思い出ばなし・和子の幼い頃の闘病生活-4

 

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   《2度目の手術》

最初の手術は10日位で無事に退院をして、やっぱり学校に行く前に

開業医に行って注射をして貰いながら何とか小学校を卒業して元気に成りましたが、

又中学に上がって春だったかな?やっぱり同じ場所が痛み出して、

「豊郷病院じゃダメから大津の赤十字病院に連れて行っ遣る」と言って

兄ちゃんに大津の赤十字病院に連れて行って貰ったけど~やっぱり大津の

赤十字病院でも同じ見方で・・・結局は又豊郷病院に入院して手術を・・・

この時は腰から注射をして下半身麻酔で先生たちのお話しは聞こえても痛みは

感じなかったです。

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この時は2人部屋で姉ちゃん(長女)位のオバサンが・・・彼女は和子より

遥に重病人さんで脊髄カリエスだと言ってました。

ある日、姉ちゃんが2人の子供を連れてお見舞いに来て呉れました。

夜に成ってお見舞い客が帰った後、お隣りのベットに入院されているオバサンが、突然泣き出して・・・ご主人が必死に慰めて居られるのですが・・・

 

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何でも、このオバサンはやっぱり幼い子供をお婆ちゃんに頼んで子供の

寝て居る間に入院して来たとかで、姉ちゃんが子供を連れてお見舞いに来て

呉れたら、オバサンも「子供に逢いたい・・・」と泣き喚かれてた記憶・

又この時は、彦根に居るオジサン(母の兄)が亡くなって母が彦根

葬儀に行って、代わりに君ちゃんがお世話して呉れて・・・病院の裏に

霊柩車が来ると「見に連れて行って遣る」と言って和子をおんぶして呉れて

病院の裏に見に行き、生まれて初めて見た霊柩車・・・((^▽^笑) )

 

【歩こう会 アルコール会と聞き違え(シルバー川柳)】