夫の義母と父との間に3人姉弟が出来て、夫は戸籍上では8人兄妹に
みつ子はおとなしい性格で、和子が結婚した時は高校を卒業して社会人に
成ったばかりでした。彼女は某銀行にお勤めをして、かなり大金を貯めて居た様で、
関さんが脳血栓で倒れる前に、八王子にこじんまりとした平屋建てのマイホームを
買って、関さんが倒れるまでは親子4人で幸せな生活をして居た様ですが、
関さんが倒れてからは、大変だったと思いますが、勿論、和子とは
心を開いてお話をする様な事も無く、お互いに子育てで必死でしたが、
みつ子からの愚痴ばなしは、あまり零れて来ませんでした。
関さんが倒れて大きな手術をして、回復し一旦は、元の会社に復帰した様ですが
やっぱり脳を患い会社に行っても、元の様には仕事も出来ず、直ぐに退職し
何度か職を探して、頑張った様ですが長続きせず、毎日パチンコ屋通いを
して居たそうです。
ある日、パチンコ屋さんで再度倒れて・・・救急搬送された結果、今度は
脳梗塞で、右半身不随に・・・その時みつ子のお腹には第三子、お腹に子供が
居たとか?
関さんは、右半身不随に成って身体が、思う様に動かず、みつ子に連日
八つ当たりをするし・・・又々地獄の日々が・・・
兄妹たちは「今後、大変だから・・・子供を堕胎する様に」と勧めても
みつ子は「折角授かった命だから・・・」と頑張って第三子・可愛い女の子を
みつ子のお姉ちゃんには子供が授からず夫婦2人で共稼ぎをし、義母と2人で
色々と援助をして居た様です。