思い出ばなし・新婚当時の飛んだハプニング・・・

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結婚をして子供が出来るまで関西弁を直すのを目的にお勤めを始め、夫は何時も

2時間残業で帰りは8.30分頃・でも~水曜日と土曜日は定時で帰って来る。

従兄妹に紹介して貰った会社は、東横線の某駅で夫は線路を挟んで左へ~

和子は右へ・・・朝は何時も会社の近くの駅まで一緒で駅でバイバイ・・・と

 

水曜日と土曜日は定時に帰って来るので駅で待ち合わせて夕飯の材料を買って帰る。

アパートに帰って、夫にお茶でも一杯・・・と~やかんでお湯を沸かして居たら

「お風呂に行こうか?」と声が掛かり・・・「うん良いよ~」って感じで銭湯に・・・銭湯はアパートから歩いて10分位の所に有り、タオルと石鹸・シャンプーその他を

洗面器に入れて風呂敷に包んで其々に持ち銭湯に・・・

 

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すっかり一日の疲れを癒し、さっぱりして外に出て来て・・・やかんに水を入れて

火を点けて来たのを思い出し・・・びっくり(涙・・・)

でも~未だ結婚して数ヶ月銭湯の番台さんに「家の主人を呼んで~」と

お願いをしても知る由もなく・・・只無事を祈る思いで夫の出て来るのを待つ

(若しかしたら良く気の付く夫だから・・・

消して呉れたかも???)と思いながら・・・

 夫が表に出て来て・・・思わず

和子   「やかんを掛けて来たガス止めて呉れた?」

夫    「知らん?」

和子   「え~火を点けたまま来ちゃった~(涙・・・)

夫    「じゃ~俺、先に帰るから~これ持って来て~~~」

と夫は和子に風呂敷に包んだ洗面器を渡して走って帰って呉れました。

 

和子も2人の洗面器を持って走って夫の後を追い(どうしょう~火事でも

起したら他人様の家なのに・・・)と思うとドキドキ・・・しながら

走って帰る。途中まで帰ってアパートの屋根が見えたら(あ~良かった~~~)と

思いながら・・・(そうだ~ガスが充満して居たらどうしょう???)

と思いながら、アパートの鉄の階段を駆け上がって・・・玄関を開けると・・・

夫   「やかんに穴が空いたぞ~」

和子  「あ~良かった~~~やかんの穴だけで済んで良かった~~~」

所が、やかんに一杯水を入れて置いたお蔭で1cm位お湯が残って居たとか?

 

この時、新興住宅地の建売住宅の戸建てのアパートで火事でも起こしたら

和子の人生はどう成って居ただろう~無事で良かった~~~

勿論、自分の家でも火事を起こしたら大変だけど・・・他人様の新築の

込み入った戸建て・・・マジで今頃どうして居ただろう?((^▽^笑) )

【老い二人 集金人に お茶を出す(シルバー川柳)】