母の日のプレゼントの定番「カーネーション」の鉢植えを長持ちさせる
お手入れと、来年も咲かせる方法をお伝えします。
カーネーションの鉢植えが傷み始める時期
母の日のプレゼントとして、「鉢植えのカーネーション」を贈ったり、
もらったりした方も多いのではないでしょうか?
プレゼントされたときはきれいに咲き誇っていた花も、1週間~10日ほど
たつと傷みが出始めてきます。意外に知られていない、カーネーションの
鉢植えのお手入れ方法をご紹介します。
長持ちするお手入れの基本!水やりと置き場所
カーネーションの鉢植えはどこに置いていますか?
カーネーションは日当たりと乾燥を好む植物ですので、室内でしばらく
楽しんだ後は、ラッピングペーパーやフィルムをすべて外して、
日当たりのいい屋外に出しましょう。 水やりの目安は土が乾いてからが
基本です。大切にするあまり、土が乾かないまま水やりを続けると、
根腐れやカビの原因になります。
鉢植えカーネーションには上のイラストのような、普通の鉢の他に
底面給水鉢と呼ばれる、受け皿に水を溜めるタイプの鉢があります。
普通鉢に水やりをする場合
植物に水がかからないように、水を与えます。
底面給水鉢に水やりをする場合
受け皿の水が減ってきたら、あふれないように水を足します。
月に1~2回、受け皿を外して鉢の上部から水を与えます。
どちらの場合も鉢の上部から水やりをする場合は、花に水がかからないように、
根本(土の部分)に水を与えましょう。水やりの際は鉢底から水が
流れる出るぐらい、しっかり、たっぷり行ってください。
長持ちさせるには、肥料をあげましょう
花をたくさん咲かせるカーネーションは、肥料をあげることで、
より元気に育ちます。緩効性肥料(プロミックなど)であれば、
月に1回程度、液体肥料(ハイポネックスなど)は週に1回程度を
水やりの代わりにあげてください。
※ 用法用量はそれぞれの指定に従ってください。
花を切り取るタイミングと目安
上の写真のように萎んだ花(花がら)を見つけたら、花を切り取る
タイミングです。
カットする場所は一節目の葉の上が目安です。
鉢植えのカーネーションの場合、次から次へとたくさんの花が咲くので、
花がらはこまめに取り除きます。このとき、蕾(つぼみ)まで切って
しまわないように気を付けましょう。
カーネーションの「切り戻し」のやり方
一つの茎からいくつか花が終わったら、茎の半分程度の長さで切ります。
これを「切り戻し」と呼びます。このとき、茎が密集しているようでしたら、
間引いてもOKです。切り戻しや間引くことを行うことで、気温が高い時期に
起こる蒸れや株の傷みを防ぐ効果があります。
※特に小さな蕾は開花しない場合が多いので、頃合いを見計らって
カットすることをおすすめします。
カーネーションの鉢植えを来年も咲かせるには?
カーネーションは多年草ですが、鉢植えのカーネーションを翌年も
咲かせることは、かなり難易度が高くなります。もともとカーネーションは
湿気が苦手な植物なので、日本の梅雨時や夏、冬場の寒さを乗り越えることが
難しいのです。植物に手を掛けられない方は、無理をせず、一年草と
割り切ってしまうことをおすすめします。 来年も咲かせるためには、
梅雨前に「切り戻し」と「植え替え」を行いましょう。
すべての茎を半分程度に切ったカーネーションを、一回りから二回り
大きな鉢に植え替えます。 5号鉢(直径15cm程度)であれば、
6号(直径18cm程度)から7号(直径21cm程度)が目安。水はけを
よくするために、鉢底石を入れ、草花用の培養土を使って植え替えましょう。
このとき、鉢の縁まで土を入れず、9割くらいまでに留めます
(ウォータースペースといいます)。植え替えた後は、通常の水やりと
同じように、鉢底から水が流れ出すぐらい、たっぷりと水を与えます。
植え替え後の置き場所は、直射日光と雨が当たらない風通しのいい場所に
置きましょう。うまく生育が進むと、秋に再び花を咲かせることが
できますので、蕾がついた頃から開花する間に肥料を与えてください。
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田舎の山奥で育ち、土を弄るのが苦手で横浜に来た和子には到底無理・・・
だけど、やっぱりお花は心を癒して呉れますね?(笑)
反面夫は盆栽が好きで老後の楽しみはお庭に出て盆栽のお手入れを・・・(笑)
カーネーションも遣って呉れないかな?((^▽^笑) )