《好美さんのお世話-2》
月・火・木・金と週に4日間、朝は7.30分から夕方19.00時頃迄
雨の日も合羽を着て一日に6～7軒のお宅訪問で、慣れないアップルの
センター長はお昼の食事の時間も満足に取って呉れなかったり・・・
又有る時は1軒目から2軒目に伺うのに通常は30分移動時間を取って
呉れるのが在宅訪問介護の決まりなのに～1分の移動時間も貰えず
「どうやって行くの？」って感じの時も有りました。
偶々サービスの入るまでに時間が有ったのか？水曜日のお休みの日だったか
記憶に有りませんが、スーパーサティー（今のイオン）にお買い物に行って
好美さんのご主人にバッタリ逢って「少しお茶しよう～」って誘われて
好美さんも鬱で一時は介護サービスに伺っても「貴女は誰れ？？？」と
追い返されたヘルパーさんも居たそうですが、和子がサービスに入った頃は
その様な気配は全然見られず、ごく普通に世間話をしたり・・・
食事の支度も「冷蔵庫に茄子とピーマンが有るからみそ炒めを作って・・・」
って感じで、取っても元気でした。
所が、スーパーで好美さんのご主人とバッタリ逢ってお茶をすると
「2～3日前に女房は夜中に家を出て暗がりの中を俳諧して由美子さんと
大探しした」とか？
由美子さんはアップルのヘルパーさんで一人暮らしをして居る和子と
同年代の方で、和子には「夫が居るから頼めなかった」と好美さんの
ご主人が・・・
好美さんは自宅から遠く離れた公園に行って「私の死に場所・私の死に場所・・・」
と、うろついてる所をお巡りさんに保護されたとか・・・
その後、和子がサービスに入った時は全然何時もと変わらず・・・雑談をして
笑みを浮かべて居ました。
【おんぶした 子をリストラで また背負い（シルバー川柳）】
