60歳の定年を迎えて長年勤めたお仕事も定年退職に成りハローワークの
斡旋で訓練校に入学し、川崎のヘルパー2級の資格を取る為に3ヶ月通い
資格を取って、今は無き、コムスンに在宅訪問介護として採用されて介護の
仕事を始めました。
学校で介護のお仕事の勉強をして、最初は先輩と2人で同行訪問、何日かは
先輩と同行だから良いけど・・・イザ、一人の利用者さんのお宅に訪問に
伺うと慣れない手付きで利用者さんに嫌われたり・・・認知症のおばあちゃんの
お宅に2時間伺って、血圧を測って休んで居る利用者さんに起きて貰って
ポータブルトイレに移動して貰ってトイレ介助・・・
「さ~私に掴まって起きて~?」と手を差し伸べると「痛い・痛い・・・」と
騒がれて・・・トイレ介助をする前に真空パックのご飯を鍋に入れて湯煎するのに
ガスを点けて置くと「煩い・・・」って怒られるし・・・
デーサービスのお迎えで「今から伺います」と言う電話に出ると・・・
「他人の家の電話に勝手に出た」と怒られるし・・・もう60歳を過ぎて
子供も立派に成人させて、こんな厳しい仕事辞めようかと何度も思いましたが
お友達から「折角ヘルパーの資格を取って勿体ないから3ヶ月我慢して
見たら?」ってアドバイスを頂き、センター長に「この認知症の利用者さんは
申し訳無いけど外して下さい」とお願いしたら・・・
「貴女は未だヘルパーさんの新人だったね?分かったよ~」ってセンター長に
この利用者さんは外して頂き、何とか、約6年頑張りました。((^▽^笑) )
【朝寒に 喝を入れたる 万歩計(シルバー川柳)】