スマホ・SNS時代に必須!
「デジタル終活」とは?
このところ、友人と話していると「終活」の話題がちょくちょく
出てくるようになりました。親の介護や遺産整理で大変な思いを
している人もいると聞くし、自分たちは家族に迷惑がかからないように
したいわよね、と話しています。 「最近はデジタル終活というのも
あるらしいわよ」と友人。最近、はやりのオンライン帰省やオンライン旅行
みたいに終活もオンラインになるのかしら?
気になるので早速調べてみました。
デジタル終活とは
日本デジタル終活協会によると、パソコンやスマホといったデジタル機器の
中に入っているデータや、インターネット上にあるデータのことを
「デジタル遺品」と呼び、デジタル遺品の死後の取り扱いについて考える
活動のことを「デジタル終活」というんだそうです。
最近は携帯電話やタブレットを使ったり、SNSを通じてコミュニケーションを
取っている方が多いですよね(ワタシの母も使ってるわ)。こうした
デジタルデータやSNSなどの情報は、使っている方が亡くなった後もずっと残ります。
そのため死後にログイン情報がわからず情報が流出してしまうことや、
遺産相続などのトラブルに発展するケースが増えているんだとか。
自分が死んだ後に誰かがワタシのメールや写真を見たり、情報が
悪用されたりしたら……。想像しただけで急に不安になってきたわ。
これは真剣に考えなければ!
デジタル終活の方法
デジタル終活を進めるには、3つのステップがあります。
順を追って見てみましょう。
- デジタル遺品を洗い出す
まずは、自分にどんなデジタル遺品があるのかを洗い出します。メールや写真はもちろんTwitter、LINEといったSNSの情報や、ネットバンキングや課金サービスなど死後も支払いが続くものは、もれなくリストアップしておくのがポイント。 - デジタル遺品の扱い方を示す
次に、洗い出したデジタル遺品を死後どうしてほしいのか、保存してほしいものと処分してほしいものに仕分けします。誰にも見られたくないものや、残しておくと家族を困らせてしまうようなもの、すでに利用していないアプリやSNSなどは、この時点で削除や解約しておくよいでしょう - デジタル遺品の対応方法を記録する
デジタル遺品の対応について対応方法を書き残しておきます。
- スマホやPCなどデジタル遺品が入っている機器は、ログインIDやパスワードを明記する。
- アプリやクラウドサービス、課金サービスはログイン情報とともに解約手続きの仕方もメモしましょう。ネットバンキングは悪用されるリスクを考えて暗証番号は書かないこと。家族なら問い合わせれば確認することができます。
- 写真や連絡先、メールなどはSDカードなどに保存し、不要なものは削除しておく。
こうしてみると、思った以上にたくさんのデジタル遺品があることにビックリ。
元気なうちは便利に使えるけれど、いざというときのことを考えて定期的に
整理しておいた方がいいですね。
【デジタル終活編】スマホの中身・SNSの情報の処理
Q.自分の死後、スマホの中身やSNSの情報の処理は?
A.スマホのロック解除方法・パスワードの情報共有を。
「写真や住所録」などスマホに残ったデータや、Facebook(フェイスブック)などの
SNSにアップした情報、LINE(ライン)などのコミュニケーションツールは
個人情報の宝庫です。最近は、故人が遺したデジタル機器やインターネット上に
残したデータのことを「デジタル遺品」と呼ぶそう。SNSの普及により、
デジタル遺品によるトラブルも増えています。
「スマホの中身やネット上の情報は、死後もそのまま残ります。情報流出を
避けるため、生前に自分で整理しておくか、遺族が整理できるよう引き継いで
おくべき」
遺族がスマホを開けるよう「スマホのロックの解除方法(パスコードなど)」を
伝えておき、併せて「SNSやアプリなどのIDとパスワード」もわかるように
しておくこと。そうすれば、遺族が故人のSNSやアプリへログインして
登録情報などを削除できます。ログインできないと、運営会社に問い合わせる
など遺族の負担が増えてしまいます。
SNS時代は必須とも言える「デジタル終活」。お墓や葬儀の希望などと
ともに、エンディングノートなどにまとめておくと安心です。
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普段、何とも思わずパソコンやスマホを使って日々楽しんで居ますが
そんな先々の事まで考えた事無かった~~~最も和子のパソコンは
悪用される様な物は????((^▽^笑) )