Cヘルパーさん・・・

彼女は和子の息子と変わらない年頃の2人の子供を持つ母親でした。

聞く所に依るとバツイチで2人の子供と共に両親と同居をして居たそうです。

和子がコムスンに入って早々に何人もの利用者さんのお宅に同行訪問をして

色々と学ばせて呉れた素敵な方でした。未だ訪問介護を始めた早々だったから

「貴女は私の行動をよく見てメモを取ってしっかり覚えてね?」って

言って呉れて・・・

 

そそ・・・天羽のバアチャンのサービスも和子と違う時間に入って・・・

天羽のバアチャンは殆ど全盲に近い利用者さんでしたが、病院で頂く薬の袋に

マジックぺンで詩や俳句を書いて、Cさんは其れを代筆して居ました。

又、嫁いびりをする利用者さんにも気に入られちゃって車いすに乗せて

毎週土曜日は病院に通院するのは、彼女Cさんのお役目でした。

其れと大里町のオバアチャンも「Cさんは子供が小さい時からお世話して呉れて

私の孫の様に可愛いのよ~」って皆さんに慕われて・・・一寸嫉妬する程の

素晴らしいヘルパーさんでした。

   【昔酒 今はびょういん はしごする(シルバー川柳)】