人も一人の人生・・・


      f:id:akicyan6041:20210315164701j:plain

          《和子は又々こんな記事を見た~》

      💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦

     少年刑務所で生まれた1行の詩が、彼らを変えた

 奈良少年刑務所の少年たちに月に1度「絵本と詩の教室」の講師を

務めることになった作家のひとりの女性。絵本を朗読することで自分を表現し、

周囲に受け止めてもらえることを経験した少年たちは、今度は詩を

書くことになります。そこで起きた反応は――。

少年刑務所で生まれた1行の詩が、彼らを変えた

詩を書くことに初めて挑戦した少年たち


        f:id:akicyan6041:20210315164728j:plain


刑務所の少年たちは、詩なんて書いたことがない子がほとんどでした。

「次の授業までに書いてきてください」と言われても、何を書いていいのか、

見当もつかなさそうだったので、小さいときの楽しかったことや

悲しかったこと、これからの希望や不安でもいい。今日は暑いなあ、

でもいい。何でも書きたいことを書いていい。どうしてもなかったら、

好きな色について書いてきてください、と言いました。

そんな宿題、逃げ出したい子もいたかもしれませんが、みんな一生懸命

書いてきました。やっぱり色の詩が多かったですね。いくつかご紹介しましょう。

「金色」

金色は
空にちりばめられた星
金色は
夜 つばさをひろげ はばたくツル
金色は
高くひびく 鈴の音
ぼくは金色が いちばん好きだ

受講生はみんなしゃべるのが苦手で、これを書いたのも言葉数の少ない

少年でした。彼からこんなポエティックな詩が生まれてくるとは

思いもしませんでした。鶴も鈴も、色そのものではないのに、それを金色と

感じる彼の気持ちに胸を打たれました。

「黒」

ぼくは 黒が好きです
男っぽくて カッコイイ色だと思います
黒は ふしぎな色です
人に見つからない色
目に見えない 闇の色です
少し さみしい色だな と思いました、だけど
星空の黒はきれいで さみしくない色です

この少年は育児放棄され、コンビニの廃棄弁当を盗んで食べるような

生活をしていました。そういう子が、人に見つからない闇に紛れて、

ほっとしているのだけど、同時に寂しく感じている。そして見上げた

夜空はきれいだった――彼がどんな罪を犯したにせよ、彼の心の中には

こういう思いがあったのです。

たった1行の詩が仲間たちの心を動かした

      f:id:akicyan6041:20210315164753j:plain

授業中、いったい何度泣かされそうになったことか。こうした授業を

2年半ほど繰り返し、5期目となった授業で、ある少年がたった

1行の詩を書きました。

「くも」
空が青いから白をえらんだのです

なんて美しい詩だろう。そう思いました。

授業では、自分で書いた詩を読んでもらい、聞いている仲間が感想を

言い合うのですが、その少年は、薬物中毒の後遺症があって、ろれつが

うまく回らず、自分の詩を大きな声で読むことができませんでした。

「もう一度、みんなに聞こえるように、ゆっくり大きな声で読んでくれないかな」と言っても、自信がないせいか、早口になってしまう。何度かお願いしたら、

ものすごくがんばって一生懸命読んでくれ、仲間たちもみんな大きな拍手を

送りました。その彼が、「先生、僕、話したいことがあるんですが、いいですか」と言うのです。最初のひと言はこうでした。

「僕のお母さんは、今年で七回忌です」

彼の話は、どもったりつっかえたりでしたが、要約すると、お母さんは

体が弱く、お父さんがいつもお母さんを殴っていた。彼は小さくてお母さんを

守ることができず、お母さんは病院で亡くなったのですが、亡くなる前に

「つらくなったら空を見てね。お母さんはそこにいるから」と言い残した

そうです。「だから僕はお母さんのことを思って、お母さんの気持ちになって、この詩を書きました」 空が青いから、あなたによく見えるように、私は

真っ白になって空に浮かんでいますからね、という母の気持ちになって

書いたのかと思うと、胸がいっぱいになりました。

ところが、まだ続くのです。彼がそう言って着席したら、他の受講生たちが挙

手して次々に感想を言い始めました。

「僕は、〇〇君はこの詩を書いただけで親孝行やったと思います」

「僕は、〇〇君のお母さんはきっと雲みたいに真っ白で清らかな

人だったんじゃないかなと思いました」 「〇〇君のお母さんはきっと

雲みたいにふわふわで、やわらかくて、優しい人だったんじゃないかなと

思います」 どの子もこの子も、なんていい子なんだろう。それなのに、

いったいどんな罪を犯してここにいるのか。こんなに優しい気持ちを

持っているのに、どうして、何が、あなたたちに罪を犯させたのか。

そう思っていたら、また別の少年が――その子は自分の犯した罪が大き過ぎて、

自傷行為が止まらず、いつも真っ暗な表情をして、今までろくに発言もした

ことがなかったのです。その彼が、すごく勢い込んで、挙手をしました。

「僕は、お母さんを知りません! でも、この詩を読んで空を見上げたら、

お母さんに会えるような気がしてきました!」

私は、受講生たちがどんな罪を犯したのかは知らされませんし、半年の

講座が終了すれば、その生徒たちとはもう二度と会うことはありません。

でも、偶然、この「お母さんを知らない」と発言してくれた少年については、

その後の姿を見ることができました。 たまたまテレビが、この授業の

半年後の彼を取材してくれたのです。彼は、まだ刑務所にいましたが、なんと

工場の副班長になっていました。表情は明るく、背すじが伸び、

背が高くなったように見え、しかも「最近僕は、休み時間には、

仲間の人生相談を聞いています」と話すのです! 私はひっくり返るほど

びっくりしました。そして、よかった、もう彼は世の中に出ても大丈夫かも

しれない、と思いました。 彼は癒やされたのです。

      f:id:akicyan6041:20210315170334j:plain


彼を癒やしたのは、たった1行の仲間の詩。

活字で読むだけなら、ただ「美しい詩だなあ」と感心するだけだったかも

しれません。でも、声に出して読み上げ、仲間みんなで感想を

言い合える場がありました。みんなに拍手をしてもらったから、あの詩を

書いた少年は心を開くことができた。彼の心がわかったから、他の仲間も

心の扉を開いて、優しい思いをあらわにできた。その連鎖反応から、

母の顔を知らなかった少年も、今まで誰にも言えなかった心の内を

吐露することができ、それをみんなに受け止めてもらえた。

 「大変だったね」「さびしかったね」「がんばってきたんだね」

「僕も、小さい頃にお母さんがいなくなっちゃったんだ」そんな言葉が

向けられたから、彼には笑顔が戻ってきたのです。

💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦

      f:id:akicyan6041:20201130085043j:plain

 

和子が子供の頃は筆箱の中に小刀が入って居て休憩に成るとみんなで

鉛筆を削った物でした。勿論今は電動の鉛筆削りが有って小刀で鉛筆を

削る事も有りませんし・・・今は子供が小刀を持ち歩く何て飛んでも無い事です

其れだけ昔は穏やかな時代でしたね?(笑)

もう随分、昔のお話しですが、当時夫は東横線を利用して会社に行ってました。

有る日、会社から帰って来て「自由が丘の駅でTシャツ1枚に半ズボンを

履いて真新しいセッタの草履を履いてセッタが新しいから指の間から血が

にじみ、刑務所帰りの男性に逢った」と言う・・・

 

             f:id:akicyan6041:20210315170818p:plain                            f:id:akicyan6041:20210315170703j:plain

「その男性は刑務所から出る時に3,000円のお小遣いを貰って出所した

そうですが、『無性にパチンコが遣りたくってパチンコ屋に入って全部お金を

使っちゃって今から桜木町迄帰るのですが、電車賃が無いから歩いて帰るから

どう帰れば良いのでしょうか?』と聞かれ、『自由が丘から桜木町迄はとても

歩いて帰れる距離じゃ無いから・・・お金を上げるから此れで電車に乗って

帰りなさい』と言ったけど・・・刑務所帰りの男性は『又刑務所に

帰りたくないからお金は貰えません』と言って断った」とか?

今もその様な刑務所帰りの人が居るのかな?(笑)

【足腰を 鍛えりゃ徘徊 おそれられ(シルバー川柳)】