薬物治療で寛解を目指す!【美と健康】―3


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       関節リウマチとはどんな病気?

                                    症状と日常生活のケア法

 女性に多い関節リウマチは、放っておくと骨がどんどん破壊されていく病気。

「やがて寝たきりになる」と以前は恐れられていましたが、現在は治療法の

進歩により、短期間で病状が安定するようになりました。関節リウマチの

症状と日常生活のケア法を紹介します。関節リウマチとはどんな病気?

関節リウマチの原因は免疫の異常!早期治療がカギ

関節リウマチとは、免疫に異常が起こる自己免疫疾患の一つ。本来、

自分を守るはずの免疫細胞が、関節の中にある「滑膜(かつまく)」を“

敵”と見なして攻撃するようになり、その結果、関節に炎症が生じ、

痛みや腫れが出てきます。さらに進むと骨まで

破壊されてしまうこともあります。

     
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   『患者のための最新医学リウマチ』

そのため「関節が変形したり動かせなくなったりして、いずれは歩くことも

できなくなる」というイメージが強かった関節リウマチですが、近年は

治療法が格段に進歩し、病気の進行が止まる患者さんも珍しくなくなりました。

「効果の高い薬が続々と登場し、リウマチ治療はこの十数年間で劇的に

変わりました。痛みなどの症状を取るだけでなく、病気そのものの進行を

抑えることが可能になったのです。早期に見つけて適切な治療をすれば、

早い人だと3か月程度で病状が落ち着くこともあります」

 今すぐチェック!関節リウマチの症状チェックリスト

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関節リウマチは女性に多い病気で、発症のピークは40〜50代ですが、

60代以降で発症することも少なくありません。高齢化に伴い患者数も増加。

現在、70〜80万人(※)の患者がいるとされています。

初期の症状は関節のこわばりや腫れ、痛みなど。特に朝起きたときに

手が握りにくい、手足を動かしにくいといった「朝のこわばり」が特徴です。

まずは該当する症状がないか、チェックしてみましょう。

こんな症状はありませんか?

  • 朝起きたときに関節のこわばりが15分以上続き、この症状が

          1週間以上続く。

  • 全身の3つ以上の関節が腫れ、この症状が1週間以上続く。
  • 手指の第2・第3関節、手首、足首、足指のつけ根の関節の腫れが

        1週間以上続く。

  • 左右の関節が腫れ、この症状が1週間以上続く。

上の症状がある人は早めに病院受診を。関節リウマチは、早期発見・

早期治療が重要です。

「関節リウマチの発症は血液検査でわかるので、心当たりの症状がある方は、

身近な医療機関で検査を受けることをおすすめします。結果が陽性なら

リウマチ専門医を受診して、詳しく診てもらうといいでしょう」

 早期の薬物治療で8割が治癒に近い「寛解」状態に!

関節リウマチの治療はとにかく先手必勝です。

「関節リウマチは初期ほど関節の破壊が進みやすいので、最初が肝心。

抗リウマチ薬で関節の炎症を強力に抑え、骨の破壊が起こらないようにします」

抗リウマチ薬には多くの種類がありますが、主役になるのは免疫抑制薬と

生物学的製剤です。免疫抑制薬は免疫の働きを抑える薬です。生物学的製剤は

免疫の異常を引き起こす物質(炎症性サイトカイン)や免疫細胞の働きを

徹底的に抑えこむ切り札的存在。免疫抑制薬が効かない場合、出番となります。

「関節リウマチの治療目標は、病気が落ち着いて症状がなくなる

寛解(かんかい)』という状態に導くこと。治療開始から1年を目途に

これを目指します。現在はこれらの薬を上手に使うことで、8割程度の

患者さんが寛解に至るようになりました」と・・・

治療効果を高めるためには、薬といかにうまく付き合っていくかが

鍵となります。「薬は3か月ごとに効果を評価し、効かない場合は

別の薬に切り替えます。その患者さんに合った薬を選ぶことが重要です」

長い間、治療をしているのによくならないという人は、薬物療法に詳しい

専門医に診てもらうといいでしょう。

 病気と上手に付き合うための日常生活のケア

関節リウマチの症状を和らげるためには、日常生活のケアも大切です。

けがや疲労といった肉体的ストレス、落ち込んだり、くよくよしたりする

精神的なストレスも、免疫の働きを活発にし、病気の悪化につながります。

「調子のいいときもあれば、悪いときもあります。あまり心配し過ぎず、

自分のペースで病気と付き合うことが大切ですね」

また、冷えると関節のこわばりや痛みが増しますから、お風呂でしっかり

体を温めたいましょう。関節を動かしたり、筋力を強化したりする体操も

おすすめです。

日常生活はこんなことを心掛けて!ストレスをためない

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イライラ、クヨクヨは大敵。精神的ストレスは病気を悪化させます。

のんびり、ゆったりを心掛け、笑ったり、おしゃべりしたりする

楽しい時間もつくりましょう。

寝る前にお風呂で体を温める

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体が温まると血行がよくなり、関節のこわばりや痛みも和らぎます。

夜寝る前にぬるめのお湯に長めに入り、芯からぽかぽかに。

湯冷めをしないよう気を付けて。

 リウマチ体操を毎日の習慣にしよう!

「筋肉や腱を鍛えることで関節への負担が減り、関節機能の維持に役立つ」と

いう、リウマチ体操を教えてもらいました。体操の回数は、それぞれ毎日

5〜10回ずつ3セットが目安です。

両手で押し合い筋力アップ

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左右の手のひらを合わせ、矢印の方向に力を入れて押します。関節を

動かさずにできるので、炎症が強いときでもOK。

タオルをはさむ簡単筋トレ

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バスタオルを丸めて肘の関節の間に置き、それをはさみ押すように腕を

内側にゆっくり縮めます。肘だけでなく、膝の裏にはさんで

屈伸しながら押すのも効果的。

太ももの筋肉を強化

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いすに座り、膝を伸ばした状態でゆっくり片脚を上げ、そのまま

5〜10秒間静止させた後、ゆっくり下ろします。痛みが翌日にも残る場合は、

やり過ぎなので運動量を減らしましょう。

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【夫より 三歩前行く 老後かな(シルバー川柳)】