和子が長男を出産した時に母は68歳でした。母は年に数回腹痛を起こし、
「痛い・痛い・・・」と泣き叫び苦しんで居ましたが、和子が今、思うと
母は胆石だったんじゃ無かろうかと・・・
和子も33歳の厄年の時に胆石で何度も苦しみ、夜中に夫にタクシーで病院に
連れて行って貰い、病院に着いた頃は胆石が収まり、痛み止めの薬を貰って
帰って来た事が・・・母は兄ちゃんを出産した頃から腹痛が始まったって
聞いた事が有るからやっぱり母も30代前半頃から・・・
昔の事だから胆石って分からず痛み止めで抑えて居たのかな?
この様に年に数回激痛を起こし、父は「和子のお産の世話に横浜まで行くな~」
と散々反対した様ですが、母は「末っ子の初子のお産にはどうしても行きたい」と・・・和子の所にも電話をして来て「お父さんが『横浜に行くな~』って言うけどかー子から『お母ちゃんに来て欲しい』と頼んで欲しいと電話して来る始末
結局、赤ちゃんが生まれて和子が退院した日に、夫に新横浜まで迎えに行って貰って
母はお手伝いに・・・着替えだけでは無く沢山薬を持って・・・
和子が赤ちゃんと寝ている間にアパートの玄関を開けっ広げて何処かへ・・・
暫くして帰って来るから
和子 「玄関、開けっ放して何処に行ってたの?」と聞くと
母 「スーパーまで菓子パンを買いに行って来た」と・・・
和子 「此処は田舎と違うからしっかり玄関、閉めて行ってね?」
母 「玄関開けとけば、誰か居ると思って誰も来ないって・・・(笑)
全く大胆でどうしょうもない田舎婆さん・・・(笑)