以前の関係性には、戻れない【恋愛と性】ー2

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       以前の関係性にはもう戻れない

 
新型コロナ禍は夫婦関係にどのような影響を及ぼしたのか? 

外出自粛やリモートワークで夫婦共に過ごす時間が増える中、

夫婦が向き合った結果、思い掛けず熟年離婚への扉を開いてしまった

という主婦の話を紹介しよう。

夫婦にも適度な距離感が必要

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新型コロナ禍でソーシャルディスタンスが叫ばれているが、夫婦には

もともと適度な距離感が必要。ずっと一緒にいたら身近な存在であるが

ゆえに双方、ストレスがたまるものなのかもしれない。

そんな中、結婚してから初めて二人でゆっくり話す時間がとれていると

いう夫婦もいる。ゆっくり話をした挙句の結果はいかに?

 まるで老後が早く来たみたい

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学生時代から付き合っていた彼と、卒業3年目に結婚したという彼女(55歳)。

当時としても少し早めの結婚だったが、それは彼女が妊娠したから。

今でいう「できちゃった婚」なのだ。

「周りは順番が逆だなんて言いましたが、私たちはいずれ結婚する

つもりだったので、それほど気にしていませんでした。ただ、当時は

末期とはいえバブル時代。私も結構いい給料をもらっていたので

キャリアを中断することに少しとまどいました」

その後、バブルも弾けて、第二子、第三子と産んだ彼女は会社に

居づらくなって退職した。30歳までに3人の子をもうけ、末っ子が

小学校に入るまでは育児と家事に全力を注いだ。とはいっても、一人で

何もかもはできない。自分の母親、義母、夫の弟妹を「こき使って」の

育児だったという。「私があまり遠慮しないタイプだったからでしょうね、

助けて助けてと言いまくっていたら助けてくれる人がたくさんいたんです!

 近所の人に子どもの面倒をみてもらったこともありました。夫は

バブル崩壊後、会社が吸収合併し、さらに買収されたりと大変だったから、

家のことにはほとんど構ってくれなかった」

その後、彼女は37歳で、ある飲食関係の会社に再就職。パートから

始まって8年後に正社員に登用された。長女と長男は独立し、すでに

家庭を持っている。次男は現在、地方で大学院生として暮らしている。

2年前から彼女は夫と二人暮らしだ。「だからコロナで夫ともども

在宅勤務になった今は、お互いに定年が早く来たみたい、でも老後は

こんな感じになるんだよね、と思っていました。二人で暮らすことには

慣れていましたが、変わったのは二人とも家にいること。朝起きても、

お互いに急いでない(笑)。だからもうすっかり老夫婦みたいな感覚です」

だが老夫婦になく、彼女夫婦にあったのは「お互いへの期待と不満」

だったのかもしれない。穏やかな老夫婦のように過去をいい思い出にして

話せればよかったのだが、まだまだ二人ともエネルギーがあり余っていたのだ。

 責めるわけではないが……夫の記憶は美化されている

 
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時間があるから、出会った頃からの話をときどきするようになった。

学生時代や就職してからの恋人時代のことは笑って話せたのだが、

結婚してからの話になると、彼女には夫と自分の間との齟齬(そご)の

大きさに気付く。 「例えば長女が生後半年のときに、夜中、いきなり

高熱を出したことがあるんです。新米ママですから、もう怖くて不安で

救急車を呼ぼうとしたら、夫が『みっともないから呼ぶな』と。じゃあ、

医者まで連れて行ってとお願いしたら、明日が早いから無理と

言われたんですよね」 その後も長女は苦しそうで見ていられない。

結局、抱いて近くのかかりつけの小児科医に駆け込んだ。先生が親切で、

そこから救急車を呼んでくれたが、あと数時間放っておいたら命に

関わるような事態になっていたのだ。「あのときは夫を恨みましたが、

夫はそれを覚えていないんです。それどころか、自分がそんな冷たい

対応をするはずがない、車で病院に連れて行ったはずだ、と。

長男のときは連れていってくれたことがありますが、それは長女のことで

懲りたから。夫の中では記憶がすり替わっているんです」

子育てにまつわることでは、そんな夫の記憶の塗り替えが多々あった。

夫は自分なりに育児にきちんと関わってきた“つもり”だったことも

判明した。 「いろいろ話しているうちに、私は夫に愛されてこなかった

気がするなあと、ふとつぶやいてしまったんですよね。そうしたら夫が、

オレも愛されてなかったと思う……と。学生時代からのノリと勢いで

できちゃった婚ですからね、それからはずっと生活に追われていて

ゆっくり愛情を育む時間もとれなかった。『このまま結婚生活を

続けていくんだよね、私たち』と言ったら、夫が『どうかな?』と言って

黙ったんです」 彼女は夫から、ひと言でいいから感謝の言葉が欲しかった

のだそう。いろいろなことがあったけど、今までありがとう、これからも

よろしく、と。その言葉があれば、記憶の塗り替えも、子育てに関わって

こなかったことも責めるつもりはなかった。「夫の『どうかな』が、

私の気持ちを妙に逆撫でしたんですよね。私はずっと家族のために

がんばってきた。あなたはそうじゃなかったと責め立ててしまった。

すると夫は『お前はいつだって、そうやってオレを責めてきた。オレは

家庭に居場所がなかった』と。居場所を作らなかったのはあなたの責任、

と激しい言い争いをしてしまいました」

 夫の「好きな人がいた発言」に傷ついた

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極めつきは、夫が40代の頃に好きな人がいた、と言ったこと。しかもそれは

彼女も知っている学生時代の仲間だった。久々に彼女と偶然再会した夫は、

何度か二人きりで会ったそうだ。「男女の関係にはなっていないと言って

いたけど、だったらどうして今更そんなことを言うんでしょうか。まるで

私と一緒にならずに彼女と結婚すればよかったと言いたげで、ものすごく

傷つきました。彼女は離婚して独身らしいので、だったら今からでも彼女と

一緒になればいいじゃないと言ってやりました」単なる痴話ゲンカなら

雨降って地固まるという事態になったかもしれないが、それまで散々

長年にわたる結婚生活への不満をぶつけ合った後だから、このやりとりは

致命傷に近いものとなった。 「今、夫のためには何もやりませんと

宣言して、家庭内別居状態です。食事も別々、彼のためには作りません。

洗濯も自分の分だけ。夫は料理はほとんどできないので買ってきて

自室で食べているみたいですね」

 忙殺されていた夫婦の問題が、コロナ禍で顕在化した

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30年近い結婚生活においては、不平不満があっても日常生活の煩雑さに

紛れてやり過ごされててきた。それが一気に表面化し、夫婦という

緊密だったはずの人間関係が激変してしまった。

「こんなことになることを予測していたわけじゃないんです。時間が

あるから話をしていただけ。話しているうちに自分の心の奥底に

しまっていた不満が噴出しちゃったんですよね。夫もそうだったのかも

しれないけど、言っていいことと悪いことがある。夫はそのルールさえ

守れなかった。それがどうしても許せないんです」

夫はなぜ40代の頃の女性との話など持ち出したのだろうか。今更ながら

妻に嫉妬してほしかったのか、あるいは彼女への思いが

断ち切れていないのか。不倫をしたかどうかはわからないが、

そんな話を持ち出した意図が読めない。昔の話だし、やましいことは

ないのだからとうっかり口が滑っただけかもしれないが、それでも

妻は傷つく。「結局、そういうことに想像力がいかない男だったと

いうことですよね。この結婚生活、何だったんだろう。今はそんな虚しさで

いっぱいです」新型コロナ禍が落ち着けば、いずれ二人とも、また出社して

仕事に明け暮れる日がくるのかもしれない。だがコロナ以前の生活に

完全には戻れないのと同様、夫婦関係も以前のようにはならない。

どうやって新しい夫婦関係を築けるのか、あるいはこのまま家庭内別居を

続けるのか、未来の老後はどうするのか?

彼女は模索している最中だという。

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和子は夫と大恋愛をして結婚したのではなく「都会に住みたい・東京・横浜の

大都会に・・・」と迄は思いませんでしたが、とにかく都会に憧れて

夫と結婚しましたが、夫は幼い頃に実母を亡くし苦労をした人だから・・・

取っても思いやりが有って優しい夫です。でも~夫婦で2人の子供を大学まで

出して現在の生活に成る迄は夫婦で必死でした。

 

和子は何度も病院に入退院を繰り返し幼い2人の子供の面倒を見て呉れて

大変お世話に成って、和子は老後の介護のお仕事を「夫に借金をしたから

返さなくっちゃ」って思っています。

この彼女は未だ々若いです。「夫から『有難う~』の一言が欲しい」と

おっしゃって居ますが、老後年金暮らしに成ればどちらかがお世話する羽目に

最終的には子供も巣立ち夫婦2人に成った時は最終的には夫婦です。

夫婦円満に過ごして居れば子供は両親の姿を見て育ちます。又子供には

子供の世界が有ります。何時迄も夫婦仲良く過ごされる事を祈って居ます。

【耳遠く あの世のお呼びも 聴こえない(シルバー川柳)】