コムスンに在籍中にコムスンのセンター長から「kさんのお宅に1時間
生活援助でお掃除に行って~」と言われ初日はセンター長の同行で伺いました。
「今日は~」と玄関を開けると灯油の臭い、下駄箱の下には灯油のポリタンク
上には段ボールとスーパーのレジ袋の山、お家は大きなお宅で入った所の
居間にはテレビと炬燵・テレビの前には敷布団が一枚敷いて有って、枕
此処で何時も息子さんが寝そべってテレビを見る様です。炬燵の上には大きな
Fax付きの電話機と利用者さんの薬箱・新聞と・・・伝票を書く場所も無いほど一杯
色んな物が乗り、利用者さんは籐の椅子に座る。右奥はリビングでやっぱり
テーブルの上には様々な物が山積み・流し台の上の吊戸棚は戸が開きっぱなしで
油煙でベトベト・・・流し台の上にも鍋・やかん・フライパン・調味料~と
センター長が「玄関の段ボールやレジ袋を捨てましょうか?」とお伺いを
立てると・・・「捨てちゃダメ」と・・・センター長は呆れて・・・途中で
和子に「お願いね?」って帰っちゃう・・・
「私だって嫌だよ~~~」って言いたいけど・・・此れも仕事(笑)
和子は(1年掛かっても・2年掛かっても普通のお宅にして上げよう・・・)と
思いましたが、この利用者さんは、この「ごみ屋敷」で満足だから・・・
とにかく居間の奥には利用者さんの寝室でベットが有るのですが、
ベットの周りにはCO・OPで買った洗剤類・カップラーメン・マヨネーズ
フルーツの缶づめ・寝たきりに成っても不都合をしない様に・・・と言う
利用者さんの思いだそうです。