恐らく今、思うと母は若い時から良く腹痛を起こして、激痛の時には
「痛い・痛い・・・」とのたうち廻り苦しみましたし、和子も有る夜中に突然に
肋骨の裏の方が砂袋をぶら下げた様な鈍痛が起こり、横に成ってうつ伏せに
成っても掛け布団を4つに畳んで寄り掛かっても鈍痛は収まらない。結構長い時間
苦しんで、夫を起こしては不味いと思って水でも飲んで来ようと台所に
出て来て、水だけより正露丸を飲んでみようと思って飲んで収まったのが
2日目の夜、最初の夜は一人で苦しみ、布団の上でのたうち廻り3時間位
朝起きて「夕べは何だったろう?」だけで次の日はお仕事に行き、2日目も???
でも~2日目の夜に正露丸を飲んで寝たら3日目は何事なく、しっかり寝て
夫に「あの痛みは何だっただろう?」と言うと・・・
「毎晩、のたうち廻られると俺も寝られないからお医者さんに行って呉れば~」
って言われたけど、昼間は何でもない?「お医者さんに何て言うの?『夕べ
此処痛かった』って言うの?」と言いながらも嘘じゃ無いからお医者さんが
空いてたら会社の帰りに行こうと思い、お医者さんに行ってバリュームを
飲んで検査したら・・・腎臓に大きな結石(腎臓の2/3程の大きさ)が有って
先生がびっくりして、「即、赤十字病院を紹介して上げるから行きなさい」と
言われ、赤十字病院に入院して結石を切除しましたが、肋骨の裏の方が
砂袋をぶら下げた様な鈍痛は収まらず、時々夜中に苦しみました。
この痛みは胆嚢に結石が有って、其れが胆嚢の中で動くと痛い、
結局、腎臓結石は腎臓の壁にくっ付いて動かず成長し2/3の大きさに・・・
あの胆石の苦しみは、和子も(幸せな家族の魅力も無く死んで楽に成りたい)
と思ったから。母が姉に「毒薬を貰って来て欲しい」と言った気持ちは
冗談ではなく本心だと思うし・・・・何度かトイレに腰ひもを持って行って
自ら命を絶とうとしたらしいけど、姉さん(兄嫁)に見つかって成仏できず
姉さんが「かーこちゃん、お婆さんはトイレに腰ひもを持って行かったのよ」って・・・昔のお医者さんは胆石見つけられなかったのかな?(笑)
【あなたには 言えない遊び 軽い嘘(シルバー川柳)】