刑務所だって住めば都かな???


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         《和子は又々こんな記事を見た~》

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少年刑務所で気付いた「人間の本質は優しさ」

ある作家の方が、2007年から16年まで奈良少年刑務所で受刑者の

少年たち186人に絵本の朗読や、詩を書く授業を行いました。

その中で彼女は少年たちの書く詩と、その詩に対する彼らの反応に触れ、

人間の本質は優しさではないかと気付いたそう。

直球な詩を作った少年は悪い魔法がとけた

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刑務所の少年たちが書いてくれた詩の中に、こんな一編がありました。

「すきな色」

ぼくのすきな色は

青色です

つぎにすきな色は

赤色です

確かに私は少年たちに、「書きたいことが見つからなかったら、好きな色に

ついて書いてきてください」と言いました。とはいえ、こんな直球の詩が

来るとは思わず、のけぞりそうになりました。コメントに困っていたら、

受講生がみんな手を挙げるのです。 「僕は、〇〇君の好きな色を

一つじゃなくて、二つ聞けてよかったです」「僕も、二つも教えてもらって

うれしかったです」「僕は、〇〇君は青と赤がほんまに好きなんやなあ、と

思いました」……本当になぜ彼らは、こんなに素直に、優しさを

あふれさせることができるのだろう。少年刑務所に入るほどの罪を犯した

子なのに。 その詩を書いた子は、いつも表情がなくて、目も宙を泳いでいる

ような子でした。それがみんなの感想を聞いて、ふっと笑ったんです。

刑務所の教官はそんな彼を見て「〇〇君、いい顔してるじゃないか」と

言ったら、恥ずかしくなっちゃって頬がぽっと赤くなって、急に悪い

魔法がとけて魂が戻って来たようでした。彼の魔法をといたのは、

この詩です。 そしてそれを「詩だ」と思って受け止めてくれた仲間です。

私たちは何もしていません。こんな詩を書きなさいとも言いませんでしたし、

この詩は上手ですね、と評価もしませんでした。やったことと言えば

「おぜん立て」。ここなら何を言っても大丈夫、安心な場所ですよ、

という場所づくりをしただけです。それでもこうした奇跡のような

出来事が、毎回起きたのです。

詩が心を動かすのは、大人も子どもも同じ

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これは、まだ純粋さが残る少年が対象だから起きえたことだったのでしょうか。

私自身も疑問でしたが、あるとき私は別の刑務所で1日だけ、成人男子の

受刑者に同じような授業を行う機会を得ました。

たった1日の授業でしたが、ある受刑者の作品に対し、みんなが

「〇〇さんがそんな気持ちを持っていたなんて初めて知りました」

「そんなにしんどかったら、僕に言ってください」「〇〇さんを助けて

あげたいって思いました」……。そんな言葉が次々に飛び出したのです。

驚きました。大人も子どもも同じなのです。

おそらく、作文ではなく詩という、より研ぎ澄まされた言葉で綴ることが

よかったのではないかと思います。彼らは、心の襟を正して一生懸命に

書いたでしょう。言葉にすることで自分の魂の隠していたい部分も

バレてしまうかもしれない。怖い。そんな気持ちを乗り越えて一生懸命書く。

その言葉は、スマートフォンやパソコンのSNSなどでやりとりされる

言葉とは違います。もっと神聖な言葉。その言葉を自分自身で

「これは詩だ」と思ってみんなの前で読む。みんなが「ああ、詩だねえ」と

受け止めてくれる。こうして言葉は詩になり、人の心を動かす力を持つのだ、

と私は思いました。

私たちが行った「詩の授業」は、「社会性涵養(かんよう)プログラム」と

いう教育の一環で、その人の内面を豊かに育てていく教育方法でしたが、

他にもいろいろな種類の授業がありました。例えば、生まれたばかりの

赤ちゃんと同じ重さの人形を彼らに抱いてもらい、自分もこのくらいの

大きさ、重さで生まれてきて、今ここまで大きくなったのだということを

実感してもらう授業。これは殺人を犯した少年たちが全員受ける授業でした。

また、10名ほどが集まり、一人が大きな毛糸の玉を持って、誰か一人に

「あなたのこういうところが好きです」と伝えながら毛糸の玉を渡す。

そうして次の人へ、次の人へと玉が渡されていくうちに、毛糸の網の目が

張られていきます。その糸の網のように、人と人がつながっていて、

みんながみんなに支えられているんだよ、これが社会ってものなんだ、と

実感してもらう授業もありました。私はこれを太陽教育だと思っています。

「北風と太陽」の寓話があるでしょう。「自分の罪を反省しなさい」と

指導するのが北風教育です。でも普通に生きてきた私でも、

「自分のどこが悪いのか反省しなさい」と言われたら、とても苦しくなります。

まして本当に罪を犯していれば、耐えられることではないでしょう。

「償いの詩」が誰しも変われると気付かせてくれた

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私たちは授業の中で、一度も「反省しなさい」などと言ったことがありません。

でも自分から、こんな詩を書いてくれた少年がいました。

「つぐない」

つぐない

きびしい刑務所生活

いつもかんがえる

被害者の心のキズ

つぐない

つぐないきれない

あやまち

もう二度と

つぐない

犯した事件

生きているまで

つぐないつづける

彼は、このプログラムを通して、自分が傷つけた相手にも同じ命、

同じ人生があったのだということを悟り、自分のしたことに思い至って

この詩を書いた。これが太陽教育なのだ、と私に実感させてくれた詩でした。

私は刑務所で受刑者たちと出会い、人間の本質は優しさなのだと信じることが

できました。ひどい罪を犯した人の中にも優しさがある。その優しさを

うまく出せずに、罪を犯してしまったけれど、また変わることもできる。

彼らがそれまで受けられなかった、他人からの共感や理解が得られれば、

本当に更生することができるのではないかと思うのです。

廃庁となった奈良少年刑務所とその後も続く活動

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和子は中学1~2年の頃に、京都の山科と言う所に「北山寮」と言う養護施設に

村のお寺のお坊さんに連れられて1拍2日で慰問に行きました。

出掛ける前には各家庭で着られなく成った洋服とか食料品(乾物やお菓子)を

集めてお土産に持って10名足らずで・・・

寒い冬で田舎は雪も降るし・・・京都・山科も寒い所でした。

伺うと寮の表でたき火をして寮長さんを初め寮生は暖をとって居ました。

その輪の中に1匹のワンちゃんが・・・聞く所に依ると、身寄りの無いこの

寮生の中に1匹のワンちゃんと遊ぶ子供を保護し、

「犬も一緒じゃ無いと嫌だ」と・・・

和子達は会議室で布団に毛布・あんか迄与えられて休みましたが、寮生は

掛け布団1枚で休み、朝も早くから寮生全員でお掃除をする。

我儘放題に育た和子達には信じられない光景でしたね?(笑)

【銀行の 待つ間凌ぎに 孫を連れ(シルバー川柳)】