでは
なくても、居住スペースをはっきりと分けたという人も。
夫婦関係も十人十色、互いの適切な距離感を見つけ出した人こそ、
夫婦円満でいられるのかもしれません。
💦 テレビを始め、別行動をとる習慣をつける
「毎日のテレビは別々の部屋で。たまの映画は二人で映画館へ。
ときどき一緒、がちょうどいいんです」
食後の楽しいテレビタイムのはずが、見たい番組が合わなかったり、
テレビに文句を言う夫の姿にイラッとしたり。そこで15年前から、
夫はリビングでニュース番組や刑事ドラマに集中、私は寝室で
録画しておいた旅番組を見ながらアイロンがけ、と別々の部屋で
過ごしています。その代わり、年に1、2度は二人で映画館へ出掛けます。
生活習慣や好みなど、毎日のこと、お互いさまの不満は言い争っても
解決しないもの。早々に別行動を習慣にする方が、一緒にいる時間を
前向きに楽しめます。
💦 二世帯住宅に住む
「夫は1階、妻は2階に寝食のスペースを分けました。気配は感じるので安心です」
夫は昔から、自分の主張を押し通してくる人。55歳で早期退職してから
家にいる時間が増え、私はさらに気詰まりに思うようになりました。そこで
3年前、思い切って二世帯住宅への建て替えを提案。話し合いを重ねて
納得してもらい、費用は私と同居の娘で出しました。1階が夫、2階と
3階が私と娘と孫のスペース。二世帯住宅といっても、内階段があり、
簡単に行き来できます。不思議なことに、以前は会話さえ苦痛だったのに、
今はとても気持ちが楽になり、もらいものを分け合ったり、時々一緒に
映画に行ったりすることも。気配を感じるので安心感もあります。
夫自身も、自分のペースで生活するのを楽しんでいるようです。
夫婦円満のヒント4:夫婦で旅行する
コロナ禍だからこそ、在宅時間が増えて夫婦で向き合う時間が増えて
ストレスが溜まっている人は多いでしょう。気軽に出掛けられる状況に
なったら、試してみたいのが夫婦旅行。家事のストレスから解放される上に、
旅行をすることで夫婦二人の共通の話題も増えます。
「年に数回、同じ場所に旅行。無口な夫との共通の話題にもなるし、
家事も休めて一石二鳥」
無口な夫との普段の会話は「今日は何食べる?」「何でもいい」。たまに
答えても「寿司かステーキ」なんて高価なものを言ったりするものだから、
腹が立ってしまいます。なので、年に4回、近場の保養所で過ごす
2泊3日の夫婦旅行がいい息抜き。「おいしい料理が勝手に出てきて
片づけなくていい」なんて、主婦にしたら天国です。いつも同じ宿なので、
宿泊客同士で顔見知りができたり、スポーツイベントに参加したり、
共通の話題や思い出も増えました。旅行中は、普段より自然と夫婦の
会話が弾みます。
夫婦円満のヒント5:夫婦といえど、話し方には注意する
つい機嫌を露わにしたり物の言い方がきつくなってしまうことは
ありませんか? だからこそ家族の関係ともいえる面はありますが、
度が過ぎるとストレスが多い関係になってしまいます。話題をうまく
すり変えたりと、自分がいつも機嫌良くいられるように会話をするのも
大事なのかもしれません。
💦 昔の自慢話は、上手にスルー
「昔の仕事の話は上手に聞くふりをしています。これで夫も上機嫌♪」
定年退職してもう10年近くたつというのに、晩酌のたびに、昔の仕事の
話を上機嫌で話し続ける夫。同じ話を何度も繰り返すので、こちらは正直
うんざりです。でも、無理やり話を遮って機嫌を損ねるよりはと、
とりあえず聞くふりだけはしています。目はテレビ、耳は半々、ときたま
口だけは相づちを打って……と、私も上手になってきました。それでも話が
長引きそうなときは、テレビや飼い猫をネタに、さりげなく話題を変えて
しまいます。
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和子の性格上、この方たちの様に割り切る事は出来ません。長年連れ添った
夫婦だから・・・和子の夫婦は夫は盆栽が好きでお庭で植木を眺めて
楽しんで居ます。和子はパソコンでブログを書いたり~連ドラを録画し
見たり~其々にお互いの趣味で楽しんで居ます。又やっぱり現役の頃は
家庭の事は殆ど夫はしませんが、年金暮らしに成ってからは洗濯物を
取り込んで呉れたり~ゴミを捨てて呉れたり・・・又お部屋のお掃除も
「週に一回は遣って貰ったり・・・お昼も交代で・・・夫は煮込みうどん
とかレトルトカレーとか?又最近は夕飯の後片付けをして貰ったり・・・
夫婦で円満に過ごして居ます。((^▽^笑) )